「朝露や 雉を撃ちたる オオアザミ」
季語として、オオアザミは歳時記に載っていませんでしたが、まあ、この時期に花を咲かせるのでいいでしょう。
朝は分厚いスリッパを履いて家の裏を偵察しがてら、雑草を踏みつけて回ります。オオアザミの巨大な株があり、高さ1m以上、幹は直径2㎝近くあります。蕾が10個弱あり、一番上の蕾は完全に咲いています。朝はまだ寒く、独特の棘を持つ葉には朝露がかかっています。そこに私は雉を撃ちます。完全に誰からの視界にも入りません。こうして育っていったオオアザミが数日前に花を開かせたのです。全ての蕾が開花するとなかなかの壮観になりそうです。隣に別の巨大な草が生えていて、蕾もあります。そのうち、そちらも調べたいと思います。
2022-05-23追記
21日の夜に今シーズン最後の焚火をしました。このオオアザミはウチの焚火場に自生しています。焚火をすると、どうしても熱と炎に焼かれてしまいます。写真では撮影のために焚火台を建物側へ寄せています。
この状態から雉を撃ち続けても、この株はもう駄目でしょう。生えた位置が悪すぎました。もう少し右に種を落としてくれたら、来年は位置がマシになります。なお、右手にも少し見えていますが、別の草花がほぼ同じ高さで生えています。これの花が咲いたら、記事にしたいと思っています。