申し込みや申し込みの締め切りや詳細はもう少しお待ちくださいね。
ツトム君さんの続報です。
それがね、兵庫県立美術館にルノアール展に出かけその後、ちょっとどんなところか見てきちゃいました。気さくなマスターさんと、そこでお勤めの方とfacebookでつながっちゃいました。(#^.^#)ハハ こんな雰囲気でした。
ツトム君さん申し込みありますか?
話はゴロゴロ変わっちゃいます。
葺合高校の落研の方が主催者の落語会が名谷亭であります。よかったら、いらしてください。
わたしにご連絡いただければ、前売り券とっておいてもらいます。当日お名前でわかるようにさせていただきます。
笑う門には福来ると申します。みんなで福引き寄せましょう。
サッカーイタリア戦、<(`^´)>こんな顔の今のわたしの顔です。
「富士山、世界文化遺産に 三保松原含め登録」されましたね。日ごとにいろいろありますね。
気温の変化の激しい昨今ですが、お身体ご自愛のうえ、笑顔の日々を~~ですね。
それからみなさん川又の焼き鳥屋メチャメチャうまいっすよ!特につくねと軟骨の唐揚げ、絶品ですよぉ~。
セレブに見えるわたしさんやJさん、ヒマを持て余しているんだったら、是非ともご賞味くださいまし。
ピックアップの予約は今は0。
セレブに見える・・・ではなく、セレブな「わたしさん」
ですよ。
わたしは、貧乏暇なしで、母の通院に付き合ったり、施設での雑用をお手伝いしたり・・・で、日々、どうにかこうにか暮らしています。
でも、川又さんお店には行きたくて、実は、、一度、店の前まで行ったのですが、日曜だったので、閉まっていました。
平日に、いけるといいのですが・・・
彼女の「おかみさんぶり」も見たいし・・・ネ。
二年生の初夏を迎えるころ、三年生の市場さんが、僕ら陸上部の部長だった。彼は、穏やかな性格で争いを好まなかったため、運動場の取り合いは、さっさとあきらめて、練習は、王子競技場のサブトラックか、空いてなかったら、校外練習に切り替えていた。
僕らには、校外練習のほうが都合がよかった。彼がいないときは、練習が遊びになる。一年生の秋には柿泥棒をした。ピンポンダッシュは、ツトムが好きだった。最後部をだらだら走っていると、突然、先頭集団が全速力で逃げる。はっと思う間もなく玄関が開き、大人の怒鳴り声が聞こえる。僕は顔を見られないように猛ダッシュをする。先頭のツトムが前触れもなくチャイムを押したのだ。彼の、にこにこ顔で分かる。
瞬発力はついたが、心臓には悪い。ウォーミングアップとしてのピンポンダッシュが終わると、回遊魚のように青谷から奥摩耶、徳川道、天狗岩を越えて、布引に遊びに行って、校門が閉まる頃、遊び疲れて帰るだけだった。高校でも、この癖が直らず、体育の授業で奥摩耶の天上寺にいって帰ってくる時間を競うのに、僕と忍研の浜と数人は遠回りして布引まで遊びに行って、閉まっている校門をよじ登り、用務員の強いおっちゃんに見つかって、ペコリンと頭を下げて教室の鍵を開けてもらって、恐縮しながら帰るということをしていたな。我ながら成長がない。
馬鹿なことばかりをしているからといって、僕たちは、駄目な陸上部員ではないのだ。神戸市の大会で、走り高飛びで、ええかっこしいのツトムは不器用ながら、古典的な正面とびで入賞してしまうし、遊び仲間ではないが、僕に百メートル走を譲った住田が、長距離で優勝もするし、ちょっと自慢のクラブだった。中学二年の終わりごろには、僕は六十メートルを6.6秒で走っていたし、福峰も同じ記録だったし、やっさんは6.8秒で、みんなかなり早かった。走り幅跳びは、ビーモンの真似をして空中で足をバタバタさせる飛び方を、跳び箱の踏み切り板のバネを利用して練習していた。僕を含めて短距離選手は、7メートル以上跳んでいた。ちょっとした記録だった。高校生になって、体育の時間に教師から「長いこと、この学校で受業をしているが、asaほど跳んだ生徒は見たことない。ぜひ、運動部に入ってくれ」といわれたんだぞ。
