幸男にしては、というよりは・・・ 2015-07-07 23:00:21 | 小説 幸男にしては、というよりは彼の妻子ある小心さが頭を器用に働かせて、手紙に電話をすばやくかえさせたものだ。昔頭のよい幸男で、性格的な不器用さが目立ったものと理恵は思う。 (つづく)