久し振りに塗装屋さんらしいブログに戻ります(^^;
今回はセラナノンを使った改修塗装工程をご紹介。
今回は施主様に最後の塗り替えをご依頼頂きました。
というのも92歳のおばあ様。
今回が最後の塗替えよ~と仰っていましたが、
『それでしたら壁がいつまでも綺麗でまだ生きなくちゃ~って思える塗装をしましょう』と
セラナノンをトップコートに据えた長期耐久塗装をご提案しました。
『じゃあ、あなたの腕を見せて頂戴ね』というお話でしたので、
腕によりを掛けて、魂を込めて塗装致しました(^^
まずは付帯物塗装から…
破風を木部専用下塗りで染めてゆきます。
破風に設置されたいた雨樋は交換予定でしたので、撤去済みです。
軒天が傷んでおりましたので、張り替え段取り。
壁面は下地調整塗装を塗ってゆきます。
既にシーラーは塗布済みです(^^
軒天は先に仕上げておかないと壁面が汚れますので、先行塗装。
破風はシリコン樹脂塗装で艶をしっかり出します♪
最終工程です。
北側面における塗装工程でしたので、艶感が表現できていないのが残念ですが、
ぎらぎらとした艶ではなく、上品な艶が楽しめます♪
このセラナノン、改修塗装に適した微弾性※仕様であり、
下地塗装も弾性仕様ですからひび割れなどのリスクも回避でき、
塗膜の肉持ち感も最高で仕上がると本当に素敵な壁に仕上がります♪
※弾性:下地の変形に対応する弾力性のある塗料の総称。
単層弾性・複層弾性(複数回に及ぶ弾性下地塗装の塗り込み)と種類があります。
単層弾性塗料としてシリコン樹脂と振り分けられる塗料がありますが、
業界では疑似シリコンと呼ばれ、弾性塗料にシリコン樹脂風味が加わっただけの塗料、
純粋なシリコン樹脂塗料と単層弾性シリコンとでは
本物のカニとカニかまぼこ程の差があります、ご注意ください。