つなハピ

愛知県一宮市のNPO団体つなハピは『つながり合ってハッピーになろう』を合言葉に親子・教師・市民で楽しく活動しています!

『きらめく小学生』紹介①

2019-02-28 17:16:52 | 日記
鎌倉時代さんの著書『きらめく小学生』をご紹介します。

この本は、鎌倉さんが東京にある和光小学校・幼稚園校園長だったの時に書かれた本です。
小学生のそれぞれの年代で、どんな場面に出合ったとき、本来のきらめく姿を見せるものなのかを考えてみたいと思って、まとめたものだそうです。

低学年、中学年、高学年の三部構成になっています。


どれを紹介するか迷うくらい素敵な実践ばかりです。
一部、紹介していきます。

第一部
【「学校」という世界に溶け込む低学年の学級で】

“きちんと自分たちの意見や思いを表明できるようにし、それを大人も丁寧に聞き取りながら、子どもにとって意味のあるものとして形にしていき達成感を持てるようにしていくことが大切なのではないか?”という問いかけから始まる第一部。

2年生の3学期に「誕生」の学習を深めているそうです。

周りの人たちの温かい関わりの中で自分自身を築き上げてきたその軌跡をたどらせ、今ある自分を素敵に輝かせて見られるようにしてあげたいと、親子でひも解いて作る「誕生のアルバム」に取り組んだお話がのっています。

今ある「生」は決して順風満帆だったわけではないことを知り、一人ひとりの「生」をお互いに実感し合っていきます。

子どもたちが本当に知りたいと感じたときこそ、真摯に学び深めていく様子が、生き生きと書かれています。

赤ちゃんについて皆で考え、妊婦さんや産婦人科医の人から話を聞き、養護の先生から赤ちゃんが生まれるまでの授業を受けて、親から自分史を聞き取り、紹介し合って、最後にアルバムを作っていきます。

“低学年期に大切なのは、子ども同士が協力して学びや生活をつくっていくことで「みんなと一緒に学べていいな」と実感できるようにしていくことだと思います。”
…と第一部を締めています。

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
[感想?みたいなもの]

自分史を振り返るだけではなく、他の子の自分史を共有することで、お互いの成長を喜びあって、子どもたちの認識がより深まっていく様子がよく伝わってきました。

自分を大切にする、他者の生も大切に思える気持ちが自然と育まれていることがスゴイと思います!

鎌倉さんだからできる、和光小学校だからできるということではなくて、学びの種はどこでも見つけることができるんだと気づくことができました。

生まれた時のことを話してみる、命について一緒に話してみる、そんなことなら家庭でできるな〜と。
小さなことでも積み重ねていくと、きっと大きな学びにつながっていくかもしれないですね。

②へつづく

中日新聞に掲載!

2019-02-28 09:29:11 | 日記
おはようございます!

今朝の中日新聞に、つどいの記事が掲載されました!


昨日、中日新聞の高本記者とお会いして、事務局長の野田さんと一緒にお話してきました。

こんな風にわかりやすく記事にまとめてくださって、さすがです!
そして、感謝です!
ありがとうございます。

色々とお話をしていくと、つなハピでつどいを毎年開いている意義、講師に鎌倉さんをおよびした理由など、原点にも戻れました。

今の教育や子どもの置かれている状況を考えるときに、鎌倉さんのお話はとても刺激になると思います。

講演テーマ『きらめく子どもたち』
素敵な時間にしていきましょう!

多くの方に来ていただきたい!と、つなハピでは最終準備を進めています。

つどいまで、あと3日☆
いよいよです!\(^o^)/