決戦!川中島

2010-02-13 | 日記
 大河ドラマには武田信玄と上杉謙信が登場する作品が三作品あります。「天と地と」「武田信玄」「風林火山」です。ところで武田信玄といえばあの川中島の戦いがとても有名ですが私の父の友人が詩吟が好きでよく聞いた詩吟の一節があります。それがこの「川中島の戦い」を吟じた「鞭声粛々 夜河を渡る」です。何度も聞いていたので大河ドラマでもそのシーンが出てくるとこの詩吟が思い出されます。
 ところで「天と地と」が放送された当時は私は12歳、私の家ではNHKを見る習慣がなくて親戚の家に行った時に見た上杉謙信の姿が私の原点になっています。それで「風林火山」の時に上杉謙信の役をやっていたガクトにとても驚きを覚えました。しかし、これも大河ドラマの醍醐味です。また、「武田信玄」では剃髪した信玄ではない若々しい中井貴一さんが
信玄を好演していました。「風林火山」では今までとはイメージの違った山本勘助が見られてとてもよかったです。あの武田信玄と上杉謙信の一騎打ちの場面は有名ですが史実としてはなかったようですが、ドラマ的には最高ですね。いつかその場面も大河ドラマでやってほしいと思います。






さまざまな語り手達

2010-02-12 | 日記
大河ドラマの重要な要素として、語り手というのがあります。語り手はあるときは解説者の役目をしたりして、物語の進行になくてはならないものとなっています。私が、大河ドラマを見始めた頃はたしかアナウンサーの方がされていたと思います。その後さまざまな形で語り手の方達が登場いたします。最近では、ドラマに登場している俳優さんがされる場合があります。今年の大河ドラマの「龍馬伝」でもタイトルの通り岩崎弥太郎が龍馬を語る形になっています。
以下思いつくまま、さまざまな語り手達を紹介したいと思います。
 せりふの所でもふれた、「武田信玄」では実際に出演された信玄の母の大井夫人(若尾文子さん)がされていました。最後のせりふ「今宵はここまでにいたしとうございます。」が有名になりました。異色な語り手としては、「信長」では宣教師ルイス・フロイスが語り手になっていましたし、「八代将軍吉宗」では近松門左衛門が語り手をしていて、とても存在感があってなおかつ面白かったです。また「徳川慶喜」では鳶のおかみさん役の大原麗子さんが江戸っ子弁で語りをされていました。他に、出演された女優さんがされた例として「北条時宗」時宗夫人役の十朱幸代さん、「義経」では同じく女優の白石加代子さんがされていました。以前ホームページを見ていると、この語りというのも文章だけでそれほど深い本編の内容を知ってされるのではないので、ご苦労されている部分もあるということが書かれていました。今後もどのような語り手が登場されるかを注目して見ていきたいと思います。


スポットについて

2010-02-11 | 日記
 今日は祝日ですが、あいにくの雨です。今日は寺田屋の写真を入れてみました。

 今回は最初にでてくるスポット(一番最初に出てくる数秒のカット)についてです。私がしる限りでは、ほとんどの大河ドラマでありました。(今年の「龍馬伝」ではでてこないのですが)こちらはあらかじめ本編の内容を紹介したり、解説であったりさまざまな情報が紹介されます。いつも楽しく拝見していました。少し遅れたらタイトルバックが始まってしまうので見逃してしまったこともありました。毎年その大河ドラマによって内容が異なります。わずか数秒のことですがこちらも大河ファンには見逃せないものになっています。復活を希望します。

タイトルバックについて

2010-02-10 | 日記
今回から、私が作った写真、資料集「竜馬が行く」の画像をUPします。

 ところで、以前「義経」のタイトルバックの話をしました。そこでは義経の一生がテーマになっているとの事でしたが、そこで改めて自分の録画した大河ドラマの総集編のタイトルバックを見てみました。すると興味深い事がわかりました。

 まず、最初に最近の大河ドラマではたしかにタイトルバックがアート化していて凝った内容になっていました。しかし、昔の大河ドラマは文字通りタイトルバックになっていて
その映像も馬を走らせている姿や、滝の映像が多かったです。