僕たちは未知なる大器というよりも、悪名が知れ渡ってしまったためなのか、顧問の小谷が、王子陸上競技場の回数券を買ってくれて、「無駄遣いはするな。しっかり練習しろ」と、くどくどいいながらも練習の場を与えてくれた。
僕たちはといえば、練習よりも、王子陸上競技場に来る他校の女の子を、ドキドキしながら見ていた。初恋の相手を物色していたのだ。気弱な僕たちが考えることだから、身近な女の子だと、面白可笑しく噂の種になるけど、他校の女の子とのロマンスは、まず知れ渡ることはなく、僕らは僕らで旅の恥はかき捨て的な感じで、大胆になれると踏んだからだと思う。たとえ、ふられたとしても、毎日顔を合わせて気まずい思いもせず、傷つくこともないだろうからね。我が校の女子には悪いが、大人の浮気心を先取りすることにした。イヤ、違うような気がする。そうだ、ツトムにそそのかされたからだ。
僕らは、まだまだ練習が好きではなかったので、競技場では芝生に寝ころんでゴロゴロしていた。ある日、鷹匠中学の八十メートルハードルの女の子をツトムが指さすので、いつの間にか食い入るように眺めていた。僕たち四人は、たちまち恋に落ち、溜め息を漏らしていた。
「ええなー、カモシカのような脚」
「ええなー、キュッと締まって形のええ尻」
「ええなー、小麦色の頬、風になびく黒髪」
「ええなー、空気抵抗の少ない胸」
当時のユニホームは、ペラペラの生地でダブダブの大きいショートパンツにランニングなので、見様によっちゃ下着に見える。躯のラインはクッキリはっきりよく分かる。
僕たちは、彼女と練習で会えるのを、楽しみにするようになっていた。ご丁寧に、ツトムは名前まで調べてきた。彼は、僕たちの幼なじみのような顔をしているが、ばってんババと同様に中学校転校組だ。昔なじみが彼女の中学にいたので名前を聞き出してきた。僕たちが気付かないうちに触手を伸ばしていたのだ。ツトムは、女にかけては凄腕だ。
名前が判れば、親しみが涌き、彼女の全てを知りたくなり、居ても立っても居られないようになり、キッカケをつくろうと企むものだ。そこで僕らは行動を起こしたのだ。
「asa、お前に優先権を与えるから、声をかけてこい」
ツトムが親切そうに上から目線でいう。なにか怪しい危険だ。企んでいるのに違いない。
「なんで、俺やねん。お前らの誰かが、声をかけてこい。おれはいやや。ツトムがやれや」
「きっかけを作るのには、お前がもってこいや。きっかけさえ作れば、みんなで仲良くなったらええ。その後、誰が口説いてもええやんか。asaが声をかけるんや」
「俺はいやや。どんな話したらええのか、わからへん。どんなヤツか、わかれへんし……」
「一緒に走ろう、ゆうたらええねん。あいつ、優しいから、走ってくれるわ」
「いややな。お前らも走れるんやから、一緒に走ろうゆえばええねん」
「無理や。俺は、ハイジャンプの選手やから足が遅い、走ると負けて、馬鹿にされる。一緒に跳ぼうゆうても、『ハードルより高いのは跳びません』、いうで。ヤッサンどうや」
「あかんわ。俺も二百メートルやから、距離が違うし、二百はコーナが難しいから、『足首痛めたら困る』、いうで。ババどうや」
「ばってん、ワシ砲丸やから、『箸より重たいもの持ったことない』、いわれそうや。やっぱりだめやな」
「お前ら、初めから組んどったやろ、俺をはめるために。俺はいやや。ツトムがせい」
「asaしか適任者はおらへん。俺たちの未来のために、頑張れ」
そんなこんなで、押し付け合いの結果、白馬に乗った騎士は百メートル走の僕になり、お姫様をさらうことになってしまった。でも、イヤかといえば、そうではなくて、口ほどでもなく、僕の心は、浮き浮きしていた。
今日は、珍しく顧問の小谷が監督にきていた。深刻な顔をして許可を取りに行った。
「他校の女子と合同練習させてください。一生のお願いにきました」
