デンマーク・コペンハーゲンにある人魚姫は、1913年に人魚姫の物語に因んで製作されたもので、コペンハーゲン港の岸辺から数メーターにある小さな彫像で、二本の足首までが人間で足だけが魚のひれになっている。世界3大がっかり(他の二つは、ベルギ・ブリュッセルの小便小僧とシンガポールのマーライオン)のひとつだ。それにしては観光客がひきも切らない。がっかりと言われればどれだけがっかりするか見てみようというのが人情というものである。美しい肢体はそれほどがっかりするものではなく、むしろ一見の価値があると思う。
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