「サピエンス全史」! 2016-11-20 | 本 「サピエンス全史 上・下」については2014年に世界的なベストセラーになりましたが、 今回待望の日本語訳本が出版されました。今年度、間違いなくベスト1の書籍です。 サピエンスのこれまでの歴史を網羅しており、壮大なスケールで認知革命、農業革命、 科学革命が語られています。
「愛するということ ~エーリッヒ・フロム~」! 2016-01-17 | 本 世界的ベストセラーであり、名著であるフロムの「愛するということ」を読みました。 フロムは「愛するには技術と鍛錬が必要」といいます。 現代人が愛する技術を鍛えるために真っ先にやることとして、「一人でじっとしていられること」、 また正しく愛するには、相手に対する「配慮・責任・理解・尊敬」を持つことといいます。 「愛」について真剣に考えたとき、本書は、自らを成長させる理論と実践のバイブルです。
「神道」! 2016-01-03 | 本 お正月は「八百万の神々と日本人 神道」を読んでみました。 「神道」の「神」は「神妙な」、「道」は「自然の理法」という意、 つまり、「神道」とは「神妙な自然の理法に従う」ことだそうです。 日本在来の神々に対する崇拝は、「自然の理法に従う」ことを重視するものです。 日本人の精神に深く根付いた信仰の原点に触れました。
「カント 純粋理性批判入門」! 2016-01-02 | 本 「カントはおもしろい!西洋哲学2000年の伝統を破壊した衝撃の書を、やさしく読みつくす」 という帯に魅かれて読んでみました。 ・主観が世界を成立させる ・その世界は物自体の世界ではなく、現象の世界である ・現象の認識は客観的だが、物自体についての認識は主観的なものにすぎない 著者の丁寧な解説で、重要な概念である現象、そして時間・空間の実在性と観念性を少しは理解できました。 すべての哲学はカントに流れ入り、カントから再び流れ出す、あらゆる思考の極限を究めた哲学史上最大の金字塔が、 やさしく、わかりやすく読める良書です。
「ファシリテーション技法」! 2015-12-07 | 本 ファシリテーション技法(著者:堀公俊)を読みました。 組織の成果やチームワークを引き出す30のメソッドが書かれています。 ファシリテーションとは「促進する」「容易にする」「円滑にする」が原意で、 問題解決、課題達成、合意形成、アイデイア創出、組織活性化、変革などを 促進・支援していくために欠かせないスキルです。 本書は問題解決や組織開発の応用分野を解説している良書です。