オスカー・クルマンという人の「クリスマスの起源」という本によれば、クリスマスツリーの元祖(16世紀)には、リンゴが吊るされていたといいます。リンゴは、創世記のアダムとイブの話に出てくる「食べてはならない木の実」を指しています。クリスマスすなわちキリストの誕生は、このアダムとイブの事件に対する救いの出来事なのでそうされたようです。程なくしてリンゴと一緒にホスティアとよばれる聖餐式のパンも飾られるようになりました。そうして堕罪と救済の両方を表したようです。私見ですが、クリスマスツリーに綿が掛けられるのは、雪というよりもこのパンに由来しているのかもしれません。
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