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増備車の窓を嵌め込み化 KATO 883系ソニックリニューアル車

2023-07-23 18:47:13 | 車両工作(N)

凸凹編成が好きな筆者にとって青いソニックの中間増備車編成はとても魅力的です。

ただ実車の特徴であるつるっとした車体断面が窓の凹みによってスポイルされてしまっている点は、いつか改善したいと常々考えていました。

そんな折に先日の3D鉄道模型まつりで白い特急(=885系)の窓ガラスディテールアップパーツを見つけてしまったので購入に至ったわけです。883系1000番台は885系をベースに製造されたことから、模型も同様にこのパーツも使えるはずという判断で導入しました。

1000番台込みのリニューアル車(品番10-288)は2009年発売と比較的古くからある製品です。

カトーはまずは原型から出すイメージだったので1000番台込みの編成を発売したのは意外に感じていました。でも考えてみればリニューアル車の時点で原型もへったくれもありませんね…

 

とりあえず客室窓が片側15個で行き先表示が小さい3両目と5両目を使ってみます。

 

まずは説明書に従い、数分くらい浸水させて保護紙を剥離しやすくしました。

 

思った以上に黒くて透過素材じゃないのかと一瞬焦りましたが、光にかざすとちゃんと透過したので安心しました。実車もスモークは濃いのでとてもリアルになりそうです。

 

ディテールアップの対象窓は客室窓と行き先表示窓が主で、ドア窓やデッキスペースの窓は製品のパーツを使用します。あと説明書に書かれていませんでしたが、床板を固定する爪も必要なので切り出しておきます。

 

デッキスペースの展望窓も段差が気になったので切り出して完全はめ込み化してみました。

切り出す際に切断面がやや気になったので裏側と断面にスモークブラックを吹いてあります。

 

はめ込み窓は絶妙なテーパがあるらしく、裏表を間違えると上手く嵌りませんでした。

奥行を調整したら裏からボンド水溶液を断面に流して1つずつ固定します。(自己流)

切り出した固定爪は高さを決めて事前に瞬間接着剤で接着しておきました。

 

デッキ側はこんな感じ。本当はドア窓も切り出して嵌め込み化したかったのですが、切り出しに失敗するリスクが怖かったのでそのままです。デッキの窓はボディ断面にすっぽりはまり込んでしまうため、ネオレジンを断面に薄く塗り、表側からはめ込んでUVライトで固着させました。

 

客室窓を半分ほど交換した状態で製品の窓と比較してみました。

つるっとした車体なのでツライチ化は効果抜群です。

クリックで拡大

車体が白い885系はもっと効果があるんでしょうね。ただ6両分やるのはけっこう骨が折れる作業だと思います。私は2両でお腹いっぱい

 

デッキスペースは加工前の写真がありませんが、客室との統一感が取れました。

ただスモークが掛かっていても見えてしまう室内灯の土台は無粋だなあ

純正より明るい室内灯を入れる予定なので、目立たない位置に設置し直すことにします。

さて、残った4両分の窓はどうしましょうか…

つづく

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