つばさ日記0204午前「『レイ、心のむこうに』も、すぐ三人とも退場」
★タイトルに読点を追加しました。
2日の午後、離れ一階南出窓より、自分でメイン部屋に戻ってくる。合計2時間弱のメイン部屋外滞在訓練だった。閉め切って暖房再開。しばらくで、桃ハウスに入る。
夕方遅く、寝すぎだろうと、檻外草ちゅ~で起こす。すぐにトイレ小、普通量。ここから長時間睡眠再開。
夜中、カリカリ追加間隔49h、ちょっとペースが遅い。いつの間にか減っていた。
明けて3日のてっぺん過ぎに消灯、夜中につばさが私の顔を踏まないように枕の頭側外を通り(隙間を作っているつもりはない)、そろりとベッドから降りる気配。朝のニャーPS(かなり前の記事参照)確認によると、トイレ直行直帰だったようだ。ニャーPSは便利である。
普通に起床、やはりトイレ跡有り、小が少量。体温十分。メイン水を補充。
3時間後、草チョコちゅ~準備、草の種が半個混ざる。檻外で。口の下にピンク色の異物を発見、「初めて見たはずなのに、初めてじゃないような気がする。」 ようやく零号機のレイが到着。言葉だけの零号機の支援を受け、初号機と弐号機、スタンバイ。小鉢に草は二本しか残らず。食べ終わったので、初号機出動、異物回収。早速悲鳴。痛い所に当たったようだ。おじさんの心も痛い。続けて弐号機、今までで一番強引に薬を塗布、成功。床の下、ストーブ斜め前で呆然としている。よく我慢した。これで一等兵へ昇進とする。ところが再び、すぐに口中央から黒い異物が。そっとしておく。南窓へ。出撃した両機体をサブ水で洗浄、改めて異物の色の違いを見て、マギに分析を依頼する。結果、黒とピンクの双方を確認。サブ水を新しくする。暖房を消し、ベッドメイクと換気。
しばらくすると南窓から寝息。そっとしておく。と思ったら起きていた。鼻が詰まり気味だった。軽度だが、風邪が全く治らない。エイズを憎悪する。メインカリカリ後、階段を少し躊躇ってから降りていった。一回メイン部屋に戻ってきて、すぐに離れ一階へ降りる。一緒に来てほしいのだろうが、こちらにも仕事がある。少しは付き合うが。
離れ一階と母屋を行ったり来たりする事で、つばさ領としてもらい、1時間強でメイン部屋に自ら戻る。これでネズミや虫を排除できる。それまでは、サブ水。このメイン部屋に戻る訓練を実行中のため、下であげるのを、すんでのところで思い留まり正解だった。その後、桃ハウスへ。あんかオン。
夕方、トイレ前で佇んでおり、頭を上から撫でようとすると怯える。下から体を撫でる。メインカリカリ。なぜこんなに遠くまで運んで食べるのだろうか。
映り込んでいる髭剃りはヨーロッパ仕様。業者のミスで返金された。電圧変換アダプターを付けたが使用1回分の充電すらできない代物。
部屋を締め切り暖房をつける。改めてトイレ。小を少量。桃ハウスに戻る。
ヨガから夜に帰宅、桃ハウス。ちゃんとストーブが切れるタイミングでエアコンを遠隔で入れた。照明は点けっぱなしだった。深夜に出て来て爪とぎ台へ。膝上少しだけ。高級ネズミおもちゃにようやく興味を示す。少し口が臭い。まだメインカリカリを食べているが、私の疲労が激しく消灯。20分ほどでで「ニャー」と鳴きながら桃ハウスへ。どこを通ったのか判らないが、多分、枕の頭部側外だろう。この夜は早寝。体が限界を迎えている。夜中、トイレの猫砂を掻く音がした。
4日、普通に起床、桃ハウスのまま。体温十分すぎる。あんかは凄い。昨夜あげれなかったので「つばさちゃーん、ちゅ~る食べる?(相変わらずのキャラ変)」と声を何度か掛け刺激する。しかし、選択肢は一つである。
枕右へ。かつぶしチョコ草ちゅ~の準備をしていると、「奴がこちらに気付いた」のだろう、近寄ってくる。碇指令も出て来て満足である。檻外で綺麗に食べた。残りの草は一本だけ。ここで昨日、シェルターの方とお話しした内容を思い出す。薬は患部に直接塗布するのではなく、はちみつ等に混ぜ、口内に入れば成功、これで口内全体に薬を行き渡らせて、全体的に改善を目指す、今の初号機、弐号機のやり方では突発的な事故の可能性がある、というもの。先人の知恵は有難い。このため、初号機と弐号機は予備役に編入された。
小鉢にテラ・コートリルを足し、更にちゅ~るも足す。食べた。薬だけ見事に残す。さらにちゅ~る投入。完璧に食べた。これにより、朝ちゅ~の正式名称は「檻外テラ・コートリルチョコラBB+猫草かつぶしちゅ~る」となり、少々長い。略称は檻外は別記し外すことにして「テチ草かちゅ~」とする。頭を撫でようとすると、やはり怯える。私の方も寝ぼけて上から撫でるのが悪いのだが、こういう時は何度も、昔、虐待を受けていたのではないか嫌な想像をし、不憫に思う。
床、ストーブ斜め前に佇む。ここは冬のお気に入り場所のようだ。少し暖房を強くする。昨夜、就寝直前は声がかすれていたが、今は声が澄んでいる。日々変化しつつも、全体的に見て、以前よりはマシになってきている。まだ床に居るので期待しているようだ。声もそんな雰囲気。更にちゅ~るを足すが、その前に小鉢の底に乾いてこびりついたチョコちゅ~を爪楊枝と霧吹きの水でこそぎ落としておく。ただでは食わさぬ。あっという間に完食。これでこびりついた物も概ね無くなった。
