6時45分 自宅を出発。
火山活動がやや活発化していると報道された蔵王。念のためヘルメットとラジオをザックに入れる。
6時48分 セーブオンで買い物。
ロールパン(マーガリン・5個入)108円、スティックシュガー100円、チョコ(森永ダース)108円、カレーヌードル158円を買う。
エコーラインの夜間通行止を知らせる看板が設置されていた。もうそんな季節なのだ。
7時30分 TooCottonさん駐車場に到着。
宮城ナンバー1台のみ駐車。身支度を整える。足元はスパイク長靴。水は750mlの水と500mlのお湯を背負う。TooCottonさんの煙突からは薪ストーブの煙がたなびく。山の生活はもう冬支度なのだ。
7時37分 歩き始める。
登山口には先日金山町で開催された全国育樹祭の名の入った木製のベンチがおいてあった。
7時51分 仙人橋を通過。
8時04分 尾根に出る。
沢沿いの登山道に張られているトラロープの荒廃が目立つ。特に旧登山道との分岐付近は張り直しが必須。
8時15分 滝見場を通過。
優しい落葉の登山道を踏みしめて登ってゆく。
8時31分 「いろは坂」看板を通過。
この一か月のあいだに朝日連峰に3回ほど通った。久しぶりにここ蔵王の中丸山コースを歩いて気付いたことがある。「蔵王にあって朝日連峰にないもの。」それはエコーラインを走り上る車やバイクのエンジン音が聞こえてくるということだ。
今日も一人蔵王を歩いている。時々、友を山歩きに誘おうと思う時がある。しかし山には苦労も危険も伴う。気軽に誘うのは控えたほうがよいようだ。しかし逆に誘われたときは出来るかぎりご一緒しよう。楽しい登山のために。
急登が辛くなると思い出すことがある。東浦奈良男さんの「一歩々々の歩の中で休む。」立ち止まらずに歩きながら休むという意味だ。私も、急登が辛くなると歩幅を狭める。半歩、いや1/4歩と狭めて登ってゆく。
9時01分 中丸山を通過。
9時30分 月見が原を通過。
木道沿いにススキが目立つ。
9時43分 ワシ岩見を通過。
9時46分 石畳登山道に入る。
新しい道標の根本に置いてある古い看板の文字が色あせて読み取れなくなっていた。
9時57分 熊野岳に到着。
山頂は登山者で賑わっている。神社南東側には火山活動がやや活発になっている旨を知らせる看板があった。また近くには火山震度計が設置されていた。山頂神社脇の小屋の中にはヘルメットなどの防災用具は置いていなかった。
10時18分 熊野岳避難小屋に到着。
こちら熊野岳避難小屋の中には、防災用ヘルメット(1箱)と防じんマスク(2箱)、そして飲料水(500ml22本・2l3本)とヤカンが備えられていた。
火山湖「御釜」の見えるところまで下ってゆく。もし噴火すればこの景色も見ることが出来なくなるのだろう。
10時37分 熊野岳に戻る。
当初、馬の背から御田ノ神そしてスキー場へと周回する予定で登ってきたが、馬の背にはたくさんの観光登山者が訪れ賑やかな様子が見えたので、静かな山歩きを求めて登ってきた中丸山コースを下ることにした。
10時51分 ワシ岩見に着く。
インナーソックスとして履いてきたFukusuke5本指ソックスが撚れて右足小指にあたり始めた。靴擦れを起こす前に履きなおす。
11時23分 中丸山を通過。
山頂には15名ほどのグループが賑やかに昼食をとっていた。その後も単独男性登山者が登ってきたりとこんなに賑やかな中丸山々頂も珍しい。
11時30分 木道の末端で小休止。
山頂の賑わいを離れ木道末端まで移動し一人静かにコーヒーを飲む。ドリップコーヒーを淹れのに500mlテルモスのお湯で十分である。この秋は週末ごとに山に行っていたので今日の歩きがとても楽である。熊野山頂から避難小屋の周回もほとんど息を上げずに行動できた。
11時51分 山頂のグループが下ってきた。さて、追いつかれる前に出発しよう。
12時00分 いろは坂看板を通過。
長さ8cmほどの綺麗な鳥の羽を拾う。黒字の羽に部分的に水色と白の模様が入っている。「ザッ、ザッ、ザッ」と音をたて、乾いたブナの落葉の上を歩いてゆくのは楽しい。
12時21分 仙人橋を通過。
紅葉が見頃である。
12時31分 登山口を通過。
12時36分 TooCottonさん駐車場に到着。
紅葉狩りの観光客の車が10台ほど停車していた。遠くは広島ナンバーの車もある。