つなハピ

愛知県一宮市のNPO団体つなハピは『つながり合ってハッピーになろう』を合言葉に親子・教師・市民で楽しく活動しています!

『プレつどい』ご報告④

2019-01-21 12:31:39 | 日記
原田さんわくわくワールド第三弾は、算数!

ドリルをやって反復練習…ではない、算数が楽しくできる原田さんマジック!

繰り上がり計算ができるようになったら、「ふしぎカード」をやります。

相手に好きなキャラクターを決めてもらって、それを当てます!
ちゃんと計算ができたら、百発百中!

おうちの人が「えっ!」と驚くのを楽しみに、ひたすら計算…。
あっという間に、繰り上がり計算が得意に!

次はコレ。
不思議な4つの食堂へようこそ!

心の中でメニューを選びます。

「ワンワン亭にありますか?」
「ふたみ大食堂にありますか?」
「四谷レストランにありますか?」
「末広食堂にありますか?」

この4つの質問に「はい・いいえ」で答えるだけで、あなたが決めたメニューがわかります!

種明かしは…

「はい」と答えた食堂の数字を足して、メニューの数字と合わせます。

これらは二進法を使っています。


次は角度のお話。
授業で使うのは、おなじみ半円の分度器。
「円を学ぶのに、半円っておかしくない?」
という問いかけ。
「半円は筆箱に入りやすいだけです」

そこで、全円分度器の登場です。

ケーキの絵を貼って、ホールケーキを○人で食べるには何度で分ける?なんて、考えていくそうです。

切り込みを入れて、もう1枚紙を挟むと、角度が動かせる全円分度器のできあがり。

隅っこでは、こんな親子のやりとり。
娘「これは何°だ?」

母「90°」
娘「ブッブー89°でした!」
母「え〜〜Σ(゚Д゚)」

角度の当てっこで、こんなに盛り上がれます。

円の次は、四角のお話。
正方形は一番特殊な形なのに、最初の方に教わります。
だから、子どもは混乱する…とのこと。

こうして、四角の全体像を見せて説明したら、すぐに理解できるそうです。


次から次へと、あっと驚く「学び」を体験した1時間半。
学ぶことの広がり、自由さを見せてくれました。
どこでも何でも誰とでも、学びは楽しくできるんですね!


「子どもたちの様子を発信し続ける学級通信をずっとやってきました。それを軸に子どもと親、親同士がつながって、学びの世界を広げる“なかま”になります。「できた!わかった!」という達成や発見の喜び、学びの世界を広げる営みは、それを共有するなかまがあってこそ、より深くなります」
…と原田さんは言っていました。

教材作りも職員室でやって、他の教師も巻き込んで、どんどん周りに広げて一緒に作ってきたそうです。

学級内での子どもと教師、だけではない関係性の広がり。
原田さんワールドの楽しさの秘訣は、こんなところにもあります。

皆さんも色々と試してみてくださいね。

原田さん、今回もありがとうございました!
とってもわくわく楽しかったです。