(この俺を見て、あいつら大笑いしとるやろうな)
「何で、女子と競争するんや? それも、市内でトップクラスの選手やぞ。頭おかしくなったんか? お前ら何考えとるのか、ワシには理解できんわ。一緒に走りたかったら走ってもいいが、力抜いたら負けて恥をかくから、心してかかれ! 礼儀正しく挨拶してこい」
「何で?」と訊かれても、正直に、「一目惚れです、恋しています」とは、中学二年生の僕にはいえないし、それがいえるようならば、僕は相当したたかなプレーボーイだろう。
そんなに凄い女の子なんだと知った純情な僕は、気後れしそうになったが、仲間に「意気地なし」と、からかわれるのが嫌で「俺は男だ」と、腹を括って彼女に一歩一歩勇気を奮い立たせて近づいた。途中から駆け足になったが、足がもつれて転けそうになった。
胸が高鳴り心臓が口から出そうになったが、勇気を振り絞って声をかけた。
「あのぅ・・・・・・、僕と走ってもらえませんか?」
キーが高く声が上擦っている自分が、けなげだと思った。
彼女は遠くから近づく僕をずっと見ていたようだ。しっかりと顔を見てハッキリ言った。
「ははーん、誰が来るのか思てたら、あんたが来たん。走っても、ええよ。でも、一回限りやで。約束してよ。これから顧問の先生に許可もろうてくるから、ちょっと待っといて」
(なんて優しい子なんだ。僕って意外とモテルんやな。ツトムに取られなくてよかった)
心の中で小躍りした。
(みんなには悪いけど彼女を独り占めにしてやる。友情なんて恋愛よりも軽いものさ)
抜け駆けすることにした。
(もてるってこんなに気持ちがええのんか)
思わずにやけてしまった。
彼女と僕は並んでスタートラインについた。人生のスタートにしては、お似合の二人だ。彼女の顧問がスターターを買って出た。ゴールには小谷がいる。僕らはみんなに祝福されているのだ。にやけている場合ではない、気を引き締めないと恥をかくのは、僕なのだ。
僕には自信があった。僕はスタートダッシュの勘がいい。陸上競技のスタートはピストルの合図で走るのではなく、見切り発車してピストルの音にあわせる。合わなければフライングで、二回で失格だ。しかし、僕はカンがいいし、飯島選手のロケットスタートも身につけた。飯島選手と同様に六十メートルは横に並ぶ者はない。
タイミングが合って勢いよくスタートできた。負けたくなかったので必死に走った。六十メートルまで視界の端っこにショートヘアーの彼女は入ってこなかった。しかし、ここからが問題なのだ。一流選手は百メートルを無呼吸で走り抜ける。しかし、中学生には不可能で、どこかで息継ぎをする。そこから速度がガクンと落ちる。一流ほど息止めが長い。僕の限界が六十メートルなのだ。
息継ぎをすると、筋肉の緊張がなくなり弛緩し踵が地面につく。短距離走の選手は爪先だけで走るのだ。靴のスパイクも爪先だけにあり、踵にはゴムも巻いてなくて硬い。一度地面に踵がつくと、脹ら脛は二度と踵を引き上げられず爪先で走れない。中距離あるいは長距離の選手のような走りになり、失速する。
それだけではない、食いしばっていた口も開き、上顎と下顎が喧嘩を始め、上下の歯がカスタネットのようにガチガチ鳴る。アッパーカットを受けている状態になり奥歯が脳を突き刺し痛みが走る。
残りの一歩一歩がアッパーカットを受けている状態となり、走り終えた時は頭がフラフラになり、奥歯が欠ける。二百メートルならコーナからアッパーカットが始まり、長い直線が終わる頃はパンチドランカーだ。そこまで身体をいじめたくないから、それで、僕らは練習が嫌いで、芝生にゴロゴロしているのだ。
勝った。どうにか、走り終えて男の体面は保てた。相当、危なかった。でも、同じ汗をかくと心は一つになるものだ。期待感で胸は破裂しそうだ。このチャンスを逃さず、毅然とした態度で打ち明けよう。
「あのぅー・・・・・・」
