異端カルト110番なるサイトは、バカバカしいので、私はいちいち見てはいないが、根田祥一氏のFB投稿から、全くウソっぱっちの記事が明らかになったので指摘しておく。
根田祥一氏が、FBの自身のウォールで私に以下のような質問をしてきた。
臼田さんに質問です。以前、韓国クリスチャントゥデイ(CT)は張在亨牧師が設立したが日本CTは張在亨牧師とは関係ない、という意味のことをおっしゃっていたかと思います。今もその見解に変わりはありませんか?
これに対して私は以下のように答えた。
日本のCTの設立には関係無いと言いました。
CTのメンバーと関係無いと言ったことはありません。自分のブログにも書いています。
今もこの見解に変わりありません。
◇ ◇ ◇
問
張在亨氏と日本のクリスチャントゥデイ社はどういう関わりがありますか?
答
クリスチャントゥデイ社の創設者である高柳泉氏や、現社長矢田喬大氏、或いは以前の社員たちがかつて在籍または関わっていた「東京ソフィア教会(韓国の大韓イエス教長老会合同福音教団の宣教師たちによってつくられ、2005年初頭まで宣教活動を行っていた教会)」に、2003年頃滞日していた張在亨牧師が深く関わっていたということです。
問
日本のクリスチャントゥデイ社は張在亨氏によって創設されたのですか?
答
違います。高柳泉氏によって創設・登記されました。一部にあるとされる、「高柳は張在亨にマインドコントロールされているから事実上張在亨氏によって創設された」という見解はデマです。張在亨牧師は、創設されたクリスチャントゥデイ社の運営等について助言をすることはありましたが、支配下に置くというようなことはありませんでした。
https://blog.goo.ne.jp/.../1782c878d79fe75b2de4acc751b562ee
そうしたら根田氏は以下のように返してきた。
根田 祥一 なるほど。確かにそういうご説明でした。では、次の記事に紹介されている韓国CTの認識はどう解釈できるでしょうか? 臼田さんは異端カルト110番の記事は信用できないでしょうが、引用されているのは韓国のクリスチャントゥデイです。臼田さんなら原文を確認することができるでしょう。https://cult110.info/news/christiantoday/wh-2019-yodobashi2/
以上引用終わり
それでくだんのウェブサイトを見てみると、なんと以下のような記事があったのだ。
淀橋教会 ダビデ信者受け入れの真相(2)
クリスチャントゥデイ会長(淀橋教会主管牧師)峯野龍弘氏「張在亨牧師と面会し弟子たちを預かった」「日韓クリスチャントゥデイは張牧師が設立したメディアである」実態が徐々に明らかに
前編から続く
峯野氏の見解「日韓クリスチャントゥデイは同じ。張(ジャン)先生のメディア」矢田社長「日本クリスチャントゥデイは韓国と別媒体」初代社長高柳氏「たまたま同じビジョンを持った青年が作った会社」韓国クリスチャントゥデイ「韓国の現地法人として」異なる見解に疑惑が深まる。
では、韓国クリスチャントゥデイ(リュ・ジェグァン代表)とのつながりはどうなっているのだろうか。峯野氏は「韓国と日本のCTは別媒体であり異なる会社」という矢田氏らの主張に対し「正確な説明ではない」ことを明らかにしている。「法的には別々に会社登記しているが日本CTは張(ジャン)先生が設立したメディアだ」と語っている。事実、ジャン牧師に依頼され責任を担ってきたことを認めているので、この見解も十分に納得できる。ところが今もってCT側はこの事実を否定している。しかし、韓国クリスチャントゥデイの記事を調べると「韓国クリスチャントゥデイの現地法人として立てた・・・」(2011年8月3日付)と日本CTを紹介。その会長に峯野氏が就任、矢田氏が社長に就いたことを大きく報じている。「現地法人」とは一般にどのようなものをさすのか、会社経営に詳しい法律家に聞いてみた。その説明によると、「ある国に本社を保有する法人(会社)が海外に支店、支部を設立するケースを一般に現地法人と言います」、「登記簿上の代表が、張在亨牧師である必要はなく、社員代表が現地のトップに就くことはごく自然なことです。法人上のトップが異なるからその法人と関係がないという主張は、一般には通用しにくいと思います」という。
韓国CTの記事(2011年8月3日付)には「現地法人としてたてたクリスチャントゥデイ(社長・矢田喬大)と紹介されている。この記事を書いた人物は韓国CT日本支局長であいのひかり教団横浜聖門教会牧師のカン・ソンヒョン氏だ。(韓国クリスチャントゥデイ引用)
以上引用終わり
これは韓国クリスチャントゥデイの2011年8月3日付けの記事である。キャプチャされているところの韓国語部分をコピーペーストすると以下である。
일본 교계의 대표적 목회자인 미네노 타츠히로(峯野龍弘·웨슬레안홀리네스교단 요도바시교회) 목사가 현지 법인으로 세워진 (주)크리스천투데이(사장 야다 타카히로)의 대표이사 회장으로 취임했다. 이와 동시에 신임원진과 논설위원들이 취임했다.
