私のあちこちスケッチ

日本のどこかで、海外のどこかで気ままに描いた水彩スケッチです

シリア、ヨルダンへの旅(2009年12月)

2015-01-31 15:54:22 | weblog

5年前にシリア、ヨルダンを訪ねた。当時は今ほど物騒ではなかった。今は世界の耳目を集めている程治安は不安、危なくて観光旅行どころではない。当時のように静かに絵が描ける地域に早く戻って欲しい。

〇シリア・パルミラ遺跡記念門

パリミラはシリア砂漠の真ん中に位置するシルクロードの隊商都市。ここにあるパルミラ遺跡はシリアを代表する観光名所、世界遺産。ローマ風の建築物・神殿・墓などからなる遺跡群が広大な敷地に広がる。この絵は遺跡の入り口にある記念門である。(最近~2015年8月~の報道によると、イスラム国がこの古代遺跡を爆破した画像が公開された。貴重な人類の遺産が破壊されたのは悲しいことです。)

〇ヨルダン・ぺトラ遺跡、エルハズネ(宝物殿)

ぺトラはヨルダンにある遺跡群。昔キャラバンの中継都市として栄えた。遺跡群は砂岩をくり抜いて作られている。シークと呼ばれる狭い岩の裂け目(見上げるほど高い)を30分ほど進むとエルハズネが突然出現する。エルハズネは高さ43mの巨大な霊廟で陽がさすとバラ色に輝く、その姿に皆感動する。映画「インディー・ジョーンズ 最後の聖戦」のロケ地になった。この絵も朝の光の中で描いた。

 

 

 


江差・開陽丸(2013年8月)

2015-01-11 14:50:34 | weblog

江差追分で知られた北海道江差町、ここには開陽丸が復元されて海岸に係留れている。開陽丸は幕末幕府の軍艦(エンジン付き帆船)として、オランダで建造されたが1868年江差沖で暴風雨のため座礁沈没した。榎本武揚が司令官として率いた旧幕府軍艦隊の旗艦として蝦夷地に到着した直後の悲運だった。現在は史料館として、船内には関係の資料、大砲を扱う兵士の情景などが展示されている。