ウォーキングと旅行でのひとり言

鳥取県 宿場町 智頭 その1

5月の26日、智頭急行線で日帰り旅行を楽しみました。


智頭急行線は、兵庫県上郡町の上郡駅から鳥取県智頭町の智頭駅までの路線です。





自宅から上郡駅まで、自動車で嫁に送ってもらい、この電車に乗って智頭を目指します。


この線は全線が高架です。


トンネルが多いと感じました。しかも長いです。





途中の駅に、ピンク色の駅がありました。








「恋山形駅」です。恋のつく駅が全国に4つあります。

JR北海道の「母恋駅」、三陸鉄道の「恋し浜駅」、西武鉄道の「恋ヶ窪駅」。


恋山形駅は幸せを感じる駅というキャチフレーズ。




上郡から1時間20分ほどで、智頭に着きました。





駅の近くの「智頭町総合案内所」で、いろいろとパンフレットやマップを貰いました。





ここでは、細い道や坂道でもスイスイ進む、2人乗り「電気自動車」を借りることができます。

カップルには最高かもしれませんね。





私は、ウォーキングをします。黄色の線に沿って歩きました。





地図の「郵便局」を通り過ぎたあたりです。53号線との交差したあたりですね。


のんびりと楽しみながら歩きました。智頭は初めてきた所なので、周りをキョロキョロしながら。





「錦橋」の近くまでやってきました。つぎの信号を右に曲がります。


曲がって、最初の筋(新町通り)を少し右の方へ行ってみました。





私の好きな風景がありました。


元のところまで戻って、右へ曲がり、智頭往来の通りと交差するところまで進みました。





きた道と智頭往来が交差する場所です。「智頭往来(因幡街道)」は参勤交代の大名が通った道です。


そこの近くに、木の彫刻がありました。














「諏訪酒造」のところまで来ました。ここを右の方へ入って行きました。



すぐのところにステキなものを見つけました。








なんだと思いますか。子供が喜びそうな「蒸気機関車」です。

しかも、ピザを焼く釜になっているそうです。

そこのお父さんと思われる人が、嬉しそうにそのことを私に話してくれました。







さらに進むと、





「ふくろう」でしょうか。







ここから、智頭往来の筋までもどって、諏訪酒造に行きました。





左のほうに見える蔵は、大吟醸“鵬(おおとり)“で漫画「夏子の酒」に登場した蔵です。


中に入りました。





ここは、試飲ができるそうです。





うまかった。もちろん、土産に酒を購入しました。





百年余り、森に育まれた伏流水を使っているそうです。




外へ出て、ここからすぐのところに、「下町公民館」がありました。





当初は町役場として建築されたそうですが。大正時代の地方の洋風庁舎建築です。



ここから、「光専寺」へ行きました。









元の智頭往来に戻り、「米原家」を目指します。








米原家の近くまで行くと、明治時代の道しるべがありました。





後ろの方に見える石柱に注目。わかりにくいですね。

「西南東北」という文字が彫られたこの石柱は、明治12年に、因幡街道と備前街道の交わる場所に立てられました。ノミひとつで高度な技術で彫られたみたいです。


ここを、備前街道の方へ入って行きました。








「塩屋出店」です。明治30年ごろの和風建築。





「西河克己映画記念館」がこの中にあるそうです。中に入りました。「塩屋出店」の裏に出ます。





「塩屋出店」のガラス張りの縁側が見えます。この中の座敷から庭が眺められるようになっているのです。






映画記念館がありました。


西河克己は、智頭町出身で日活の映画監督です。吉永小百合ものの映画をたくさん撮影しています。

「若い人」、「青い山脈」、「伊豆の踊り子」、「帰郷」等。

記念館の中に入ると、懐かしいポスターがいっぱい貼ってありました。

私も中学、高校時代は、よく映画を見に行きました。1日で4本立ての安価な映画館がありまして。

舟木一夫が出ていた「絶唱」などは、見に行った記憶が今でも残っています。(50年ほど前ですが)

係りの人がいなかったので、写真撮影の許可が取れず、残念です。(ポスターを撮影したかったです)



ここを外へ出て、「米原家」を目指しました。





明治時代後期の建物。智頭産の巨木を使い最高の技術でつくられました。


ブログが長くなりました。この続きは次回で。

コメント一覧

和三郎
諏訪泉
http://blog.goo.ne.jp/wasaburo-1969
獺祭をありがたがる人種には
鵬のよさが分からないでしょうね
呑み飽きない純米大吟醸です
食中酒としてもいける
阿波山田錦の熟成火入れもあったはず

かつて恋ヶ窪にわりと近いところに住んでいたころ
行きつけの池袋の味里というお店で
夏子の酒のロケがありました
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