確定申告百景２０１０・その１（税務署のペーパーレス化が進行？）

今年も確定申告の時期に突入しました。各税務署や税務相談所は納税者であふれています。

気のせいかもしれませんが、各税務署や税務相談所で納税者に配布する申告書用紙やパンフレットのストックが減っているように感じます。従来でしたら、相談スペースの１割程度が申告書用紙やパンフレットで占められているようにさえ感じましたが、今年は大幅に減っているようです。

国税庁によるｅ－Ｔａｘ（電子申告）の推進は否応なしにペーパーレス化をもたらします。

相談スペースの約半分がパソコンによる申告書作成コーナーに変わりました。膨大な分量の書類を抱えて相談員に懸命に質問する納税者の数が減り、パソコンに向かって淡々と申告数値を算出する納税者が主流になりつつあります。

★パソコンのほうが楽ですが・・・

パソコンで申告書を作成すると集計や税額の計算は自動的にできますので、手書きよりも断然楽です。しかし、申告書の全体像が見えないという欠点があります。ですから、ある程度を手書きで作成してからパソコンに入力することをおすすめいたします。