これはだめだ!

自信喪失、無気力な日本に”喝!”、反日、侮日に反撃、一矢を報いる。

拉致議連が総会を開催-参加議員が増加

2009-11-18 | 朝鮮半島

  拉致議連(平沼赳夫会長)は、11月17日、総選挙後初めての総会を、東京・憲政記念館で開催した。衆院選前には約210名のメンバーがいたが、所属する自民党議員が落選する一方、民主党の新人議員が新たに加わったため、226名に増えた。総会には新たに会員になった議員も含め、議員50名と秘書78名が参加した。
  家族会から飯塚繁雄代表、横田滋・早紀江前代表夫妻、増元照明事務局長、本間勝氏が、救う会から西岡力会長代行、平田隆太郎事務局長が参加した。
  会議の概要は以下の通り。

■拉致議連が総会

平沼赳夫・拉致議連会長
  現在の拉致議連会員数は総選挙の結果、208名から132名に減ったが、94名が新たに参加し、衆参議員計226名となった。内訳は民主党が126 名、自民党が82名など。今後、中川昭一先生の意思を継いで努力したい。
  また、新たな役員も決定した(下記参照)。

中井洽・拉致問題担当大臣(会長代行) 
  難問解決に向けて突破口を開くよう努力したい。拉致問題対策本部は、総合的な対策を機動的に推進するため、全閣僚ではなく、総理大臣、拉致問題担当大臣、官房長官、外務大臣の4人体制にした。事務局体制を増員し、民間からも人材を入れる。国民の皆様の解決への熱意があれば今まで以上に解決の道が開けると思う。全力で頑張りたい。

飯塚繁雄・家族会代表
  政権が代わったことでどうなるかと懸念もあったが、中井大臣がすぐに動き、対策本部も立ち上がった。従来の責任や立場をしっかり受け継いでいただけると確信した。しっかりした方針を明示していただき、北朝鮮に強いメッセージを発してほしい。また、どうやって結果に結びつくかに焦点を合わせていただきたい。我々は家族会としてできるだけのことをしていきたい。

西岡力・救う会会長代行  
  我々が今一番取り組んでいることは、北朝鮮が平成14年9月に発表した、「拉致したのは13人だけ、8人は死亡」という嘘を打ち破ることだ。そのためには、「時間をかけても、工作をしても、日本の世論は譲歩しない」ということを、金正日政権を初め、米韓中ロに知らしめることだ。
  なぜ北朝鮮は生きている人を「死んだ」と言ったのか。政府はその理由を説明していない。金正日が指令したことが明らかになると権威に関わることになるので、北朝鮮の役人は「死んだ」としか言えないからだ。従って、圧力をかけて、交渉の場に引きずり出して取戻すしかないと思っている。

荒木和博・調査会代表
  拉致議連へのお願いを提出した。警察が発表した拉致認定の3要件(①北朝鮮の国家意思が確認できる、②行方不明者が北朝鮮に現に存在する、③本人の意思に反して連れ去られた)の見直しをお願いしたい。
  寺越事件は、明らかにこれに該当するのに認定されず、曽我ミヨシさんは、②がが満たされていないのに認定されている。もちろん北朝鮮による拉致であることが明らかだが。
  また、新人議員の方々にプレゼンテーションの場を設けていただきたい。 以上ご検討をお願いしたい。

安倍晋三・顧問(元首相) 
  拉致問題の解決法は一つしかない。それは、拉致問題の解決をしない限り北朝鮮の未来はないと思わせることだ。拉致問題の解決は政府の役割だが、拉致議連の役割は、この問題を解決しない限り日本は許さないという強いメッセージを発することであり、これにより鳩山政権が強い交渉力を持つことになる。 
  安倍内閣で6項目の対応方針を作った。
   ①全被害者の安全と帰国要求、
   ②制裁実行と追加制裁検討、
   ③厳格な法執行、
   ④情報収集と世論啓蒙、
   ⑤特定失踪者を含む可能性ある事案の調査、
   ⑥国際連携だ。
 この対応方針を民主党政権でも踏襲してほしい。

◆拉致議連役員(21.11.17現在)
  顧  問    高村正彦、鳩山由紀夫、石破茂、
           小池百合子、安倍晋三、麻生太郎
  会  長    平沼赳夫  
  会長代行   中井洽、河村建夫
  副会長     原口一博、山谷えり子、漆原良夫、
           衛藤晟一、中川義雄、中山恭子  
  幹事長     古屋圭司  
  副幹事長   渡辺周、 森ゆうこ、山本一太、
           山根隆治、西村康稔、江藤拓 
  事務局長   松原仁  
  事務局長代理 高木毅  
  事務局次長  笠浩史  
  会計監査   竹内譲  
  幹  事    稲田朋美、鷲尾英一郎、塚田一郎、
           菊田真紀子、有村治子、長島昭久、
           佐藤正久、松浪健太                                
                                以上


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