大津いじめ自殺:死亡生徒が通った中学校が保護者に説明会
毎日新聞 2012年07月12日 21時55分(最終更新07月12日23時43分)
大津市立中学2年の男子生徒が自殺した問題で、男子生徒が通っていた中学校で12日夜、保護者説明会が開かれた。沢村憲次教育長は、保護者の求めに応じて、男子生徒の自殺直後の全校アンケートの内容を保護者に公開すると表明した。蒸し暑い体育館の中で約3時間続いた説明会は、緊迫する場面もあった。
説明会は関係者のみを対象に開かれ、保護者約700人が出席。沢村教育長や学校長らが説明した。2年生の保護者の女性によると、亡くなった男子生徒の父も出席。「今回のことで騒がせてしまってすみません」と恐縮した様子で話し、女性は「胸が痛んだ」という。男子生徒の担任は欠席したという。
教育長や校長らは当初30〜40分にわたり、男子生徒の自殺からアンケートまでの経緯を説明。暴行の事実を確認した一方、葬式ごっこや恐喝は未確認と話したという。
質疑応答では、真っ先に手を挙げた保護者の男性が「1人の方が亡くなったのに、なぜ黙とうがないのか」と怒った口調で指摘。会場では拍手が起こった。学校側は座ったまま黙とうを始めようとしたため、保護者の更なる怒りを買ったという。
被害者生徒側に落ち度があったのかと思わせるような、こんなブログもある
(ブログから)
頑固親爺の徒然手記(難問解決への道標)
現役を引退した頑固親爺が、法治国家において法で解決できない問題が山積している現代社会に本音で迫り、問題解決策を模索していくブログ。難問を抱え込まないで相談にも応じます。
Author: 甲賀の"ういたかひょうたん狸"
1948年1月生れ
長年、公務員として奉職し定年退職
コンサルタント会社オフィース”K”代表
地方公共団体、道路管理、警備業等の顧問、セキュリティーアドバイザー、相談役経験
社員教育、公判対策、各種問題解決、対外交渉、リスク管理、コンプライアンス等幅広く担当
「生涯現役」が信条
法的な解決だけでなく、日常生じる「難問」を抱える企業等の要望に対応、奮闘中
(以下 ブログの記事)
いじめ問題の論点は?擁護しないし批判もしない・・・・・
大津署がマスコミの砲撃を受けているが、この問題の本質は、学校における「いじめ」である。いじめを把握できなかった学校の責任、被害届出を受理しなかった警察の責任を取り上げる以前に、少年の父母は、自分の子供の日常生活の状況や心の悩みに対して平素から真剣に対応したかが問題である。責任転嫁は子供の生命を守る親のあるべき姿でないだろう。
明石花火大会の雑踏事故は、当時の警察副署長が刑事被告人として公判が開かれているが、事故で子供を亡くした親は、英雄気取りでマスコミの取材に応じて、責任転嫁に終始している。 亡くなったお子さんは、そんな親の行動を期待しているのだろうかと思う。花火見物の際、危険だから歩道橋を利用しないように親から一言注意してほしかったのではないだろうか。また混雑する雑踏の中で、手をは離さないで、しっかりと握っていて欲しかったと思うのである。若かりし頃、仕事優先の日々に明け暮れ、子供を放任してきたが、たまの休みに家族と連れだって遊びに行った際は、我が子を危険なところに行かせないように常に注意していた。
それが親として当然のことであると思うが、最近の親は、自分の責任を他に転嫁して、しかも英雄気取りの常識のない行動をとる。
思春期にあける子供教育は、マスコミは学校の責任であるという論調であるが、親の責任である。 家庭における教育や躾が、子供が健全に生育するためには極めて大きい影響力を持っている。そのすべてを学校関係者に責任転嫁されては、教職員はたまらない。
さて、いじめが原因?かどうかは、死者に口がないから真実はわからないが、将来ある少年が、自ら命を絶ったことは間違いがない。この少年が生前中に同級生等から暴行を受けていたという断片情報をもとに、父親が被害届出をしたい旨申し入れてきたのに対し、警察は事実関係が不明であるから受理を拒否したというのがマスコミ報道である。
