前回と同物件の下屋塗装です。
こちらは一部に激しい錆が発生しておりましたが、
同様に表面上の錆であったため、
オービルサンダーによる研磨処理後、
エポキシ錆止め塗装、
トタン屋根専用シリコン樹脂塗装仕上げとしました。
軒先に激しい錆が集中しておりますが、
昔の亜鉛引きトタン屋根でして、
こちらのブログでも剥がれた様子をご紹介しております。
この亜鉛引きトタン、昔はかなりの曲者扱いでして、
通常の油性ペイントでは早くて1年で剥離が起こってしまいました。
それは亜鉛引きトタンの表面が緻密で固いため、
密着力がさほど強くなかった当時の錆止め(シアナミド鉛系錆止め等)や、
仕上げ塗料(合成樹脂調合ペイント等)がトタンへの密着力を維持できずに剥離したと云う事です。
昔はその対策としてエッチングプライマーを使用したりしていましたが、
現在の2液型エポキシ樹脂系錆止めであれば
十分に剥離防止のための密着力を確保しているため、
しっかりとした作業が出来るペンキ屋さんは皆、
エポキシ樹脂系錆止めを使っています。
ただし、しっかりと目荒らし(表面に凹凸をつける事で塗料接地面を増やし剥離を防ぐ作業)
や錆落としなどのケレン処理必須ですので、私の所では極力、機械によるケレン作業をしています。
さて、トタン屋根と言われるものの鋼板の素材ですが、
亜鉛引きトタンからガルバニウム鋼板(通常トタンより3~6倍の耐久性)へと移行しています。
ただし、錆びにくいだけで『錆びない素材では無い』ので、
今後、ガルバニウム鋼板のリペイントも増えるのではと思っています。
http://www.tsuboi-toko.net/
こちらは一部に激しい錆が発生しておりましたが、
同様に表面上の錆であったため、
オービルサンダーによる研磨処理後、
エポキシ錆止め塗装、
トタン屋根専用シリコン樹脂塗装仕上げとしました。
軒先に激しい錆が集中しておりますが、
昔の亜鉛引きトタン屋根でして、
こちらのブログでも剥がれた様子をご紹介しております。
この亜鉛引きトタン、昔はかなりの曲者扱いでして、
通常の油性ペイントでは早くて1年で剥離が起こってしまいました。
それは亜鉛引きトタンの表面が緻密で固いため、
密着力がさほど強くなかった当時の錆止め(シアナミド鉛系錆止め等)や、
仕上げ塗料(合成樹脂調合ペイント等)がトタンへの密着力を維持できずに剥離したと云う事です。
昔はその対策としてエッチングプライマーを使用したりしていましたが、
現在の2液型エポキシ樹脂系錆止めであれば
十分に剥離防止のための密着力を確保しているため、
しっかりとした作業が出来るペンキ屋さんは皆、
エポキシ樹脂系錆止めを使っています。
ただし、しっかりと目荒らし(表面に凹凸をつける事で塗料接地面を増やし剥離を防ぐ作業)
や錆落としなどのケレン処理必須ですので、私の所では極力、機械によるケレン作業をしています。
さて、トタン屋根と言われるものの鋼板の素材ですが、
亜鉛引きトタンからガルバニウム鋼板(通常トタンより3~6倍の耐久性)へと移行しています。
ただし、錆びにくいだけで『錆びない素材では無い』ので、
今後、ガルバニウム鋼板のリペイントも増えるのではと思っています。
http://www.tsuboi-toko.net/