今日の毎日新聞の『暮らし豊かに 役立つページ』に
『受け口の治し方』
と言う記事がありました。
一概に受け口と言っても、受け口にもいろいろあって、大まかに分けると、
①下の歯だけが前に出ている受け口
②上の歯が中に入っている受け口
③下の顎が大きくなりすぎて、顎ごと前に出ている受け口
④上の顎が成長しないで、中に入ってしまっている受け口
と分けることができます。
多くの受け口の方は、①~④それぞれの症状があるだけではなく、いくつかの症状が、混ざり合って出てくることが多くあります。
今回の毎日新聞の記事には、手術を伴う矯正治療についてかかれていましたが、上の分類の③・④の症状(骨格的なアンバランス)がひどい場合に、矯正治療のみではなく、手術を併用しなければ治らない場合があります。
矯正治療は、通常、矯正治療は自費治療のため、保険の適応ができません。
が、
例外の一つとして、この外科手術を併用した矯正治療があります。(受け口だけではありません。)
もちろん、どこの病院でもいいというわけではありませんが、(いくつかの規定をパスした顎機能診断届出医療機関である必要があります。)指定の矯正専門医であれば、矯正治療も、自費ではなく保険をうことが可能です。
この手術は見た目だけをよくする美容整形とはまったく違い、正しい咬み合わせをつくることは、
見かけの美しさ+(プラス)機能や後々のその方の健康にもかかわってきます。
不安なこと、心配なことがある方は、何よりも、まず、矯正専門で顎機能診断届出医療機関に、ご相談に行かれてみてはいかかでしょうか。