つばさ日記0226朝「あと一時間は早起きしたい」
26日、早起きした。音楽はまだ鳴っている。ボリュームを上げる。非常に寒い。一時的に暖房を最強にする。すぐに部屋は暖まる。就寝時の暖房が弱すぎたか。私には適温だったが、翼に合わせるべきか少し考える。つばさは昨夕から最強モードのあんかに直接ぺったりくっついている。やはり、クッションを折り曲げるのは自分なりの調整だったか。
風呂が心配なので確認。湯水共に完全ではないが凍結、全開でも一割以下しか出ない。しかし、完全凍結ではなく助かった。湯水共に水滴が落ちる状態にして明け方を乗り切る予定。予報は外れ、又もや-4度にまで冷え込んでいた。当てにならない予報ばかりで困る。予報を5つくらい見ても正解する予報がない。エアコンの温度計も外気-3度の表示である。当然、外は真っ暗である。今からが一番冷え込む。
寝入りばなに音が聞こえたトイレを掃除、小が少量だった。
寝ながら一つ、太らせる方法を思いつく。36時間ごとにカリカリを補充する方法だ。残りのカリカリの量に関わらず、これを続けるのはどうだろうか。いまは自由食いの上、散らかったカリカリも放置している。しかし、意外と散らかしたカリカリを食べて、一定以上の散らかり具合にはならない。なかなか賢いのではないか。私も猫馬鹿である。
昨日、偶々流れてきた、バングルスのエターナル・フレームを繰り返し聴いている。ポイントは「アム アイ」とではなく「エム アイ」と発音する所である。いい味を出している。歌詞をよく聞くと、単なるラブソングではない。まあ、歌は全てがラブソングだというのが私の持論なのだが。この曲はどのアーティストも一つは持っている類の生命賛歌でもあるのだが、傷を癒す「ease the pain」というフレーズが心に響く。いま見直すと、この曲のタイトルはバトル物の必殺技に見えてしかたがない。「くっ、こうなれば最後の手段しかない、行くぞ、『エターナル・フレームっ!』」である。邦題がダサくて笑える。ここに書ける代物ではない。が、今のような悲惨な世界を癒す名曲である。死ぬな、国を捨てろ、とにかく逃げろと声を大にして言いたい。
お風呂の水は完全開通した。水滴が効いた。お湯は水滴を続ける。庭に出る。山際が薄いオレンジ色で美しく、低い高度に下弦の月が見える。下弦だと三日月というのだろうか。寒いので用事を済ませて家の中に戻る。やはり早起きは良い。メイン部屋で体温を回復し、家の中の用事を済ます。相変わらず、コーヒーとタバコと音楽が友である。ちなみにお酒は一切飲まない。オンライン飲み会や来客時だけである。突然、鼻水をすすりながらつばさが起き、トイレに向かう。掃除が間に合って良かった。抱っこは嫌がったので中止。カリカリの隙にトイレ掃除。大が普通量、小がやや少量の朝の目覚めの同時トイレだった。ちなみにウチの猫トイレは部屋の隅にあるため、専用の60Wライトを設置してある。老眼に暗さは辛いのである。大は丈夫な袋へ、小の固まりと小さな塊りは別々の牛乳パックに移し、前者は階段踊り場で捨てる前の仮乾燥、後者は補完計画に回す。トイレ掃除中にアレクサで音楽を操作できるのが非常に便利である。タブレットのアレクサは感度が悪くスピーカーも小さい。しかしスマスピのエコーなら感度も良く、五月蠅い中でも声を聞き取ってくれる。スピーカーもデカく、最大音量に出来るのは日中で閉め切った時だけである。音割れもそれほど気にならないレベルである。この製品は良いものである。
お湯は六割方開通、朝風呂が可能になった。ギリギリの勝利である。朝食前に草テチかちゅ~。急いで朝食の準備。しかし、もう一時間、早起き出来たら理想的なのだが。もう少し朝食を早くしないと夜食のラーメンが減らない。賞味期限がピンチである。朝食を食べながらも、つばさを膝の上に。ウインナーをあげると運び食べで檻の方へ。そして膝上に戻る。同じことをもう一度。ただ、こんどは椅子下で食べ終わった。再び膝上。五分程で床に降り、ウインナー包装の入ったゴミ袋を漁ろうとする。厳しい声で制止すると辞めた。今夜はこれを狙ってくるだろう。どうしたものか。サブ水へ。朝の段階で事前に二つの水容器を洗い、綺麗にしてある。気付くのかどうか判らないが。まだ朝食を食べているが、みかんやバナナは上げても良いのだろうか。みかんはダメ、バナナは極少量与えてアレルギーがないなら、少量なら良い、との事。バナナを子指の先ほど出すが、興味なしである。右手でツンツンしてる。遂に床に落とした瞬間、右足の爪を裸足の足に立てられ、イテテとなる。朝食終了。8時前である。つばさは朝日を浴びながら手を舐めている。
お尻に見えるライターは切れかけで、石油ファンヒーターで弱めに加熱しているところである。3つおいているのだが、いつもつばさに落とされている。いまは珍しくひとつ残っていた。