実際には注文住宅と同じくで、
現場の状況・お客様の要望で大変動します。
100円ショップで壊れてもまぁ、仕形がない、安いんだからというレベルでのお話なら、三社見積もりで安い業者に当たりをつける。
これも考え方です。
ただ、改修塗装をしっかりと行って、長持ちをさせたいと願うなら、その方法は間違い極まりありません。
我々の塗装は工場ライン塗装とは違い、不具合レベルの異なる均一ではない下地をいかに調整し、下塗り&下地調整塗装の段階でメーカー想定水準をしっかり上回る生地を作るかに尽きます。
そこにもっとも力を掛けねばなりませんが、施主さまの理解低下と、職人の意識レベルの低下が相まり、更に一部メーカーまでもが耐久性より塗り心地を求める始末で。
とりあえず問題最小限で維持できれば良いという施工法が主流。
概ね1週間程度で終わってしまう外壁塗り替えの中身はとりあえず色塗りレベルです。
当方では三週間程度かけて、問題点の徹底的な洗い出しと綿密な塗装を行い、屋根・壁面とも最低四回塗り以上行います。
しっかり塗れば能書きを言わずとも15年は耐久することを、当方では20年以上前から実践し続けています。
www. tsuboi-toko.net
A.比較サイトや三社相見積もりにて
リスク;最低限の着色、既存不具合放置
Q.大手なら安心
A.安心料として割高な施工費を良しとするなら
リスク;下請・孫請が実施施工。多数の要望を逐次叶えるのは困難。
Q.外壁比較サイト
A.手間なく複数社見積もり
リスク;施工費の2割から3割を業者は成功報酬としてサイト側に支払う。そのツケは施主様に。
Q. NPOや社団法人を隠れ蓑にする業者
A.外壁診断無料・第三者目線でと
リスク;新たなる詐欺まがい手口。NPOや社団法人と業者は裏で手を繋いでいる
外壁塗装でお悩みの方も多いかなと思います。
塗り替えを考え始める理由はこのアンケートにもあるように汚れやひび割れが気になると言うご心配が最も多い。
それも飛び込みの営業マンが多く押し寄せて不安になってしまうケース、
不安を煽られて慌てて塗装に入ってしまうケースが非常に多いように感じます。
塗装は建物の一大イベントであり、建物の方向性を決める乗るか反るかの勝負でもあります。
初回塗装を失敗してしまえば、修正に追われ、建物の一生の中で職人さんの手の入る頻度が増えます。
当然その分の費用がかさんでしまう訳ですから、
建て直す際に計算してみたら、こんなに維持に掛ってしまったのかと後悔する事もあるかもしれませんね。
当方で初回塗装を受注する建物の多くが築15年前後の建物です。
お困りの方の多くも築後十年では早かろうと、築15年程度での塗り替えを検討されていると思います。
手っ取り早く激安リフォーム店で塗装に入ったとして、当方でのお客様失敗談を総合すると早ければ5年、遅くても10年以内に問題が発生(ひび割れ・汚れ・退色・変色・艶退け)での再塗装になります。
ここで築25年経過。
建て直しには早い。
しかし、設備も各所壊れ始めている。
どうしようとお悩みが深くなります。
対して、当方ではしっかり外壁が15年耐久するよう、ベストな材料選定と他社よりも工程数を増やした方法で耐久塗装を行います。
~築30年経過~
当方担当のお客様が内外リフォームに踏み切るか建て直しに踏み切るかを検討される時期に差し掛かります。
ただ、外壁に関しては耐久性に余裕ができるよう塗布していますから、急いで塗り替えを検討する必要がありません。
ご家族でしっかり検討され、方向性が見えてからの塗り替えまで考えて、当方は塗装をしていますので。
一回の塗装費としては当方の方が材料も工程も吟味していますから、割高となりますが、二回目の塗り替えに入らなければならないリスクを考えれば、トータルな費用は低減でき、資産価値もしっかりと維持します。
どちらが良いかは施主様次第です。
ただ言えることは、見積もり合わせありきの安易な塗装では実は家を守ることができないと言うこと。
施主様の約半数が耐久性を重要視しているのですが、その耐久性は安易な塗装では実現できはしないと言うことを最後に申し上げます。
http://www.tsuboi-toko.net
※パンフレットは日本ペイント・外装リフォームbookより