被害届については、法律(刑事訴訟法)上、明確な規定はないが、告訴や告発は規定がある。警察の対応を批判する気は毛頭ないが、もう少し親切心をもって対応していれば、こうしたマスコミへのタレこみにはならなかったであろう。事実関係が判らないのに、ある人に刑事処分等をうけさせる目的で虚偽の申告をすれば、刑法172条の虚偽告訴罪に該当し、3か月以上10年以下の懲役、また、人に刑事処分をうけさせる目的がない場合の虚偽申告は、軽犯罪法違反となる。父親には、事実関係が明らかでないの、虚偽の内容で人を刑事処分に処する意図がある場合は、こうした法違反になることを明確に伝える必要がある。
被害届出は、捜査の端緒であって、被害届出を受理しないことと捜査をしないことは別の問題であるから、一切のコメントをしないといった対応でなく、被害者?(自殺した少年?)並びに遺族感情を考慮して、事実解明のための必要な捜査は尽くす旨、回答すれば済むことである。トップの判断による、「ノーコメント」かもしれないが、トップが判断や方針を誤らないようにサポートする幹部も必要でないかと感じる。 トップを”裸の王様”にしないことであり、イエスマンは要らない。
2012/07/06(金) 11:41:34|未分類| トラックバック (1) コメント (940)
以上、ブログ記事引用
このブログは、被害者とその親が悪いように書いている。私の子供も高校でいじめにあったので、校長にいじめ防止を申し込んだが言を左右していた。挙句には、(私立校であったので)学校の方針に従えないなら退学をと言い出した。子供が退学を望まなかったのでぐっと怒りを抑えた経験があるので、大津市立皇子山中学校における自殺事件には怒りを覚える。この爺さんのブログには、コメントが多数寄せられている。そこから引用する。
下記は、多数のコメントの中から引用
(コメント その1)
日記の内容を拝見した。
他の日記にて子ライオンの話を引き合いに出されておりますが、全くの見当違いも甚だしい
人間と動物の大きな違いは理性があるか無いか
逆に言えば人間に理性がある、あるからこそ人間は法の下、法を厳守し、集団生活を営める、それを出来なかった加害者は法の裁きを受けねばならない
さて、今回の自殺した少年と虐めをしたとされる少年達が子ライオンのじゃれあいと同等か、答えは否である。電車内でボクシングの真似事をしている少年達と今回のような自殺の練習、死んだ生物の死骸を口に入れる、万引きを強要、親の銀行より現金を引き出させられる、これが同等のじゃれあいと思える貴殿は少々物事の見解力に欠けると思われる。
しかし貴殿の言われる『子供は未熟』は同意である、子供達は未熟で親や周りの大人たちが正しく指導しなければ悪い道に進む、つまりは加害者の少年達は親や周りの大人達から正しい躾を受けられなかった“未熟な大人達の犠牲”とも言えるだろう
もちろん今回の事件は、加害者少年の常軌を逸した虐めと少年の悲痛な叫びに耳を傾けなかった大人達によって引き起こされた凶悪犯罪である。
貴殿は以前日記にて虐めに気付かなかった親にも責任はあると言ったが、ならば徒党を組んで弱者をなぶり物にするような事をしていた子を育て上げ、その様な事を同級生が死ぬまで繰り返した我が子の異常な行動また異変に気付かなかった加害者両親の責任はどうなるのか?また見て見ぬフリをしていた、両少年の異変に気付けなかった教員の責任はどうなるのか?
おそらく被害者の両親は今回の件で自身の子供の異変に気付いてやれず“死”という最悪の結末で知ることとなった事を死するよりつらい自責の念にかられながら生きていかなければならないであろう、ご両親の心中を察する事はかり知れずである。その心情を『英雄気取り』と見るとは些かお粗末、子を失い、学校、教育委員会、警察と我が子の死を隠蔽され続けた子供の無念を晴らす為に奔走する両親の何が“英雄気取り”か?そして正当な被害を訴えるのが責任転嫁か?よく考えよ
山口県の母子殺害事件の犯人が遺族の方に対して同じような物言いをしていたようだが、どうやら貴殿もその犯人と同様な考えのようだが如何かな?
自身が信念を持ち、決して揺らぐ事の無い貴殿の考えは実に立派で、ことなかれ主義の多い今の日本には貴重であるが、死者に鞭打ち、遺族の心情を冒涜する内容をしてやったり顔で書くのは信念とは言わないのではないのかな?
皆様を『事件の全貌も知らない』と言われるが貴殿も関係者で無いと言う以上、事件を知らない一人であろう、ならば他の皆様を批判する資格が貴殿にはあるのかね?
それとも貴殿は事件の全貌を知っているのかな?ならば誹謗中傷の捜査協力よりも虐め事件の捜査協力をしては如何だろう?
