ミサイル艇2隻 宮古島に入港
2013年6月27日 沖縄タイムス
平良港に入港した海上自衛隊佐世保地方隊第3ミサイル艇隊の「しらたか」(手前)と「おおたか」=26日、宮古島市平良
【宮古島】石垣港に寄港していた海上自衛隊佐世保地方隊第3ミサイル艇隊の「しらたか」「おおたか」の2艇が26日、乗員の休養と食料補給の目的で宮古島市の平良港に入港した。同船関係者によると、宮古島への同ミサイル艇隊の入港は約10年ぶり。
乗員は計41人。先島近海で通常訓練、26日朝に石垣を出て同日午前11時に平良港に入港。27日午前9時に宮古島を出港するという。
26日午後、第3ミサイル艇隊司令の國分一郎2等海佐ら2艇の関係者が、港湾管理者の下地敏彦宮古島市長を訪問。入港目的や滞在期間について説明した。
下地市長は、ミサイル艇隊の港湾使用について「国防上、沖縄近海で万が一に備えての寄港。一定理解できる」と容認する考えを示した。
市内の平和運動グループ、宮古平和運動連絡協議会の清水早子事務局長は「島しょ防衛など先島地域の軍事基地化の地ならしであり、入港には断固反対だ」と述べた。
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*下地敏彦宮古島市長は「(司令官)に島の魅力などをアピールした上で、『宮古島を見て、楽しんでほしいと述べた』」とだけ宮古毎日新聞は報じ、反対意見は一切触れていない。のどから手の出る欲しい下地島もあるし、魅力いっぱいであることは間違いない。(普)