『ツボイ塗工』~亡き父の魂と共に~ 関西ペイント・リフォームサミット参画店、水谷ペイントパートナー施工店・認定施工者

『生ける建物の声を聴け!』

建物は生き、意志を持ち、あなたの気付きを待っています。建物を笑顔にする塗装がここに!

当方が好んで使う外壁塗料~セラナノン

2011年01月18日 21時05分55秒 | 日記
当方も2005年発売当時より利用している仕上げ材、
恒和化学工業のセラナノン。

最近はナノテクノロジーを応用した製品が多く出回っていますが、
それに先んじて世に送り出されていました。


↑正直、ご存じ無い方も多いメーカーです。

外壁用の塗料を中心に製造しているメーカーで、
非常にひじょ~に地味なメーカーだけに苦戦をしていた所ではありますが、
塗料造りが非常に真面目。

実直な塗料製造を使用者の側から感じるものがあって、
外壁塗料に関しては恒和の製品を使っています。

特に私が信頼を寄せているのは、
暴露試験を環状八号線&国道15号&国道131号に挟まれた地域で行っている事。
(羽田空港も近く、海も比較的近い地域です)。

いくら耐候性を試験するからと言って他社のように海沿いで行われても、
実際に私が使用する地域は目黒区や世田谷区の、
渋滞の酷い幹線道路や首都高速道路が通る地域。

そこで汚れにくい事が証明されなければ意味がないでしょうというのが私見。

更には自分で実際に使ってみて、
年数が経った時の状況を確認して信頼がおけると判断しているんですヨ。


当方では外壁塗料に関しては恒和化学工業製、
防水材は大日化成/日本ペイント/東日本塗料製、
屋根用各種塗料、鉄部・木部用塗料、遮熱塗料は日本ペイント製、
断熱塗料は東日本塗料の断熱コートを中心に、
あとは適時、塗装箇所にあった塗料をその他の主要メーカーより取り寄せてと言った感じです。

良い塗料に巡り合えればどのメーカの塗料でも使いたいと言うのが本心ですが、
塗料は長いスパンで結果が見えてくるもの。

自信を持ってお客様にご提供するには、
自分が信頼を持っているメーカーに偏りが生じるのは仕方ない事かなと思っています。


本年も有難うございました!~物干し制作~

2010年12月31日 21時48分37秒 | 日記
本年も当方ブログをご覧頂きありがとうございました!

本ブログをきっかけにお仕事を頂戴する事も多く、
実りある一年となりました。

本年も最終日となりますが、皆様のご健康を祈念いたしまして、
本年のブログ最終更新とさせていただきます。



さて、今回は塗装作業ではない番外作業であります。

外壁塗装終了間際に、
『物干しが庭に欲しいの』と言うご要望を受け、
私なりに考えて設置致しました(^^

設置する場所は南側のお庭の見える掃き出しのサッシ面。

雨戸が設置され、アルミ濡れ縁もある形。


雨戸のない窓面であれば、壁に穴を開け、
取り付け金具設置すればOKと言う簡単な作業ではありますが、
今回は壁付け不能面。

なので支柱を濡れ縁の外側に設置、
庇(ひさし)を上手に利用して、そこに支柱を固定するという方法を考えました♪

一番安い方法は木材で支柱を作る事ですが、
腐りますし、後々のメンテナンスに手間が掛る。

なのでアルミで支柱をと思ったのですが、
アルミ生地であるとちょっと冷たい感じがする・・・


そこでちょっと予算を頂いて、
アートウッドという特殊なアルミ素材を使う事にしました(^^

実は街歩きしているときに初めて見つけまして、
最初は『上手に塗ってあるなー』と感心しながら近付くと…アルミ(^^;

プリントで木目が作ってあり、肌触りも木目の凹凸を上手に再現してあり、
これはもう驚きももの木山椒の木デス。

一度使ってみたいと塗装屋の仕事分野では無いのに興味を持ち…
今回早速使える段取りに(^^

アルミの支柱は地中にコンクリートで固定、
ぶれ止めとして庇からステンレス金具にて固定と言う段取りです。

物干しは川口技研のホスクリーンを選択、

金属柱固定用の専用金具を利用してがっちり固定デス。


布団を干す事が出来るようにとの事、また布団を干してガタガタして欲しくないとの事で、
簡易タイプの自立式物干し(コンクリート台に物干し支柱を差し込むタイプ)を見送りました。


こちらが別角度から見た設置後の様子です。

因みにですが、濡れ縁に乗っている寄せ植え、
実は私が施主様にプレゼントしたものです(^^

また、庭に敷き込んである石は施主様のご希望で防犯砂利を当方で施工致しました♪





断熱塗料導入(ナノフォス・サーモドライ)

2010年10月26日 01時05分10秒 | 日記

今回はお年を召した施主様のお困り事への対応の為
導入した断熱塗料導入第一弾です。

『冬、お部屋が寒いのヨ』と仰る施主様に
少しでも温かく過ごして頂きたいと思い、
色々調べていると、塗料に混ぜる断熱塗料を発見。

それが写真のサーモドライです。

今回は大日本塗料の有機溶剤ゼロ塗料ノボクリーンバイオを使用予定の為、
ノボクリーンバイオにサーモドライを混和して塗装します。

病気療養中の施主様の為に選択した抗菌塗料に断熱効果をプラス。

効果はどれ程か、施主様の体感温度がUPする事を願っての段取りデス。



タキストロンタフスリップ(防滑性ビニル床シート)張り替え工事

2010年10月17日 20時53分55秒 | 日記
いつもお世話になっているマンションオーナー様より
『床シートが汚れたから貼り替えたいんだけど出来る?』
とご依頼を受け、当方施工で段取りを致しました。

塗装業者ではありますが、こういった作業もオプションで出来るのが
当方の大きな強みでもあります。


まずは現況、床面に貼ってあるビニルシートを剥がします。


床面に水たまりが出来るとの事で、
カチオンタイト(カチオン性アクリル樹脂モルタル)による不陸調整(段差調整)を行います。
住民の方が通行するので、半面づつの調整です。


その後はシート貼り工程ですが、
半面接着剤塗布→接着オープンタイム(30分~)→半面貼り付け…
その間に住民の方には片面通行をして貰うと言う段取りです。
左手に見えるシートを貼っていない箇所は排水溝として活用する為に
あえて貼らずにおいた場所デス。

ここに防水施工をして雨水の滑走性を良くして、排水路を確保します。
写真奥は中央に雨水が流れるように勾配を作ってあるので、排水路は無しとなりました。


タキステップ(階段用防滑シート)・タキステップ踊り場用シートの取り合い部分。

段差部分ではシートが剥がれやすくなるので、タキステップを踊り場シート色に合わせて貼り付け。

最終仕上げの写真です。
排水溝を防水仕上げして完了。


ブロック調パターンのタキストロンLA-471は旦那様の強いご要望での選択ですが、
非常にモダンで素敵な床に仕上がり、旦那様にもご満足頂きました♪