以上引用終わり
上記を日本語訳すると「日本の教界の代表的牧会者である峯野龍弘ウェスレアンホーリネス教団淀橋教会牧師が、現地法人として立てられた(株)クリスチャントゥデイ(社長 矢田喬大)の代表理事会長に就任した。これと同時に新役員と論説委員が就任した。」である。
ところが、異端カルト110番は、「現地法人として立てられた・・・」を「韓国クリスチャントゥデイの現地法人として立てた・・・」と、原文には無い韓国クリスチャントゥデイを挿入した上で、「立てられた 세워진」を「立てた」と翻訳しているのである。
つまり、受動態を能動態に間違えて翻訳しているのである。わざとなのか、韓国語の能力が無いのかは定かではないが、逆に訳している。
そしてそれを元にして、
矢田社長「日本クリスチャントゥデイは韓国と別媒体」
韓国クリスチャントゥデイ「韓国の現地法人として」
異なる見解に疑惑が深まる。
と題して記事を書いているのである。
誤翻訳を元に、日本のクリスチャントゥデイが韓国のクリスチャントゥデイの現地法人として立てられ、他の人の言葉を引用して、「登記簿上の代表が、張在亨牧師である必要はなく、社員代表が現地のトップに就くことはごく自然なことです。法人上のトップが異なるからその法人と関係がないという主張は、一般には通用しにくいと思います」などと、
張在亨牧師が日本のクリスチャントゥデイのトップであるかのようなことを書いているのだ。
これは大きな誤り。異端カルト110番は直ちにこの記事を修正して謝罪するべきである。
違います。事実認定されていません。判決文のくだんの箇所は以下です。「張在亨氏によって設立された」ことは認められていません。
(6) クリスチャントゥデイは,キリスト教メディアの世界的ネットワークとして,アメリカ,イギリス,日本,韓国等の世界各国の主要土地に記者を有し,新聞を発行している。原告会社は,上記ネットワークの一部として,日本において「クリスチャントゥデイ」という新聞を発行する組織である。(乙107,原告高柳p44,45)
また、各種団体や人物の関係について、張在亨氏が韓国で設立した教団「大韓イエス教長老会合同福音」(以下、合同福音)から派遣された宣教師が日本キリスト教長老教会や東京ソフィア教会を設立したこと、同教会とCT、株式会社ベレコム、韓国クリスチャントゥデイの住所が重なる時期があること、CTは韓国クリスチャントゥデイ、(米国)クリスチャンポスト及びベレコムから資金援助を受けたこと、原告高柳泉氏(前CT代表)は合同福音において張在亨氏から牧師の按手を受け、東京ソフィア教会牧師や合同福音の日本代表使役者の地位に任命されたことなど、相互に密接な関係にある構造が解明された。現CT代表の矢田喬氏も、株式会社ベレコム取締役、東京ソフィア教会賛美リーダー、ACM千葉センター代表者、イエス青年会会長であったと認定された。
>>>これは誤報ですか?
はい、まさに悪質な誤報です。
この認定事実ですが、クリスチャントゥデイ関係者は、韓国のクリスチャントゥデイはじめた世界各国の関係会社とは関係ないと、頑なに否定していたのではなかったでしょうか?