 そういう観点から、今年の「龍馬伝」においても、そのタイトルバックには作者の隠されたメッセージがあると思います。それを考えながら今日も大河ドラマを見ていきたいと思います。


「大河の旅」について

2010-02-09 | 日記
 私の撮った城の写真シリーズ最後は「姫路城」です。私の最も好きな城です。本当はたくさん撮ったのですが、この写真がお気に入りで、大きく引き伸ばしたものです。現在見られる城のほとんどは、天守閣のみですがこの姫路城は大きくていろいろなところがあってとても雄大な所が大好きです。時代劇で江戸城の撮影はほとんどここで行っています。

 ところで今回から少し大河ドラマをいろいろな視点から紹介したいと思います。まず最初は「大河ドラマの旅」と題して本編の最後に放送される。ゆかりの地についての案内です。
これは昔の大河ドラマからやっていたと思いますが、その場所に行くアクセスの情報もあったりで、これを見て行かれる方もあると思います。私は、坂本龍馬のファンだったので今回の「龍馬伝」で第1回目に紹介された桂浜の龍馬の銅像を見に行ったことがあります。今も海を見つめる龍馬の姿に銅像の大きさもさることながら、龍馬の人間の大きさに感動しました。この内容を録画してDVDにしたり、本になったらいいなとか思ったりもします。
毎回、本編のドラマに関係した人物などのゆかりの地などを紹介するので、自分で予想してみるのもいいかもしれません。皆様もいろいろと楽しんで下さい。

海外ロケについて

2010-02-08 | 日記
 今回は記事とは関係なく、大阪城の天守閣の写真です。

 ところで、大河ドラマといえばほとんどが国内で撮影されています。
 海外ロケをしたのは、「黄金の日々」がはじめてです。
 以後ほとんどが国内ロケの中で「北条時宗」の時はモンゴルのフビライが出てきたので、 大陸にロケを行ったそうです。モンゴルだったかどうかは定かではないのですが…
 日本が積極的に海外と関わっていくのは、やはり幕末ペリー来航以後の開国後ですので
 それに合わせてほとんどの作品は国内で撮っていると思います。

  これはスペシャルドラマですが「坂の上の雲」では、アメリカ、イギリスなどふんだん
 に海外ロケを行っています。やはり明治以降の作品がメインになると思います。たしか
 「獅子の時代」でもフランスが出てきたと思います。このように、日本の時代劇、「大河
 ドラマ」も国際的になっているのだといえます。

日本の城について

2010-02-07 | 日記
 昨年、書いた原稿の最後に「日本の城」の事を書きました。
 以前より気になっていたのですがこのブログに画像がほしいと思っていました。
 そこで今回は私が撮った日本の城の写真を掲載します。

 これは松本城の写真です。友人と旅行に行った際に撮った写真です。
 実際はその時は、普通のカメラでしたが、引き伸ばした写真をデジカメで撮りました。
 次回からは記事と一緒に写真を一枚ずつ載せていきます。お楽しみに

馬について

2010-02-05 | グルメ
 以前「世界一受けたい授業」で社会科の授業で昔の馬は今のサラブレットと違って小ぶりだったというのを聞いた事があります。私たちが大河ドラマなどでいつもみている馬はサラブレットで、歴史の事実は小ぶりの小さな馬に乗っていたそうです。そうなるとあの迫力ある戦いのシーン、武田の騎馬隊もまったく違ったわけです。想像しただけで何かがっかりしてしまいます。このように歴史の事実とはまったく違う場合が多いわけですが、それを踏まえて大河ドラマを「歴史であって歴史でないドラマ」として受けとめていかなければならないと思います。それも大河ドラマの醍醐味です。  

あまりに衝撃的な巨大黒船の出現;!

