猫と共に余生を穏やかに過ごす

猫との生活記録が主です。
サブでヘルニア闘病記事も有りますが、徐々に趣味の記事へと移っていきます。

2022-05-01夜 アンドロメダ・ストーリーズ B5版 第二巻 感想+アニメ版との比較感想+日常のこと その1 本記事原稿が一回消えて涙目

2022-05-01 20:31:21 | 趣味・興味

第二巻の表紙は、以前紹介した通り双子です。妹は腹巻をしていないのも言及しましたね。いったい、二人は何を見つめているのでしょうか。表紙裏には竹宮氏のあいさつ文があります。そういえば、確かに「地球へ」の時もアニメ化が原作終了前でした。熱のある内に早く映像化したかったのでしょうが、作者を困らせるので自重してもらいたいです。おかげさまで、このような例は近年、減っているように感じます。原作者の力が相対的に上がっているのではないでしょうか。カラーポスターが見えますが裏から行きます。

裏表紙をめくるとアニメ版のカットが少しだけ載っていました。虫眼鏡で良く見ます。良い物は良いですね。またアニメ版を観たくなりました。「恵」の押印が見えます。押印なのかな? さらに戻ると巻末はアニメ特集でした。カットはそれの「その5」でした。順に見ていきます。もちろん虫眼鏡です。その1。原画さんは四人・・・。シナリオ原本を見ながら気づいたのですが、「アランシャン」って「阿修羅」だったのですね。光瀬氏も好きだなー。おー!、という所でシナリオが終わります。その2は両氏のインタビューです。光瀬氏。「完璧は愚かさの一種です」 ふむふむ。イルの過去を物語にするという構想もお持ちだったという事ですが、叶わず残念です。実写版を仮定した場合の配役希望まで出ていました。錚々たる面子でした。今は国会議員とか、むにょむにょ・・・。竹宮氏。イルは牛若丸、なるほど。イマジネーションの重要さ、判ります。脚本の辻氏のインタヴュー。見事な発言がありました。開き直っている・・・。プロドューサーの田宮氏のインタビュー。陰影と背景について。「夏への扉」での手法を更に発展させた、と。あとは「アニメ化反対」の意見に「どんと来い」と胸を貸しています。どちらも開き直りが大事みたいです。

ものを創る時には妥協が必要になるんだな、と感じました。だれしもが理想的な制作環境に居るわけではないですから、当然の事です。商業的に成功しないと次がなくなります。この作品の事だけを考えていては飯を食っていけないのだな、と感じました。対比したいのは、もちろん、庵野氏ですよね。クリエーターは大変です。エヴァを完結させてくれて、「ありがとう」。

その3。絵コンテが3ページです。虫眼鏡の曲面を膝で綺麗にしながらページをめくります。

と、ついつい検索地獄に嵌っていました。イルの物語をきっと誰かが書いていると思うのですが検索にかかりません。ミクシィまで登録してしまいました。これがあるからネットでの検索は危険なんですよね。時間があっという間に経ってしまいます。ニコニコにあったエンディングまで観てしまいました。絵コンテに戻ろうとしたのですが、時間が来ましたので外出します。つばさは何故か、トイレに置いてあるバケツの井戸水が好みのようです。

いま、書き終わった感想を投稿せずに誤って消してしまいました。がっくりしています。気を取り直して、もう一度書きます。テンション低めです。

まず、その3の絵コンテですが、非常に字が小さかったです。老眼鏡と虫眼鏡です。更に写真に撮ってPCの画面で拡大です。じっくりと読み込みますと、アニメ序盤の記憶が蘇ってきます。このようにして原画さんに伝えていくのか、と感心します。もはや伝統芸能の域ですね。簡単に真似できるものではないと思いました。

その4は竹宮氏によるキャラデザです。字が薄くて読みにくかったのですが、上と同じ方法をとりました。当たり前なのですが、目茶苦茶絵が上手ですよね。はい、書くまでもない事でした。これのイルも相当にカッコいいです。その5は前述の通りで、ふろくは以上です。

表に戻り、ポスターを見ると、なんと二枚ありました。

二枚とも素晴らしく綺麗です。特に二枚目のイルが二枚目です。(意外に消えた内容をそのまま書けるものですね。かなり省略しましたが)

さて、カラーページは4枚で、第一巻と比べたら物足りないです。ポスターが一枚増えたのと、価格を上げる訳にはいかないため、致し方ないと思います。対象の読者層は当時は年齢が低い層も含まれていたと思います。

内容の感想は明日からにします。ちょっと疲れました。別記事に移ります。


リアル「のんのんびより」の滅亡 つばさ日記2022-05-01

2022-05-01 09:30:09 | 日記

五月しょっぱなから不景気な話題で申し訳ありません。

うちの近所の小学校は「小規模特設校」というちいさな小学校です。複式学級、つまり、同じクラスに違う学年の児童が在籍しています。これには特別な認可が必要なのですが、行政は国からのこの認可を返上し、小中学校の統廃合を進めようとしています。お題目は色々ありますが、要は経費削減です。教育にお金をかけないと日本も、地方も、どんどん衰えていきます。その典型例です。

