月の歴史
月の歴史
月の全体像は誰も知らされていない。
地球人もLOCの一定エリアしか立ち入る事は出来ない。
地球人の基地の建設には、過去、大小人工知性を持つ
ロボットを送って、進めたが、
秘密宇宙プログラムには大警告が出ている。
D・W氏は
彼のインタビューを受けたインサイダー、ジェーコブから、
以前、スーパーアースにいた種族が、
重力、気圧の違いを克服する為、
身体を、先進技術で、トランスヒューマニズムとして
結合させようとしていた、と聞いた。
又、同じくインサイダーのブルースから、
月面深く掘ると人工機材や機械が出て来たと聞いた。
彼はスーパーアースの破壊により、
惑星に大きな大変動があって、
避難民が月の内部に逃げて来た、
月の表面は安全な場所ではないので、月を地球の軌道に乗るよう
プログラミングして、地球の潮の干潮も作った、言った。
コーリーは、大きな大災害があって、
被害を受けた惑星の避難民が月の中に来た、
小惑星が月に衝突して、
かなりの損傷を受けたので片側だけが、
原型のままだと言う。
内部では先進的コンピューター技術が発展して、
月を地球の基軸に乗るよう誘導した。
太陽に捉えられてしまうと燃えてしまうので、
公転できる惑星を見つけたが、うまく行かず、
地球の軌道をプログラムして、潮の干満を作った、と話した。
インサイダー達とコーリーの話は一致していた。
月の片面には、数々の遺跡や、
かなり広い範囲の人工物、
ET同士の戦闘の跡、等があり、
さらに新たな避難民が、地球にも来たと言う。
大規模災害により生存不能となった惑星から
避難用ポートで連れて来て、
内部のAIが、月の一定のものを隠す為、
一定エリアのホログラムを投射していると言う。
元陸軍軍曹ウォルフ氏が、コーリーに、
月の裏側の、キノコ型の建物やドームの写真を出して、
その機能を教えた事を話した。
コーリーは、2人とも危険にさらされると思い、
恐ろしくなってここで彼を止めた。
ドームの建造物やレーダー探知機のようなもの等
写真を見せられたが、自分の中で留めた、と言う。
コーリーは家に戻った時いつも
あの事はいつニュースになるんだろう、
月の裏側に基地が発見された、と
いつ発表するんだろう、と思い、TVを見ていたが、
それから30年経った今も、
未だ流されていない。