このような日記を書く以上、発言には責任が伴う、貴殿に対してのいわれの無い誹謗中傷と言うのであれば、貴殿が日記に下記連ねた遺族(虐め被害者、明石の被害者)に対しての誹謗中傷はどうなされるおつもりか真意を伺いたい
2012/07/12(木) 13:11:41
(コメント その2)
虚偽申告罪
ブログ主の方は被害者少年の父親が「虚偽申告罪」に当たると書かれておりましたが、ご存知の通り、4度目の被害届提出の前に昨夜滋賀県警が当該中学校と教育委員会に家宅捜索に入りました。
これは貴殿の見解では被害者少年の父親が行った虚偽の申告を元に、県警が不当に捜査しているとお考えでしょうか?
また、貴殿は被害者少年の父親に被害届を提出する際に「虚偽申告罪」にあたると伝えるべきだとの記載がありましたが、仮に今回の捜査が正当なものであり、犯罪行為が明らかとなった場合、貴方が大津警察署担当者が父親に伝えるべきだと仰られた先の発言は、国民の権利を阻害し、「妨害」する行為にはあたらないでしょうか?
否、正当な権利に対する圧力、脅迫の疑いのある発言ではないでしょうか?
「当然ながら」貴殿は今回の被害者少年の父親が虚偽の事実に基づいて被害届を3度も提出したという証拠をご存知でしょうから、「必ず」被害者少年の父親が虚偽の申告をしたと思われる根拠、論拠をお示し下さいますようお願い申し上げます。
万が一、被害者少年の父親が様々な証言や事実を元に被害届を提出していたにも関わらず、貴殿が虚偽の申告であると仰られたのであれば、重大な名誉毀損、侮辱罪、場合によっては犯人隠匿罪、捜査妨害にあたり、社会正義に反する記載であったと言わざるを得ませんので、どうか「被害者と思われる」少年の父親が「虚偽申告」をした証拠、すなわち現在の県警の捜査が事実と異なる「不当捜査」であることを証明する、いじめは無かった、若しくは絶対に証明できないであろうという貴方がご存知の事実をお示し下さいませ。
2012/07/12(木) 15:36:59
(コメント その3)
元警官ですよね?騒がしい中学生がいたのなら注意すればよかったのにと思いました
2012/07/10(火) 18:51:09
御自身の素晴らしき教育方針、考え方、すばらしくクソなものだと思います。(笑)
2012/07/10(火) 18:51:14
殺人した奴に少年心理も糞もないわ。てか少年心理によるものだったら罪にならんのか? 人を殺したんだぞ。 糞野郎頭冷やせや。
2012/07/10(火) 18:51:16
アノニマスの記事
A Junior High School Student KILLED Himself。
Today, I wanna tell you what happened inJapannow.
You may already know, a Junior High school student killed himself
because of teasing by his classmate.
It is the problem that the Ouji JHSchool (that his school) ignored
teasing and try to Smother the truth.
Anonymous, What Do You Think?
引用元:Anonymous Central
『やっぱり皇中がすき』、とんでもない!
このような教育を受ければ、私もまともな人間になれたろうにと思う。私も”皇中がすき”になる。学校の先生は作文がうまいが、自殺者を出すようであれば空念仏の羅列にすぎない。以下、「本校の教育」である。
滋賀県大津市立皇子山中学校 「本校の教育」
教育目標
(1)たくましく生きる生徒・・・(確かな学力と気力・体力の充実した生徒
(2)情操豊かな生徒 ・・・(心豊かで、思いやりのある生徒)
(3)社会性のある生徒 ・・・(みんなに信頼される生徒)
教育推進の基本
将来の展望に立ち教育の本質と今日的課題を的確にとらえ、教育職員個々の創意をいかした協力体制の中に心ときめき、人が輝く学校教育の推進に努める。
(1)新しい学力観に立った創意ある教育課程の推進に努める。
(2)基礎・基本の徹底と生徒個々の特性が生きる授業の創造。
(3)体験的活動を通して、豊かな心とバイタリティあふれる生徒の育成。