つばさがウチに来て、これまでを振り返ると、ちゅ~る無しでは何もできなかったと感慨に耽る。ちゅ~る一本がタバコ一本より4銭高いだけ(一本30.04円)なのだから、自分のタバコ量を減らしてちゅ~るに回すこととする。まだ足元に居る。
タバコも買い過ぎである。まあ、何かで4カートンで4000円返ってきたのだが。
とりあえず、椅子の膝上に乗せて背中のストレッチをする。やはり、顔の右側だけを私の腕にこすりつけてくる。左側は自分でコントロールしたいのか、何かの固定物にこすりつけることが多い。しかし、このままでは朝食のミニ豆腐を下から持って来れない。一緒に行くか。寒い思いをするのも訓練だ。まだ一等兵なのでビシバシ行く。ミニ豆腐補給成功、寒すぎる。途中、かつぶし大袋に興味を示すつばさに、強めに戻れと言うと、伝わったのか素直にメイン部屋に戻ってきた。猫はしつけは無理だと聞いたのだが。ここでmy鍋の水を飲まれる痛恨のミス。これでは朝食のメインであるコーンスープが作れない。蓋を怠っていたのだ。ちゅ~るによるつばさの強制再起動の前にはmy鍋に蓋、これは重要事項になる。しかし、飲む量が多い。長い。良い事なのだが。
サブ水後、隣の机に佇んでいるため、聴診器チャンス。私自身の鼓動が聴こえぬよう、出っ張った合流部が前になるように装着。これが判るのにかなりの日数を要した。医者が良くやるように、小刻みに当てる場所を変え、音を探る練習。相変わらず呼吸音に異音が多い。心臓を聴こうと、左はどっちだと思いつつ探るが、まあまあ中央よりだった。竹製の団扇を爪でひっかく音や、少し咳混む音?がとても大きく聞こえる。とはいえ、聴診中はとても大人しい。撫でてはいるが。鼓動はいつも通りに速く、異音がなんとなくわかるが、まだまだ私には修行が必要。
なお、この聴診器は高級機なので、強く当てると高周波音が、弱く当てると低周波音が聴こえる。と説明書に書いてあったが、まだよくわからん。これは単なる技術であって、回数と経験ですぐに上達すると先達からリアルで聞いている。ちなみに当てる部分をダイアフラム面というが、これがチェストピース(もう初めて見る用語ばかりである)の表裏に大小ある優れモノである。さすが高級機である。
my鍋の水はメイン水とサブ水に移し、すすぎ水も同様にし、無駄を作らない。一等兵には許されないが、私は手抜きしまくりである。ようやく鍋に火をつけるが、すごそばにつばさ一等兵が居る。「これはあっちっちー(私も変わったものである)やから、絶対に触るなよ」と強めの口調で言う。安全にコーンスープを作れたが、伝わっているのかどうかは不明。様子を常に見てはいた。写真は、my鍋(アウトドア用品のコッフェル)を持つ時に使った軍手を背中に乗せられたつばさ。
つばさの下には偶然映り込んだ団扇。タイの東北部イーサーンのどこかの国境近くの街で買った竹編みの繊細な物で、恐らくタイよりも人件費の低いラオスからの輸入品である。このような構造が二重三重にも積み重なっているのが我々の住む世界である。連続くしゃみ。体温はやや低い。軍手を乗せているのだが。これは一旦、桃ハウスのあんかに誘導するべきか。結局、戻す。
さて、何故か事務机が二つ(ついでに袖机ひとつも)ある私のメイン部屋なのだが、隣の机がつばさの聴診用の診察台になるとは予想外であった。普段は多種類の飲み物を選べるドリンクバー状態で、カセットコンロもあり、火が付いていると危険もある。寒い時は、ここで鍋を作って部屋を暖める時もある。偶然というのは、前にも書いたが、本当に不思議なものだ。しかし、それを準備したのは私で、ある意味必然なのかもしれない。とも、以前に書いた。しつこいな。
トイレ跡に気付く。いつのだ。あ、ついさっきのだ。清掃。ただし、ミカンを食べてからだ。当然、痛みのある個体から先に食べる。今朝はつばさの動きが激しい。すると書く量も多くなる。そして老眼が少しマシになっていることに気付く。まさか昨日のヨガの効果ではないはずだ。更に、下書きに使っているオープンオフィスのズームを115%にしたら楽だと判明。だがよく考えてみれば、100%のままだったからこそ老眼がマシになっている事に気付いたのだ。一筋縄では行かない。
桃ハウスは東向きなので、朝日が差し込む。この美しさが写真で伝わるだろうか。
つばさは寝そうだが、今更、my鍋に蓋。多分不要。
枕右へ。体温が上がったか確認すると、かなり上がっている。暖房消す。換気して、外に促す。しかし、冷たい空気を感じてメイン机に乗り、慌てて制止、しかし失敗、するとPC本体とモニターの隙間という信じられない狭い通路を使って南窓へ。日向ぼっこ。こんなコースがあるのか。だが、メイン机に乗る習慣は阻止したい。換気は程々で終える。私が寒い。