















日暮沢から清太岩山、竜門小屋を経て寒江山の手前「南寒江山」までをピストンする。
竜門小屋まではこれまで何度も歩いており、そのさき狐穴小屋までも一度足を伸ばしたことがある。だいぶ以前の事であるが。
今回は、ペースが良ければ竜門小屋から先を目指ざそうと思い登る。稜線はガスがかかり予想ほど気温が上がらず助かる。竜門小屋に立ち寄ると管理人さんらしき方がおられ言葉を交わす。
さて、寒江山を目指そう。以東小屋、狐穴小屋泊りの何人かとすれ違ちがう。薄くなったガスの合間に三角点が現れる。「辿り着いたな、寒江山!」と腰を下ろす。満足感と疲労感。寒江山山頂と思い込み5分ほど小休止。おにぎりを頬張り水分補給。下山の行程が気になり地形図などよくも確認もせず山頂を後にする。
翌日、GPSのトラックデータをカシミールで表示すると辿り着いた地点は南寒江山であった。「ペースが良ければ寒江山まで」と成り行き任せの計画で十分な地図読みもせずに入った結果、あと一歩のところで寒江山ピストンを逃してしまった。
竜門小屋前の水場について。バケツは置いてあるもののホースからは水は出ていなかった。日暮沢登山口には「枯渇のため利用不可」の知らせが掲示されていた。
また、今回はブーティ・エルとの初の朝日山行となる。
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