(4)生きる力の育成と自己実現の支援。
(5)専門職としての資質の向上。
教科指導
基礎的・基本的内容を重視し、わかる授業を目指す。
○一人ひとりの個性・能力に応じた授業改善と観点別評価を工夫する。
○自主的・意欲的に学習する態度の育成を図り、社会の変化に対応できる能力を育成する。
○生徒の意欲・関心を生かし、粘り強く考える生徒を育成する。
生徒指導
個を活かし集団を高める学級・学年集団作りの推進
○教科学習指導を充実する・・・わかる魅力のある授業の展開
○教育相談活動の充実・・・カウンセリングマインドを生かし生徒一人ひとりの理解を深める
○環境美化活動の推進・・・全教師の率先垂範による直接清掃により、きれいな学習環境の整備
○魅力ある生徒会活動の推進・・・『やっぱり皇中が好き』になる取り組みを構築できるリーダーの育成
道徳教育
○心身ともに健康で明るい生活を目指し、自己を磨くとともに、思いやりのある心で接する態度を養う。
○集団の和を重んじ社会の一員として、よりよい社会の実現に向けて積極的に実践していこうとする心を養う。
○情緒豊かな心を養い、命を大切にできる態度を育成する。
人権教育
○民主的な人格形成と集団作り
○あらゆる差別や人権にかかわる問題について正しく理解し、人権意識を高め、人権尊重の実践的態度を育成する
○基礎学力の定着と低学力の克服、進路の保障
○一人一人の生徒を大切にし、援助・支援する。
特別活動
望ましい学校生活を通して、心身の調和の取れた発達をはかる。
集団の一員としての自覚を深め、個性を発揮させる中で自己開拓に努めさせる。
仲間とともに活動させることで、切磋琢磨し、粘り強い実践力を養う。
学校経営上の課題および力点
(1)基礎・基本の徹底と個を生かすための教育課程の編成と実施
総合的な学習の時間の内容、運営等検討しなければならない事柄が山積みしている。この中にあって、基礎・基本の力を身に付けさせること、一人ひとりの良さを見つけ伸ばすことを主眼として教育課程を編成し実施していきたい。
(2)授業の工夫と改善
理路整然として淡々と進む授業、笑いと驚きのある授業等々さまざまな授業風景である生徒にとって魅力ある授業、わかる授業であるのかどうかを絶えず検証し、充実した授業作りを行う。
(3)心の教育の充実と生徒指導
守りの生徒指導から攻めの生徒指導へと積極的に転換を図るため、道徳・学級指導を充 実して心を耕し、学級活動、生徒会活動等を盛り上げ実践力を養う。服装新規定(服装の自由化)に息づく「自由と責任」の重みを忘れさせてはならない。不登校生徒との心の距離を縮めるために教育相談活動を活性化させ、心のケアに力を入れる。いじめをはじめ様々な問題行動に対して、指導の一貫性として命は自他ともにかけがえのないものであることを強調する。
(4)人権教育の充実
課題を抱える生徒の実態を把握し、学級担任・支援加配教員を中心として連携を密にしながら、特に基礎学力の定着と低学力の克服に取り組む。また、適正な進路指導を系統的に行い、生きがい、やりがいを持つ生き方を考えさせる。人権教育に関する研修を充実させ、教職員の人権に対する意識を高める。
(5)地域に開かれた学校づくり
4小学校区とも常に本校への関心が強く、特に無職少年・中学生が関わった問題行動が 報道されると、我が学区の中学校はどうなのかと絶えず気をつけていただき協力を得ている。学校の実情を報告し、地域の思いを聞き学校経営に勤めていかなければならない。学区内にある文化遺産・人・ものにより、地域で学び地域で育つ活動を展開し地域に密着した学校づくりに努める。
6)教職員の資質の向上
研修・研究に関しては個人差があり、教育が変わろうとしている現実が十分把握できていない。鋭意授業研究を進め各種研究会に参加させ、感覚を磨かなければならない。また、言動ともに信頼される教師・教育公務員としての研鑚に努めなければならない。
○○○先生
先生は、”ご立派”でないと務まらない。教育は子供の人格形成に多大な影響を与える。加害生徒が被害者に暴力をふるっているとき、隣にいたが止めたのかな? 加害者2人に「やりすぎんなよ(笑いながら)」と ”行き届い”た指導をされたとのこと。7月12日夜の父兄に対する説明会には出ず、逃げちゃった。草食系じゃない、体育系。
文科省が推薦する道徳教育の模範校
自殺事件を隠したくなるはずだ!