2010-02-04 | 日記
 ふたたび「龍馬伝」の話題です。先回の黒船出現には驚きました。大河ドラマでは、幕末には欠かせぬ事件としてペリーの黒船来航があります。私の知る限りでは、今回の黒船は最も巨大で衝撃的な内容だったと思います。たしかに「花神」でも黒船は描かれていましたし、今回もそんなレベルを考えていました。私の予想をはるかに超える内容でした。いろいろな意見を聞くと、桂小五郎と一緒に黒船を見たり、龍馬が吉田松陰と会ったりと設定は大胆でデフォルメした部分もありますが、こういう描き方もやはり、大河ドラマならではのものであり、大河の醍醐味というものではないでしょうか。それほどこの黒船事件というのが
龍馬をはじめ当時の人々にとって、特に志士達にとっては衝撃的な内容であったのではないでしょうか。反面庶民達は船を出して見物に行ったり、お祭り騒ぎをしたり、われわれの考えとはうらはらに楽しんでいた所もあったのではないでしょうか。とにかく、この巨大な黒船は私にとって忘れる事ができないものとなりました。   

見逃した「龍馬の声」

2010-02-03 | 日記
 今年の「龍馬伝」が始まる前に、昨年の年末にさまざまなNHKの番組がやっていました。
全部は見ていないのですが、爆笑問題による番組の中で、「龍馬の声」を再現するという企画がありました。たまたまビデオ録画で見ていて食事で中断して見ようとすると、すでに別の録画予約が入っていて、跡形もなくなっていました。

 本当に残念でなりません。どなたか「龍馬の声」聞かせていただけないでしょうか?
 NHKさん、もう一度再放送お願い致します。くやしくてなりません。
 よろしくお願い致します。 

幕末作品について

2010-02-01 | 日記
 タイガドラマンです。今日は、幕末作品についてのエッセイです。
大河ドラマでは、戦国時代の作品が最も多いです。幕末ものは、視聴率が悪いというジンクスがあるからです。でも、私は坂本龍馬ファンだからだけではなく、幕末が大好きです。
何か新しい時代を作るという若者のエネルギーに満ちあふれている気がします。
特に、「花神」が大好きです。
 ところで、この幕末作品をよくみて見ると、さまざまな視点から幕末という時代を描いているように思います。大きく分けると一つは幕府側、そして幕府を倒そうとする倒幕派、その中でも長州藩、薩摩藩です。以前にも書きましたが、歴史は勝者の側から書かれています。「勝てば官軍」という通り、薩長の側から描かれているのが今の歴史です。

 それでは、それぞれの側から個々に見ていきましょう。私はどちらかというと幕府側から見た方が今までの歴史では描かれなかったものが見えてくると思います。そういう意味では
「徳川慶喜」は圧巻でした。今まで徳川慶喜といえば、悪者あつかいでしたが、これを見ると幕府側も本当に日本の将来を考えていたのだと思えてきます。特に、徳川慶喜は初代徳川家康にも劣らぬ聡明なすばらしい将軍だといえます。徳川中期には将軍は大部分お飾り的で本当の政治は老中がやっていました。
また、他の作品では大老井伊直弼を描いた「花の生涯」「三姉妹」「篤姫」「新撰組」「勝海舟」などがあります。勝海舟は幕臣ではありますが、本当に日本の事を考えたすばらしい人物です。

 一方、倒幕側では長州藩を中心に描かれた「花神」大村益次郎の生涯を描いていましたが
私は、その中で、中立をたもとうとした越後長岡藩の家老河井継之助の姿にも感動しました。
 さらに、同じ倒幕側では、薩摩藩の西郷隆盛と大久保利通の活躍を描いた「翔ぶが如く」
この犬猿の仲であった薩摩、長州を同盟へと導いた坂本龍馬を描いた「龍馬が行く」そして今放送中の「龍馬伝」では岩崎弥太郎も登場しています。

 また番外編として明治の時代を描いたオリジナル作品「獅子の時代」がありました。
このように見てみた時にあらゆる観点から、幕末という時代を感じることができます。
これも大河の醍醐味といえます。ぜひそういう視点から今年の大河「龍馬伝」さらには他の作品もご覧下さい。新しい発見を、感動を味わえるますよ。お試しあれ。