生きる 谷川俊太郎
生きているということ
いま生きているということ
それはのどがかわくということ
木もれ陽がまぶしいということ
ふっと或るメロディを思い出すということ
くしゃみすること
あなたと手をつなぐこと
生きているということ
いま生きているということ
それはミニスカート
それはプラネタリウム
それはヨハン・シュトラウス
それはピカソ
それはアルプス
すべての美しいものに出会うということ
そして
かくされた悪を注意深くこばむこと
生きているということ
いま生きているということ
泣けるということ
笑えるということ
怒れるということ
自由ということ
生きているということ
いま生きているということ
いま遠くで犬が吠えるということ
いま地球が廻っているということ
いまどこかで産声があがるということ
いまどこかで兵士が傷つくということ
いまぶらんこがゆれているということ
いまいまが過ぎてゆくこと
生きているということ
いま生きているということ
鳥ははばたくということ
海はとどろくということ
かたつむりははうということ
人は愛するということ
あなたの手のぬくみ
いのちということ
雲一つない快晴の空を見ていて思い出した詩
ドリフのズンドコ節
セクハラ満載の歌詞だね
ビートルズ来日の際、前座で演奏した本格的なバンドだったんだよね
仲本工事は、ギターとボーカルだったらしいよ
こんな形で逝くのは不本意でしょうね
ご冥福をお祈りいたします
2009年、ワールドラグビーのメンバー協会では、ラグビーが持つ人間形成に資する特徴として「品位、情熱、結束、規律、尊重」を示しました。これらの特徴は、いまでは総じて「World Rugby Value(ワールドラグビー・バリュー)」と呼ばれており、ラグビー独自の特性と理念をフィールドオブプレーの中でも外でも守っていくための手引きである「ワールドラグビー・ラグビー憲章(The World Rugby Playing Charter)」の一部を構成するものとなっています。
ラグビー憲章において、「ゲームの原則」と「競技規則の原則」に加えて、ラグビーの5つのコアバリューとして紹介されている「品位・情熱・結束・規律・尊重」、それぞれについて、考えてみたいと思います。
「品位・情熱・結束・規律・尊重」の5つの言葉は、選手、指導者、トレーナー、メディカル、レフリー、スタッフ、関係者、ファンなど、ラグビーに関わる全ての人々に共有してほしい価値観です。全員が心を一つに一体感を持つ、すなわちOne Teamとなるための最も基本となる考え方、価値観です。
これらの5つの言葉とそれぞれの持つ意味をしっかり考えてみてください。一つ一つの言葉を心に刻んでください。そして、日々のラグビー活動において、実践して、体現して、ラグビーに携わる仲間に影響を与えてこそ、初めて価値が生まれるものだと思います。
日本ラグビーフットボール協会としては、ラグビーの価値を高めていくため、ラグビー憲章で示されている5つのコアバリュー「品位・情熱・結束・規律・尊重」を真摯に学ぶ必要があると考えました。継続的に学び、一つ一つ実践してみてください。(日本協会HPより)