阿蘇の仙酔峡は中岳(火口)の東側にある。
近年は中岳から仙酔峡に至る道は立ち入り禁止になっている。
数十年前にはロープウエイが、中岳山頂から仙酔峡まで運航していた。
一度乗ったことがあるが、スリリングな大パノラマだった。
毎年、5月半ばに熊本放送がミヤマキリシマのニュースを流す。
平日の駐車場は午前中ならば大丈夫である。
山頂にはこんな風景がある。
この観音はむかいの高岳の岩場「鷲ヶ峰」に向いている。
岩登りの途中で亡くなった若い人たちの慰霊のために、遺族が建てた石碑である。
鷲ヶ峰を望む。
仙酔峡は高岳登山の入口になっている。
尾根つたいの道と、鷲ヶ峰の谷道。
かれたミヤマキリシマ
ウイルスの侵入で木が枯れていた。
熊本では戦後間もなくから、長い間ミヤマキリシマの保存問題が協議されていた。
大半の意見は自然に任せるだった。
道路ができた頃から消毒をするようになった。
しかしミヤマキリシマは毎年何本か枯れている。
何十年、何百年の古木だからだいじに残したいが。
この3年間の中岳の噴火で、火山灰もかぶっている。
地震で道も通行不能に。重ねて、残念なことである。
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