聖書で一番短い節はどこか?というときに、私はヨハネによる福音書11章35節の「イエスは涙を流された」だと思っていた。
しかし、それより短いルカによる福音書20章30節があるのがわかった・
まずは、その前後を見てみよう。
27 さて、復活があることを否定するサドカイ派の人々が何人か近寄って来て、イエスに尋ねた。28 「先生、モーセはわたしたちのために書いています。『ある人の兄が妻をめとり、子がなくて死んだ場合、その弟は兄嫁と結婚して、兄の跡継ぎをもうけねばならない』と。
29 ところで、七人の兄弟がいました。長男が妻を迎えましたが、子がないまま死にました。30 次男、31 三男と次々にこの女を妻にしましたが、七人とも同じように子供を残さないで死にました。32 最後にその女も死にました。33 すると復活の時、その女はだれの妻になるのでしょうか。七人ともその女を妻にしたのです。」
30節 次男、
たったこれだけ。
原文で両者を見てみる。
ヨハネによる福音書11章35節
ἐδάκρυσεν ὁ Ἰησοῦς.
ルカによる福音書20章30節
καὶ ὁ δεύτερος
と、原文でもルカの方が短いことがわかる。
これが、聖書で一番短い節?
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