これはだめだ!

自信喪失、無気力な日本に”喝!”、反日、侮日に反撃、一矢を報いる。

郵政社長人事 麻生首相は指揮拙劣、指揮官不適格 「世も末」だ!

2009-06-13 | 政治・経済
鳩山総務相の更迭

 
 鳩山総務相は、6月12日「正しいことが通らない世の中だ。潔く辞任する」と述べて、辞任した。09年4月総務省、かんぼの宿問題で日本郵政に業務改善命令を出し、6月末までの改善計画提出を求めたが、正式な回答はしていない。
   旧日本郵政公社時代の簡易生命保険の不払いも表面化したが、民間生保の不払いが判明後4年間も公表しなかった。
 障害者団体向け割引制度を悪用した郵便法違反事件で強制捜査も受けた。このように「かんぽの宿」の不明朗な売却手続をはじめ数々の不祥事が続いている。

  問題は、それにもかかわらず西川杜長が経営者としての責任を果たしてこなかったことだ。自民党の中川秀直元幹事長は、首相が鳩山氏の肩を持つなら「本気で戦う」、「内閣を出ろ」とか、鳩山総務相が辞任するや、「首相は正しく判断された」と党内抗争を画策した。論外だ。


宰相の資質、何が欠けているのか


 郵政民営化と西川社長を巡る事の発端は、08年9月 鳩山邦夫氏が総務相就任し、「郵政民営化の影の部分を取り除く」と表明し、同年11月 麻生首相は日本郵政グループ株式の売却凍結など民営化見直しを発言した。鳩山総務相は麻生政権誕生の立役者、軍隊にたとえれば参謀総長だ。指揮官と一体の関係にある。

  首相と総務相は、“あうん”の呼吸で郵政問題に対処したはずだ。軍隊、自衛隊も同じだが、正論を主張する参謀総長を指揮官が更迭するということは、自ら“指揮官の器ではありません”と言うのと同じだ。事の発端から9ヶ月もたって自己の盟友を更迭せざるを得なくなった首相は、“指揮拙劣、指揮官不適格”だ。一国の最高指揮官に値しない。

  自己の所信を貫徹することが出来ない者が、戦闘集団を“死地”に投ずることは断じて出来ない。米露中英仏、インドや北朝鮮の核兵器保有国の指導者にうかがえるが、日本の政治家に欠けているのは、“兵を死地に投じてでも意志を貫徹する”という断固たる信念、気迫だ。

  自民党はもとより民主党にも真に”指揮官”らしい人物が見当たらないことが、日本の悲劇だ。外国の指導者と渡り合える人物がいない。外国から言われれば諾々と金を出します、物や技術をあげますというのでは外交に値しない。

 必要なとき、仕事をさせるときにのみ声をかけられる阿Q(魯迅著「阿Q正伝」の主人公)と同じだ。嘲笑、罵倒されるだけだ。  

  郵政民営化には小泉構造改革路線を支えた財界人や外国筋が裏で動いているだろうが国内問題だ。将来万が一、外国との武力対決が生起したら・・・・尖閣諸島は中国が航空母艦を完成した後は占領するだろうと予期しているが・・・・逃げるのか、どう決断するのかだ。遅疑逡巡して敗北を甘受するとでも言うのか。これこそ、日本は敗北、沈没だ!


若者に見習うべきだ、大人の生き様を嘆いている


 漢検前理事長父子のが起訴た。財団法人「日本漢字能力検定協会」(京都市下京区)を巡る背任事件で、京都地検は6月8日、親族企業「メディアボックス」に業務を架空委託し、協会に約2億6000万円の損害を与えたとして、前理事長の大久保昇(73)、長男で前副理事長の浩(45)両容疑者を背任罪で起訴した。

 約2億6000万円のうち、約1億8000万円は2人やその家族の計4人の報酬などに、残りは高額な骨とう董晶の購入などに使われていたという。漢字を学ぼうとする人の努力を金儲けの道具に使った全く“変”な親子だ。多く人の向学心を裏切る守銭奴だ。  

 全盲にもめげずめげずバン・クライバーン国際コンクールで辻井伸行さんが優勝した。米テキサス州フォートワースで開かれていたバン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝の栄冠を獲得した全盲の辻井伸行さん(20)は、ずば抜けた音色の美しさと叙情性で、多くの聴衆に強い感銘を与えて優勝、6月7日授賞式でメダルを授与された。 

  全盲で日常生活のハンデは少なくないが、弛まぬ努力で栄冠を獲得した。彼の恩師でピアニストの田部京子さんは、「耳のよさ、反応の速さ、感受性の鋭さは格別」、「性格は本当に純粋。音楽が人生そのもの。それにかける気持ちが今回の結果につながった」と話した。

  警察官を取り押さえたのは高校生だった。「世も末だな」とは取り押さえた高校生の弁。愛媛県警松山南署刑事-課の巡査部長で、盗犯係主任の野村尚史容疑者が6月4日夜、岡山市内でひったくりをしたとして岡山県警に逮捕された。岡山市内で野村容疑者を取り押さえたのは、同市北区の私立高3年生と1年生の2人だ。  

 6月5日、報道陣の取材に「無我夢中で追いかけた」などと当時の様子を振り返った。野村容疑者が警察官と知った高校生は「世も末だな」、「本当は悪い人を捕まえるはずなのに」とあきれ顔だった。

 「盗人を捕らえてみればわが子なり」 世も末だ。もっともだ。


宰相の資質に欠けるもの、リーダーはどうあるべきか


  ことに臨んで遅疑逡巡するような政治家は、一国のリーダーとしての資質を欠く。政財界には“反応の速さ”、“感受性の鋭さ”を持ち、“純粋”な人は皆無のようだ。今の政財界は、“右を向いても左を見てもアホと馬鹿の騙しあい。どこに男の夢がある”とは歌の文句だが、高校生に「世も末だ」と言わせる日本は、おしまいだ!

  今の日本は世襲政治家と金満家が跋扈、“将”にふさわしい人物がいない。
指揮官は、団結の核心、組織の中枢である。率先垂範部下と苦楽を共にし、戦闘熾烈な極所においても、沈着明敏にして勇猛果断、毅然として難局に当たり、使命完遂の原動力とならねばならない。

 状況の緩急に際し、遅疑逡巡(ぐずぐずして決しない、ためらって進まない)することなく自主積極的に行動することが極めて重要である。 

 このような資質を備えた政治家が見当たらない。北朝鮮だけではない、他の国にも舐められるはずだ。

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