平成22年度道徳教育実践研究事業推進校
「滋賀の子どもたちにこころの元気を」10,11ページ
加害生徒の親は社会的強者
加害者Aの母親は、自殺事件を説明する保護者説明会の際に自ら発言を求め、「うちの子は犯人扱いされて学校に行けなくなった。うちの子が自殺したら、ここにいる保護者や先生の責任ですからね」「いじめのアンケートはデタラメ」などと、事件を正当化して自分たちが被害者かのように振る舞って被害者側を中傷した。この母親は「子どもを犯人扱いするな」と教師に圧力をかけ、調査を打ち切らせたという証言もある。Aの母親は、仲の良い母親グループ数名とともに「自分の子どもは悪くない」などとしたビラを配布したとする情報もある。
Aの父親は、被害生徒の父親に対して「私かて言いたいことはあるんや。いろいろ知っていることあるんやで」などと恫喝したという。
加害者3人のうちKi君、C君の2人は事件からしばらくして京都方面に転校した。
加害生徒Aの母親は皇子山中学校のPTA会長である。加害生徒Bの父親は京都大学卒(医学士)。その母親は、大津市PTA大会 PTA功労賞受賞者である。
学校や教育委員会や大津市当局は、これら社会的強者に配慮して見て見ぬ振りをしたのだろう。
逆に被害者側と加害者側が社会的立場が逆であれば、この加害者の親は、モンスターペアレント、怪獣に変身、教育関係者は平身低頭、地べたに頭を擦りつけ詫びるのではないか。道理で教育委員会も加害者擁護で”頑張る”はずだ。
どいつもこいつも、保身に汲々、 ”お前たちが殺したのだ”と怒鳴りつけたくなる。
越市長、知事、川端先生
教職員組合の支持を受けて当選された人
(大津市のホームページから)
4月28日 滋賀県労働者統一メーデーに出席
3人そろってサポーターを大切になさっています。
越市長、知事、地元選出の川端先生は、”組合”と入魂で、加害者の祖父が県警OBである。川端先生は、総務大臣であるが、鳩山、菅内閣の文科大臣経験者、教職員組合にとっては頼もしい人。Bの父親と同じ京都大学卒。これらの人たちががっちりとスクラムを組めば、大津警察署が自殺した生徒の父親の被害届を受理しないのも頷ける。被害者側が”村八分”の扱いをされたようなもの。まじめに勤務している教職員や警察関係者は、さぞかし怒っていることだろう。
市長は皇子山中学校の卒業式で、いじめの根絶を述べた。法律に詳しいから裁判は勝てると判断、全面対決をした。訴訟で、「校内で教師がいじめを見逃していた」との事実認定をめぐり、学校・市側は遺族に対し、いじめの日時や現場を特定するよう求めた。内部で起きたことを両親が特定できるわけがない。その後、世論をだませないと判断するや涙の記者会見、涙は誰のために流したのか。嘘の涙? 今は、とにかく和解したいらしい。戦いで和解するのは、態勢を立て直したいとか、戦いに疲れたときとか、どうやら形勢が悪い、というときに限られるものだ。この市長は、全面対決から涙のパホーマンスを経て和解とカメレオンのようだ。世間は、人の真価より、その見てくれにだまされやすい。魂の欠陥は、体の傷に似ている。直そうとつとめてみても、傷跡は人目につくし、いつまた傷口が開くか、知れたものではない。自分だけは懸命でありたい、などと取り繕うのは、狂気の沙汰だ。
才知があって、馬鹿になることは時々ある。だが、判断力があって、馬鹿になることはない。才知ある馬鹿ほど、厄介な馬鹿はない。
澤村賢次教育長は2012年7月13日になり、いじめは自殺の要因の一つと言及するも、その一方で「家庭にも問題があるのではないか。裁判で明らかにする」と、まるで家庭に問題があるかのような中傷をおこなった。なお、澤村教育長は元皇子山中学校校長でもある。
いつも薄笑いを見せる知事は関西の人の飲み水が汚染されたら大変と言いながら、”夏場だけ原発稼動を認める”というお粗末さ。涼しくなったら原発稼動停止を言い出すのか。野田首相が”責任を取る”と言ったが、どのような責任を取るのか本人以外分からない。にもかかわらず、自らが責任を取らずにすむので”夏場だけは原発の稼動を認める”と変わったのだろうか。所詮、浅薄な一知半解の人物である。
知事が熱心に取り組んでいる差別や在日朝鮮人に対する差別は許されることではないが、これらの取り組みに劣らず、否、それ上に、皇子山中学校の自殺事件に真剣に向き合うべきだ。皇子山中の自殺事件に対する知事の対応は、極めておざなりだ。
市長も知事も自分たちの”生活が第一”の党の川端先生のバックアップを受けて当選しただけのことはある。うわべはご立派、有権者受けの良いことを言いながら自己防衛に汲々である。救いを求めながら助けてもらえず自殺に追い込まれた生徒は、さぞかし無念だっただろう。父親の憤りは想像に難くない。
大津市立市皇子山中学校殺人事件、虚飾の仮面に隠された醜悪な人々の動きが透けて見える。大津警察署が被害者の父親の被害届けを受理しなかった背景が分かった。警察、教育関係者などの反応の鈍さに怒りがこみ上げてくる。
嗚呼! 驚いた。世も末だ!