これはだめだ!

自信喪失、無気力な日本に”喝!”、反日、侮日に反撃、一矢を報いる。

鳩山由紀夫・鳩山邦夫 森光子の「放浪記」を見ましたか!

2009-06-10 | 政治・経済

過去の経営責任が重大=郵政社長進退問題で-鳩山総務相(時事通信) - goo ニュース


過去の経営責任が重大、郵政社長進退問題で-鳩山総務相



 鳩山邦夫総務相は10日の衆院決算行政監視委員会で、日本郵政の西川善文社長の進退問題について「過去の経営、ガバナンスに対する責任が何より大きい」と述べ、西川社長の続投を認可しない姿勢を改めて強調した。政府内には「かんぽの宿」問題で総務相が出した業務改善命令に対する同社の改善計画を見た上で社長人事を判断すべきだとの意見があるが、総務相の発言は、改善計画の内容にかかわらず、西川氏の交代を求める考えを示したものだ。もめてますね、すっきり行かないものですかね。


林芙美子の文学碑「花の命は短くて・・・・・・」


  私は、暫く前,九州一蹴の旅行をしました。博多、別府、宮崎・日南海岸、鹿児島・桜島、熊本、久留米そして博多からJRに乗ってきかえってきました。どこに行っても楽しい旅が出来ましたが、久留米と櫻島では正反対の人生を歩んだ2人の生き方について考えさせられるものがありました。
  桜島では、女優森光子さんが2000回公演達成の「放浪記」の原作者、林芙美子の文学碑「鼻の命は短くて苦しきことのみ多かりき」前で写真を撮りました。男運に恵まれず、門司、尾道、東京など転々とし48歳で死んだ彼女の人生は、桜島の溶岩のごろごろした山肌を歩むようなものだったのかなと思いました。  
  森光子さん89歳でこれからもがんばるそうですが、どうか無理をなさらないようにと祈っています。反面、これから何年か先の私の人生を暗示しているようで複雑な気持ち、「働けど働けどわが暮らし楽にならず・・・・。」と。 いや、林芙美子の文学碑を見ながらこれから先、日本人の生活が、一段と窮乏化するような気にとらわれたものです。


石橋美術館も見物しました

 
   次の久留米もいいところでした。筑後川も、石橋美術館も見ました。黒田清輝、藤島武二、岡田三郎助など昔、美術の教科書に載っていた数々の絵画が展示されていました。展示されている絵画は、どれもこれも大変すばらしいものばかりでした。

 絵画以上に興味をもったのは、これら石橋財団の所蔵する美術品・石橋コレクションは、株式会社ブリヂストンの創業者・石橋正二郎が美術品を収集にたのが始まり、東京のブリヂストン美術館と久留米の石橋美術館の二カ所に分けて展示しているということです。

  西洋と日本の近代絵画を中心としてさまざまな分野の絵画をよくも収集されたこと、その財力に驚きました。 そして、“石橋”をストーンブリッジといわず“ブリヂストン”としたこと、石橋正二郎氏は地下旅を発明、その後自動車のタイヤで成功、プリンス自動車(現在はニッサンに吸収)育ての親などなど一代で財閥を築いた人であることを知りました。

 また、正二郎氏の長女が鳩山由紀夫、邦夫兄弟の母としりましたが、人の一生は、放浪記のようなものと石橋正二郎氏のような正反対の物語があることに強く印象付けられました。

  石橋さん、鳩山さんは“華麗な一族”であり、東京音羽の“音羽御殿”とか“鳩山会館”と称される“御殿”で生活し、成長されたことがよく分かりました。

 御殿育ちの人、由紀夫さん、邦夫さんが目指す政治はどんなものか関心を持っていますが、とくに由紀夫さんの“友愛”とか“生活が第一”とは、果たしてどのような生活をしている人を念頭に論じているのか疑問に感じています。

 由紀夫・邦夫兄弟は、恵まれた環境で教育家で有名な祖母の薫陶を受けられ、兄弟2人とも 学力優秀東京大学卒業だから、できがいいのでしょう。 

 そこでハタと考えたのですが、私の親戚の者はある地方都市で商売をしていますが、岡田さんの関連の大きな店舗が郊外に進出してきたため、客足がパタッと激減、子供の学士保険を解約したと言ってました。
  親の経済力によって子供の学力が左右される世の中です。兄弟そろって大学進学が出来ないはずです。御殿育ちのかた、大きな店舗の関係者は、1円でも2円でも安いものを打っている店に買い物に行く庶民の生活を想像できるのだろうか甚だ疑問です。 

 小沢さんも、東京の都心3区にオクション・マンションを複数持っているとのこと。しかも不動産の持ち主は“陸山会 代表 小沢一郎”だったり、,”水沢市 小澤一郎”だったり、奇妙なことばかりです。 

 政治という生業はマンションを幾つも持てるいう不思議なことばかりです。このような庶民レベルとかけ離れた人が唱える“生活第一”とは何なのか滑稽極まりないことです。


庶民の生活は窮乏化している、御殿育ちや世襲は何をしてくれるのか


 いま、巷には御殿立ちの御曹司には、実感が伴うかどうか分からないが、パート、アルバイト、派遣、契約、嘱託など非正規雇用労働者が増える一方だ。男女平均では、1997年に10%を超え、2008年には約19%、女性の平均は2003年以降、半数を超えている。特に男女とも15から24才の若者の非正規率は、フリーターの増加が背景にあるが、急激に高まっている。

 そして、35歳から49歳は、平均以上に非正規雇用の比率が高い。結婚、出産で退職すると再就職できない、働きにくいなどが原因だろう。非正規だから結婚も出来ない。 
 正規雇用と非正規雇用の障害賃金の格差が極めて大きい。大卒で定年まで働くと2億円から3億円くらいの賃金を得るだろうが、悲惨なのは非正規雇用だ。月10数万円、年150万円として、30歳前後から非正規になって35年働いて得る賃金はせいぜい5000万円程度、その差のなんと大きなことか。 御殿育ちの人や世襲で政治を家業としている人には、「放浪記」のような生活をしている人の気持ちは理解できないだろう。是非、見てもらいたいものだ。


来る衆議院選挙は、国民の手で政界再編を行うつもりで投票だ


   非正規・フリーターであれば、長生きすればするほどお先真っ暗だ!
・仕事が無くなれば、収入も無くなる、住むところも無くなる
・退職金はない、貯金はほとんど出来ないだろう。
・フリーターであれば、年金は、国民年金(老齢年金)だけか。
・収入は、何時までも上がらない。夢もない。
・結婚や子育ての補助も期待できない。
・住宅を買えるかどうか分からない。
・病気になったら健康保険が心配だ。
・老後の生活の資金のあてもない。 サー大変。生きるのも大変だ。
・非正規雇用・フリーターが増えれば、忍び寄ってくる高齢化社会を支えられない。
    などなど、あげたら限がない。

 今のうちに、抜本的な手を打たなければ、社会の崩壊、日本は沈没だ!
 果たして、、郵政社長を巡る国会のゴタゴタを見ていると御殿育ちや世襲の政治家にこの難局を切り開くことが出来るのか甚だ疑問だ。
 来る選挙においては、自民党、民主党などの党派にこだわらず、社会のため、国のため働くことが期待できる人物を選ぶべきだ。政党の再編は国民の手で行うべきだ。


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