ハノンと言えば、クラシックピアノの運指訓練教材ですね。大学入学までお世話になったピアノの先生が超☆スパルタな方で、毎夏“ハノンの会”という涙のイベントを催していました。指の神経が発達し、骨が固まると言われている小学校6年生まで、夏休み入ってから2週間毎日ハノンを6時間弾き、「正の字プラス一の字」=6を印す練習記録表を書いてレッスンに持っていってチェックを受けるわけです。そして、恐怖の試験日に親が自分の子どもの演奏を採点するんですよ!おぉ、コワ!
試験方法は、運命の“くじ引き”から始まります。かわいいオリガミで作った手作りクジですけどね、「かわいい~」なんて悠長なことは親子共々言っておられんのです。クジには【21番 Es-dur 両手スタッカート】とか【23番 e-moll 左手・早(速く弾く)】とか書いてあって、音をはずしたり、テンポがゆらいだり、指をきちんと上げていなかったり、スタッカートの粒が崩れたり、手首が揺れたりしたら加点されて、10点だったか(さだかではありません)を越えると絶望の「追試験」が一週間後に待っているわけです。そうです、また6時間のハノン漬けですよ。旅行の計画があったら、もう血眼になって子どもはクジを3本引く、親は手に汗かきながらえんぴつを握るわけです。
何故にこんなことを思い出したかっていうと…、ジャズ教室の先生にハノンの練習をススメられ、数十年ぶりに教本を開いたからなんですね。当時、教本が連絡帳代わりにもなっていて、ハノンの会の日程やらなんやらが書いてあって、リアルに思い出したってワケです。
今になって本当によい指の練習にも耳の訓練にもなっていたんだなぁ~って、スパルタ先生に感謝したりして、でも怖かったなぁ~。実は、マンガを読みながら弾いてたりしてたんですけど(笑)。今は真剣にやっています!
試験方法は、運命の“くじ引き”から始まります。かわいいオリガミで作った手作りクジですけどね、「かわいい~」なんて悠長なことは親子共々言っておられんのです。クジには【21番 Es-dur 両手スタッカート】とか【23番 e-moll 左手・早(速く弾く)】とか書いてあって、音をはずしたり、テンポがゆらいだり、指をきちんと上げていなかったり、スタッカートの粒が崩れたり、手首が揺れたりしたら加点されて、10点だったか(さだかではありません)を越えると絶望の「追試験」が一週間後に待っているわけです。そうです、また6時間のハノン漬けですよ。旅行の計画があったら、もう血眼になって子どもはクジを3本引く、親は手に汗かきながらえんぴつを握るわけです。
何故にこんなことを思い出したかっていうと…、ジャズ教室の先生にハノンの練習をススメられ、数十年ぶりに教本を開いたからなんですね。当時、教本が連絡帳代わりにもなっていて、ハノンの会の日程やらなんやらが書いてあって、リアルに思い出したってワケです。
今になって本当によい指の練習にも耳の訓練にもなっていたんだなぁ~って、スパルタ先生に感謝したりして、でも怖かったなぁ~。実は、マンガを読みながら弾いてたりしてたんですけど(笑)。今は真剣にやっています!