これはだめだ!

自信喪失、無気力な日本に”喝!”、反日、侮日に反撃、一矢を報いる。

拉致被害者 蓮池透の動きは北朝鮮の焦りに呼応か

2009-06-01 | 朝鮮半島

ミサイル発射・核実験は北朝鮮の焦り
 ミサイル発射と核実験を立て続けに行う背景に金正日の健康状態の悪化を無視することはできない。昼夜逆転と酒池肉林の生活は肉体を蝕んでいるだろう。北朝鮮のTVは、金正日が工場を視察し、工場を去っていくの彼の後姿を見て“涙を流した”と放映した。金正日の“余命は長くない”と国内に向けて予告したともとれる。1年前の健康状態は普通の生活者の視点にたっても異常に見える。
 金正日が存命中に後継者を決定する、そのためにも軍部の掌握と、何よりも民心の安定が急務である。破綻した経済の下で人民の最低限の生活を保障するためには外から“金”、“物”を手に入れる必要がある。
 “いうことを聞け! 聞かなければ殺すぞ!と恫喝外交を演じなければならぬ切羽詰った焦りが見て取れる。

小沢は誘拐犯に土下座した
 蓮池透は、”過去の清算”を言っている。これは、金丸の訪朝と無関係ではない。 金丸訪朝団は、“戦後45年間の謝罪と償い”という主権国家としては信じられない3党合意をした。北朝鮮が要求する“過去の清算”は、総額6兆~7兆円に上る。賠償は、日本と戦争をし、日本が領土を占領した国が対象だ。朝鮮は日本の一部だったので賠償支払いの対象外だ。韓国に北朝鮮の分も含めて経済援助した。すべて解決済みだ。  
  金丸の訪朝後、自民党の小沢と社会党の土井が平壌に出迎えに行き、紅粉さんらはようやく釈放された。この時、小沢・土井は下記の“詫び状”を北朝鮮に出した。  

 『自由民主党と日本社会党はこれまで多年にわたり、第十八富士山丸船員の釈放のための切なる要請を行ってきました。この要請を考慮した朝鮮労働党の勧告に従い、今般、朝鮮民主主義人民共和国政府は、共和国の法律を侵害した罪で15年の労働教化の刑罰を受け服役中の第十八富士山丸の紅粉勇船長と乗浦好雄機関長を人道的見地から大赦令を実施し釈放のうえ日本に返すことにしました。

 自由民主党と日本社会党は人道主義的立場から第十八富士山丸船員に対して寛大な措置を取られた朝鮮労働党と朝鮮民主主義人民共和国政府に深い感謝の意を表します。
 自由民主党と日本社会党はこの際、両名が共和国の法律を二度と犯さないようにし、帰国後、両名の言動が日朝友好関係発展に支障を与えることのないよう、あらゆる努力を約束します。』
 北朝鮮のどこが“正当”か、“寛大な措置”に“深い感謝”とは何だ!恥辱ものだ。“帰国後、両名の言動が日朝友好関係発展に支障を与えることのないよう”と紅粉さんらの口をふさぐというとは何事だ。国家や政党の代表者か。恥知らず!“生活第一”という資格がどこにある。
 (注)紅粉さんは、ブログや出版物で北朝鮮における拘留の実態を紹介している。

これは日本版、現代の”三田渡碑”だ!  
  1636年~1637年に清が李氏朝鮮に侵入し、李氏朝鮮を制圧した(丙子胡乱)。当時、シナ全土を支配していた明が衰え、後金(後の清)が台頭した。1636年、後金のホンタイジが皇帝に即位し、国号を清と改めた。
 が、李氏朝鮮は、国号を明に選定してもらったり親明反清の態度を取り周辺国の中で朝鮮のみがホンタイジの皇帝即位を認めず、あくまで明朝皇帝を推戴する姿勢を見せた。 不快に思ったホンタイジは自ら10万の兵力を率いて李氏朝鮮に侵攻し、朝鮮を撃破した。

  清軍に捕らえられた皇帝仁祖を召致、1637年に三田渡で降伏の儀式が行われた。三田渡の地に建てられたのが“大清皇帝功徳碑(三田渡碑)”である。 この敗戦により明と断交、清の冊封を受け、王子を人質として清へ差し出すことなどが約束させられた。これにより李氏朝鮮は清の属国となった。
  丙子胡乱で敗れた第16代朝鮮王仁祖は清のホンタイジの前で9回土下座(三跪九叩頭の礼)してやっと許してもらった。この時の謝罪を記念して仁祖王自らが建立した石碑には、次の文が朝鮮語、シナ語、モンゴル語で書かれている。

・愚かな朝鮮王は偉大な清国皇帝に逆った。
・清国皇帝は、愚かな朝鮮王を窘め、この大罪を諭してやった。
・良心に目覚めた朝鮮王は、自分の愚かさを猛省し、偉大な清国皇帝の臣下になることを誓った。
・我が朝鮮は、この清国皇帝の功徳を永遠に忘れず、また清国に逆った愚かな罪を反省するために、この石碑を建てることにする。

 この碑には、さすがに朝鮮人も屈辱感を覚えるらしく戦争中は地中に埋められた。戦後、洪水で埋めた碑文が出てきてしまったが、現地人は寄り付かない。
 朝鮮人特有の歴史の捏造・歪曲の原点は、この屈辱的記念碑にあるのだろう。 小沢・土井の2名は金日成に“9回土下座(三跪九叩頭の礼)”してやっと紅粉さんらを許してもらったのだ。現代版 三田渡の儀式だ。こんな輩が政党の代表者だ。日本の代表、世界の笑いものだ。

北朝鮮や総連の企図、動きと見事に一致 蓮池透の動き
 小泉の再訪朝直後の総聯20回全体大会において、徐萬述は、小泉が、“今まで朝鮮との関係でよくないことがあったことに対して遺憾の意を示し、朝日平壌宣言履行の過程を通じて敵対関係を協調関係に作り上げ、両国間の関係を正常化していく意思を明らかにした”、“これから日本は反朝鮮『制裁法』発動を中止し、在日朝鮮人たちを差別しないと確言した”、“これは、朝日両国関係を取り巻く環境の転換を意味する”と高く評価している。  

  北朝鮮は、時宜をとらえた対日非難を継続しつつ、過去の清算を最優先させた国交正常化への協力の取り付け、総聯の活動に対する理解者の獲得等を企図し、工作を活発化させている。

 具体的には、金正日の誕生日、国の創建記念日等の節目をとらえた慶祝行事に日本人名士や北朝鮮の同調者を招待、地方の総聯幹部が自治体の首長等を訪問して北朝鮮や総聯に対する理解者の獲得、国交正常化の早期実現、朝鮮学校に対する教育助成金の増額等を要請などを活発化させ、総聯を介した間接的な工作を展開し日本国内における北朝鮮に有利な世論の醸成、北朝鮮の主張に同調する日本人の組織化等を図っている。  
 おいらを育ててくれた将軍様は、ミサイルをバンバン発射した!原爆も持った。「拉致」(蓮池透著、四六判)も出版したぞ!日本人を徹底的に教育するぞということか。

                    
 両国関係を取り巻く環境の転換に向けて進撃開始!ということか。何があったのだ。不思議なことに蓮池透の動向は、北朝鮮の焦りとそれに呼応した総連の企図、動きと見事に一致しいている。


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