私が子供の時(と言っても高校生くらいかあ…)話題になった本です。暴露本と呼ばれて結構騒がれて、その後あまりご活躍を見なくなりました、というのを覚えています。改めて見てみると第一弾、これ日記なんですね… 今日も嘔吐、とか書いてあるので体調も思わしくなかったか、憤懣やるかたなしだったか、飲みすぎだったのかわかりませんが、ある意味で職を賭してしまったのがわかりました。長門裕之さんも同じようなことがありましたね… 文章にするっていうことが如何に怖いことかもわかります。
それと時代を感じます、巻末を見ると昭和60年、61年とか書いてあります。~ハラとか言える今の時代はだいぶ各々を尊重される良き社会状況になっているとは思いますが、果たしてそれだけでいいのかも疑問に思いながら日々過ごしています、とふと思いました。私の新入社員当時、平成初期はバカだの、なんだの言われて「くそ~っ!」とか思いながらそれを原動力にやっていたりも正直しました、それで成り立つこともあったりして…。 何か思っていても口に出来ないことで表裏がアンダーグラウンド化してしまう… どうしたらよいのかな? 人と丁寧に接することを仕事としている私にとって永遠の課題と思いながらこれからも穏便なところを探りつつやっていくんだなあと今この本を読んだ私のつまらない感想です。
著者がこの本出された時期は50歳も過ぎられたころ、今の私くらいの年齢で…です。時代も違うので一概に言えませんが、活字に落としてそれでも出版しちゃおう!という勇気が私など全くない(出版を勧めた方がいるそうですが… 日記の話を自分からしないと勧めないなあとも思ったり…)から私なんか凡人なのかもしれないとも思いましたが、アーチストというかクリエイティブな人は感覚が違う… みんな少なからずこんなこと思っているんだろうな… と推測出来て参考になりました。「ジャリタレ」とかいう言葉が何回も出てくるからふざけるなとか並々ならぬ感情が渦巻いていたのかなあ… と思い巡らしました。翻って私の闘争本能、なんとか根性、もう既に消滅しかかっています(笑)
譜面の読めない奴はダメだ、みたいなことが書いてありました。確かにそうだよねえ… 音楽の仕事にとても真摯なのはわかりまして、一流のバンドリーダーにまで上り詰めた方なのにこんな本で変な話題になり… とても残念に思いました。今の私くらいの年齢で…です、もう一仕事だったような気がします。私自身仕事に真摯に向き合って、マイナスの感情は自己消化して向かい合ってせめて60まで頑張ろう!勤め上げよう!といういいお薬的な本となりました。繰り返しますが本は持たない主義、整理して今日のモノでお願いします。
7617個 モノを捨てました!(^_^)
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