幕末 幕府からの視点「徳川慶喜」

2010-02-15 | 日記
ところで、幕末を描いた大河ドラマの中でも、幕府の側からの視点で描かれたドラマがあります。それが「徳川慶喜」です。今までほとんどの大河ドラマでは倒幕側であったために、徳川慶喜は悪者のように扱っていました。しかし実際は聡明で優れた人物だとおもいます。家康以来の最もすぐれた将軍ではなかったのでしょうか。好演した本木雅弘さんもかっこよかったです。御所を警護していたそのりりしい姿が今でも印象に残っています。語り手の大原麗子さん、江戸っ子の語り手もよかったです。魅力的な女優さんでしたが、もっと活躍してほしかったです。大政奉還をして、その後の代案を考えていた徳川慶喜のしたたかさと、明治以降、政治から離れて、写真を撮り続けた姿にも粋だと
思います。残念ながら、録画状態が悪くあまりきれいに保存できませんでしたがまた見てみたい大河ドラマの一つです。