キクザキイチゲの花は咲いたでしょうか
わたしはいま西原村に居ません
イチゲの花は咲いたでしょうね
今年の花を 観ることができないのが少し残念です
けして 小さな花ではありません
ひかえめで可憐なイチゲの花
春一番に気になる花です
春はいろいろと忙しいので つい見逃すことが多い 野の花
西原村の何気ないあぜ道で 出会ってみませんか
曇りや雨の日は 花弁が閉じています
晴れた日にはちゃんと太陽を見上げています
キクザキイチゲです
西原村 俵山交流館「萌の里」の収穫祭
11月25(土)26(日)
少しだけ熊本に帰ったときでした。
午前中餅つきがあったとか
午後に行きました。
「餅つき」の「あんこもち」がまだ残っていたので買うことができました。
温めたフライパンで焼いてアツアツを食べました。
子供の時には、餅つきの前日にあんこづくりをしたものです。
大きなどんぶりに山盛りのあんこの団子を作っておきます。
翌日、つきたての餅にあんこを包むのが楽しみでした。
つぎつぎに
大小のあんこ餅が「もろぶた」の四角い箱の中に並んでいきます。
このあんこ餅が翌日からのおやつになる
わくわくしながらあんこと餅を丸めたのでした。
小豆は西原村の親戚や知人からもらっていたと思います。
小豆を買うようになったのは大人になった時だったかも
お手玉の中身が小豆だったようなかすかな記憶もあります。
適度な重さで、いい音がしたのでした。
母が作ったのでしょうか
詰め放題の「みかん」
2キロは入ると思います。
あいにくの雨で、お客さんはまばらでした。
ここは阿蘇に抜けるトンネルの近くにあります
天気が悪いとお客さんは激減
100円のダイコンが2割引き 80円
凡ての野菜が2割引きでした。
お花も割引をしていました。
お天気が良いと山もきれいですよ
思わず車を止めて撮った写真です。
枯草の一ノ峰と二ノ峰 2017年もあとわずか
11月の後半、束の間の里帰り
着いた日の翌日は雨でした
紅葉が半分残って
霧の中に
更紗ドウダンが赤く浮かび上がっていた
数年前まで庭にたくさんあった更紗ドウダン
毎年一本ずつ枯れていき
父母が植えた昔の木は残っていない
今、庭にあるのは実生で生えて成長した木ばかり
昔の木の忘れ形見(?)です
一年が終っていくのを実感するのは
落ち葉に埋まった庭を歩くとき
母が植えた植物が目にはいる
夏の間は草の海におおわれていた
黄色の葉の姫シャガ 姿が見えた
来年こそ草むしりをやろう
夏にたくさんの太陽を浴びることができるように
紫の野路菊ものこっていた
母は秋の野菊を好んだ
しかし 野菊も他の弱い花を駆逐していく
だから ある程度 根を切らなくてはならない
「庭のすみで咲いて」 と
声をかけて歩く 身勝手な私である
藤には多くの花芽がついていた
つぼみがもっと膨らむころには
植物たちが待つ庭に帰ってこようと思った
6月はアジサイの季節
毎年迷う季節でもある。
(庭を埋め尽くすアジサイを
雨の中見に歩くことはほとんどない)
アジサイを切ってしまうか
残して毎年大きく咲かすか
低く育てた花
藪の中に咲く花
大きく育てた花
明るい庭にして可愛い花を咲かせたい しかし
アジサイの咲く場所には何も植えられない
大事な花の上に覆いかぶさることもしばしば
この冬が決断の時かな
写真を眺めて思い悩む
どの花も母が植えた花
「切ってもいいよ」と母は言った
「山アジサイは大事にして」とも言った。
ぐづぐづしていると取り返しのできない藪になってしまうだろう
明るい日当たりのよい庭を目指しているが
迷わずにはおれない冬のひと時
外輪山がキスミレで埋め尽くされた日
最高にキスミレが輝いた日
その日、
ここ二重の峠に行けたのは偶然
友人が熊本に来たので、
2014,4,3に案内した
その日のキスミレは息をのむほど
焼かれた草原の
黒い山肌に黄色のスミレが 一面に咲いている。
二重の峠の石畳の豊後街道の遊歩道から写真を撮ったのでした。
標高800メートルから1000メートルの外輪山はこのキスミレにおおわれるのです。
氷河期の名残の花
今年の春は雨の中、友人を案内したけれど、
黄スミレはぽつんと一つ咲いていました
同じ日に 阿蘇火口も案内しました。
この後、阿蘇は小規模噴火を繰り返し いまだ登山はできません。
この時は火口の底が見えています
いままで十数回来ていますが
ブルーグレーの湯だまりしか 見たことがなかったのでした
白川水源をまわり
一心行の桜を見てこの日の案内は終了
恵まれた一日だったことを 今さらながら思わずにはおれません
この庭には45年間の物語がありました。
画面は地震の2週間前2016年4月1日の写真です。
毎年春に花は咲きますが、一度として同じ春はない
母はそう言っていました。
この年の4月1日には桜が満開でした。
母が最後に病室に置いた雪割草
いつの間にかプランターの中に咲いた肥後スミレ
母は嫌っていたハナニラが咲く小道
もうこの風景はなくなった
この日から二週間後に壊れたのです。
地震から1年くらいは さっぱり諦めていたけれど、
時間がたつほど 以前の庭が懐かしくなっていく
あの日の庭に戻したい でもそれは無理なことです 地震が来なかったとしても
庭木は毎年成長していくから、草花は変化せざるをえない
日の当たる場所を作ってやらないと花は消えていきます。
庭中に黄色のけまんが咲いていました。
今は山茶花が咲いているでしょう。
(わたしは西原村に居ません)
冬が来たばかりなのに、春が待ちどおしい今日この頃です。
久しぶりに神田古本祭りに行きました。
パンフレットをもらって、本屋の町を4分の1ほどまわりました。
ちょっとおしゃれに変わったようにも。
靖国通りを歩いて、すずらん通りに回りました。
本屋ばかりではなく、屋台や小物の店もでて、すごい人出がありました。
小学館のビルは新しくなっていました。
壊される前に、人気漫画家が壁に漫画を描いて
多くのファンがあつまって写真を撮っていた
その光景がニュースになっていました。
「古瀬戸」でカレーとコヒーを食べ
壁には木戸まあこさんの壁画が暖かい。
女性の作家さんの作品かな、他にも展示が多くありました。
昭和のかおりの喫茶店「さぼうる」の前はやはり人が並んでいました。
誰もいなければ入ります。
この街にはゆっくり見たい本屋がたくさんあります。
「ブックオフ」は便利ですが、心地よいセンスの良さは神田にかないませんね。