6月9日(金)の記事である。少し古いが、その前後の話の関係で、少し書いてみる。
この記者会見の前に、これらのメンバーが地下水審議会に審議会の開催を申し入れた。その審議会の委員長が下地義治商工会議所会頭である。どこを切っても同じ顔が出てくる金太郎飴のように、わずかな人間に島の政財界は牛耳られている。
問題は審議会開催を求める要請に対する対応で、まさにあ然とするものだった。新聞の報道によれば「私は開く意味が分からいので開かない。要請書も読んでいないと、臆面もなく言ったそうだ。素人が分からないから専門家から聞くのだ。それに,所定の人数の要請があれば審議会を開かなければならないと条例で決まっている。ということは、言い換えれば、地下水審議会が開かれれば、宮古島に陸自の基地など作ることは出来ないことを、防衛省も商工会議所の会頭も、そして市長も分かっているということだ
その後も6月の市議会でドーム型施設の備品を議会に議決を経ずして、納入契約をし、代金も支払ったことが問題になっている。前から度重なる不祥事。法令順守の意識が希薄なのだ。当該委員会では市議選向けのパフォーマンスで先決議案は否決したが、本会議では一転、巨大与党で可決という筋書きが見え見えだ。