この小学校には、東京からこの学校のためにわざわざ引っ越してきた親子もいるそうです。はい、完全にリアル「ほたるん」です。越してきたときに、「この小学校は統廃合の対象になっていますよ」という説明はしていたそうです。議会の議員諸氏は一部に疑問をぶつける者も居ましたが、最終的に全員が議案に賛成しました。無い袖は振れないという訳です。国全体の在り方として、教育にもう少し力を入れないと、日本の滅亡スピードが速くなります。どんな国も、いつかは必ず滅びます。今は滅んでいない国だけが残っている状態です。滅亡を少しでも遅らせるために、なんとかならないものでしょうか。

なお、「のんのんびより」では、児童・生徒六人に先生はお姉ちゃんだけという描写でしたが、あと分校長が居るはずです。そして体育や美術、算数などを教えているはずです。つまり、教員一人当たり三人を担当しています。街中だと平均で二十人くらいです。少人数教育には大変な経費がかかります。でも、それが良い点だと感じる者の視点を一切、抜きにした今回の議決に大きな疑問を持ちます。

関係ないかもですが、友人に、日本を代表する大企業に勤める者が居ます。待遇は素晴らしくて、国や自治体に税金をちゃんと払っています。どこかの企業のように税金を巧みに逃げるなんてことはせず、どっさり払っていると聞きます。友人はその税金で企画された地域の行事に参加し、自ら何かを作ろうともしています。いわゆる副業です。こうやって経済は回ると思うのだけど、衰退する一方の私の住む地域ではこのような回転が存在しません。予算は削減ばっかりです。下水道事業も同じです。大多数の地方は同じ問題を抱えています。国を挙げて取り組まないといけないのではないでしょうか。

「のんのんびより」が滅亡すると、徐々に何かが滅んでいきます。最後には国が滅びますが、次に出来る国がもっと良いと保証できるのは今の有権者、つまり市民の力だけです。


2022-05-01朝 アンドロメダ・ストーリーズ B5版 第一巻 感想+アニメ版との比較感想+日常のこと その3 次の第二巻に取り掛かります

2022-05-01 07:35:32 | 趣味・興味

さて、第一巻の感想の続きです。やはりアニメ版では省略された細部に楽しい所が多いですね。世界観がわかるエピソードやおじいさんの立場説明など、やはり長時間化して再アニメ化してもらいたいですね。そしてイルがカッコいいです。内面描写も含めて良いですね。重心の下りだけでも先のアニメ版に入れてほしかったです。この時点でアニメ版を振り返ってみると、無駄がまったくなかったな、と思いました。詰め込めるだけ詰め込んだので、そうなりますよね。

午前はネットで、午後はリアルで買い物三昧でした。今日は山を下りる日でしたので、必要物を買いそろえました。あれやこれやして落ち着いたのが18時前で、ちょっと疲れました。こうゆう時はwowsです。新鮮味があります。一気に時間が飛んで、いつの間にか寝てしまい、五月になりました。それもしても漫画版は細かい所まで描かれており、当時の24時間テレビで放送しにくい場面も確かにありました。そういう裏の中身も含めて、漫画版は深みがあってとても良いです。漫画版のファンであれば、アニメで絵が動き、声が付くというのは感動ものだったと思います。何かと乳母は有能です。ゴダイ、お前は覆面レスラーかよ(笑)。イルの部屋着姿も綺麗で、身支度のシーンも軽い回想と重なりいい感じです。ゴダイの背景もしっかり解りました。チビメカは相変わらずでした(笑)。西部劇の草玉ではなく、桶が転がっていました。アニメ制作陣も遊んでいますね。

ルービックキューブ、懐かしいです。労働じゃねーよw あれ? 飲んでいない・・・。これは大きな違いですね。アニメ版の感想も大きく関わってきます。漫画版はちゃんとしていましたね。バルガはちゃんと出国しようとしますけど、おい、なんだその風呂敷はw いわゆる「知り合いの女性」の一言で片づけられた人物もちゃんと描写されています。175ページ、なるほど、と自然に声が出てしまいました。凄い演出です。これがアニメに無いのは非常にもったいないですね。鹿みたいな馬がデカいです。そして殴り合いです。バルガのキャラ、漫画版の方が良いですね。それにしても、出国した女は完全に仏の顔をしています。彼女の望みも叶い、とても良かったのですが、心底思うのは、人の幸せとは本当に人それぞれなんだということです。他人にとやかく言われないようにするのは非常に困難です。特に組織に属している人はなおさらです。運命というか、天命を得た人間はとても幸せなのではないでしょうか。かなり考え込んでしまいました。

そして酷い、不気味な宴会が始まります。いい絵ですね。「かつぎ」を検索しました。「平安時代以後、貴婦人が外出するときに頭からかぶった衣服。きぬかつぎ。」という事でした。なるほど、お洒落な言葉ですね。今でもお洒落だと思います。私はこういうのが大好きなのです。架空の地図です。自分で作りたいくらいです。

実にいいですね。こういう土地をバイクでツーリングしたいですね、テント持って。と思ったらシーバイクが登場しました。しかし、アニメ版でも同じですが、凄い盛り上がりを見せます。特に見開きの一枚絵は執念を感じさせます。心血を注いだという言葉がこれほど似合うものもなかなかありますまい。と、口調まで伝染してきましたw やはり、デカい漫画本には大きな価値がありますね。乳母は残念です。次はジムサが有能キャラになりました。まあ、登場時から有能でしたけど。というか、最後に凄いのが来ました。見事にオープニングに繋げており、この第一巻だけでも作品としてある程度、完結していると思います。あとは読者のご自由に、という形でも全く問題がありません。本作品は幸い、続きがあるので、順に読んでいきたいと思います。