「あのぅーやない。エイトマン走りして、つい見てしもて、転けそうになったわ」
「あのぅー・・・・・・」
「あのぅーやない。腕動かさんと、回転数の早い脚見たら、笑ってしもうて、走られへん」
脚の短い僕の個性ある走り方をけなされて、意気消沈してしまった。このまま引きさがっては、男子一生の恥。口説き落とさなければならない。それが僕の使命だ。
「あのぅー・・・・・・」
「あのぅーやない。あんたら、うちのこと、ずーっと見てたやろ、前から、うち知っててんや。もぉう、うちのこと、やらしい目でみんといてや。これが最後や。これ以上付きまとうと先生に言いつけるからな。さっさとあっちに行って」
(言葉は、ばりばりの下町言葉や。お嬢さん言葉と違う。お、こわ。)
彼女は言い切り、フンと踵を返すと振り向きもせず、顧問のところへ駈けていった。言葉の続き―いいたかった台詞を、胸の中に押し込んだ僕が、取り残されていた。失恋は一回限りにしたいものだが、人生は甘くない。ちっくしょーう。
一部始終見ていたツトムは、嬉しそうに待ちかまえていた。
「ふられたなぁ、asa。俺たち仲間内の失恋第一号や。俺やったら、あの子と腕組んで、お前らに紹介したるわ。かわいそうやな、asaは」
「なにゆうとんや。俺がふられたんと違うわい。お・れ・た・ち・が、振られた」
「お前だけ振られた」
「俺が振られたとしても、四分の一や。俺は、恋愛より男の友情を優先させるタイプや」
悔しかったが、これ以上言い返す気力は僕にはなかった。
僕らの恋心は、浮かばれることなく、彼女にたやすく撃沈されたのだ。ほろ苦い、納得のいかない失恋だった。僕は一生懸命に走ったが、恋はそれ以上に早く逃げていった。
『思いでの渚』が……、(小麦色した 可愛い頬 忘れはしない いつまでも―)
―時は流れて、三年前。親友である葺合高校の遠山の金さんが、鷹匠中学出身者だと初めて知った。おー、なんてぇーこった。高校時代に知っていれば、連絡の取りようもあったのに、神様って、いじわる。名前も忘れたので、その後の彼女に探りを入れた。
「陸上部の女子は二人、葺合を受けた。一人はKや。お前の探している女子と違うやろ」
「もう一人は、誰や」早く言えと、気が焦る。
「落ちた。残念やけど、asa、縁がなかったんや」
「一期一会の縁か……」言葉が、重くのしかかってきた。
いかがでしたか?まぁ、どこにでもあるちゃあるし・・・ちょいとオトナチックなバーって感じですかね。
で、未だ参加者0なもんで。
あっ!よろしければ;わたしさん;参加していただけませんか?貴方のまわりの素敵なご婦人方を誘って!
おまちしておりやす。
たまたま話題がそうなっただけなんで…
梅雨が明ければ又新しい明るい話題に出くわすかも? その時は天地真理でも歌いながら投稿しますよ(笑)
どうしても駄目ならダーク路線大暴走??? 名前も「だ」に変更して
焼き鳥食いて~~!
人間は寛大でなくては、いけないから、、、、。
寛大で、一途な私は、約束を守ってあなたにRE;を送り続けます。
といっても、その返信は、そんなに早くなくていいからね。毎日返していると、交換日記になってしまって、ひんしゅくを買いそうだから。
でもまー、「しゃれ」は通じているようで、それはうれしいです。
なーんだ、残念。
マージャンとトランプの「大富豪」で夜更かししてきました。温泉に来たというのに「お風呂はいるのめんどくさい」というやつもいるわがままの集まりです。
美濃加茂から下呂にいたる飛騨川ぞいの渓谷、濃い緑色の川と白い巨岩が織り成す絶景、飛水峡の40年前と変わらぬ景色に大満足でした。
宿のインターネットで、このブログをだして見せると、びっくりしていました。ちょっと自慢してきました。
飛騨川で腰まで水に漬かって、一人鮎釣りをしている釣り人は絵になっていました。あれぜったい体に悪いよなと思うから余計に格好よく思えました。アキラ君は、川釣りはしないんですか?