私達は人生の目的が何かを問われる時が有る。
だが、明確に人生の目的を語れる人は少ないと思うのですが?
あなたならどうですか?
人生の目的?
と、問われてすぐに即答出来ますか?
・・・ ・・・ ・・・
ですが、何となく、皆さん解って居るんですね。
私は?どうでしたかったって?
・・・ 実は・・・恥ずかしいのですが・・・
・・・ … ・・・
自分は47歳の誕生日頃までは
キリスト教を信仰していたので、
日本の国の皆さん一人一人に福音を伝える事だと思って居たのです。
福音?(ふくいん・・・注1)と言っても何の事?
??と思うのは当たり前ですね。
日本は西洋や米国とは違い偽善を働く人は少ないと感じますから。
神社やお寺で教えられた事を実践さえすればいいと思います。
話を元に戻しますが人生の目的とは?
誰もが思うように、不幸せに成りたい人はいません。
誰もが幸せを願っています。
そう、そうですね。
「幸せ」・・・あるいは「幸福」と思って居る人は案外多いのです。
幸せ・・・と言うけれど、人は誰かと比べたりしないと実感が湧かない者です。
あの人はこうだから・・・自分の方がいい・・・とか。
あの人はああだけどこうだから・・・自分の方が幸せだ・・・とか。
とかく相対的な幸福を思ってしまいがちです。
相対的幸福は一時的なものと言われています。
幸福とは富、名声、名誉、社会的地位、
人気などと考える人が多いですね。
そして人を幸せにするものとしてはお金の他に恋人、愛、
思いやり、感謝、仕事、希望、信頼などポジティブな感情を
挙げる人が多いです。
それで書物を調べると大体、
幸福とは物質主義的<感情的<知的<霊的なものがあり
右に寄るに従って高度なものとされています。
人生の目的は幸福になる事ですが、このように突き詰めて行くと
最終的には霊的幸福を得る事が最たる幸福と言えるのだそうです。
ではこの霊的幸福とは一体なんだろう?
答えを言う前にあなたに考えて欲しい事があります。
それはあなた自身が人生を真面目に受け止めているかどうか?と言う事。
決して、あなた自身が利口で優秀かどうかと言う事ではありません。
(利巧かどうかより真面目かどうかが問われる時が来る)
素直になって、そうだ!、自分は真面目に考えていると思う人は
この先の文章を読んで欲しい。
けれど、否、そうじゃ無い!と思う人はここでこの文章を
一端、読むのを止めて考えて戴きたい !
と言うのもこういう人は既に答えを知っている。と考えられるから。 ・・・
そう、実は知って居るが実践しない人も居る。
とやかく言うのは本意ではないので
正解と云われるものを書いて置きます。
それは人生の目的は霊的幸福だということです。
ここで音楽を聴きましょう。有名な曲ですので一度は聴いた事があると思います。
癒しの音楽 パッヘルベルのカノンをどうぞ!
真面目に受け止めている人もそうで無い人も
この世を去って行く時が来ます。
その時には利口者か否かなど問題外です。
生きた人生を振り返り ・・・
在りし日の思い出を心に浮かべるのです。
自分が世の中の人に与えたものは?
自分が世の中の人から貰ったものは?
GIVE and TAKE ・・・
様々な感情が溢れる事でしょう。
そして独り、我が人生を思うのです。
失敗や後悔に畢(おわ)ら無い人の人生は幸運です。
だから言うのです。
真面目に生きた方がいい!と。(何度も聞いた事あるでしょ!!)
「人生の目的とは成長であり、
無知から覚醒へのそして不幸から幸福への進化だと云われています。」
この事は知って居た方が良いでしょう。
けれどそれはおよそ50歳を越えた人の場合だろうと思うのです。
若い内はむしろ知らない方が良いのではと思います。
何故ならば成長とはその過程が大事であるから。
過程が無ければ、もっと言うなら成長と言う言葉だけ知って居て
実践が無いならそれこそ虚しいものとなるでしょうから。
釈尊は35歳から80歳で入滅するまでの間に説いた
およそ七千巻のお経の中で
次の事を何度も言っているそうです。
自身の覚醒である。と。
これはいわゆる”悟り”の事と思います。
この事は過程が大事になるので身近な言葉に直すと「修養」と言う事になるのではないでしょうか
まとめます。
人生の目的は幸福になる事です。
これに異論がある人は恐らくいないのではないでしょうか。
だから、その最上の幸福は霊的幸福を得る事だといえるのではないでしょうか。
それは自身の覚醒であると釈尊は教えています。
それには過程が大事ですので「修養」と言う言葉で言い表せる、のではないでしょうか
神宮の 葭(よし)に欄干(らんかん) 夕月夜
稲妻や 破る 一閃 水鏡
注1)福音=キリストによって人類が救われると言う教え
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