3月20日(土曜日)中葛城山へ。
南海河内長野駅より南海バスで金剛山ロープウェイ前へ。
コース(其の一)
金剛山ロープウェイバス停~久留野峠~中葛城山~神福山~千早峠~金剛トンネル標識

8:20 金剛山ロープウェイ前バス停
河内長野から全席がうまる程度の乗員。
やはり年配の方が多い。
20代~30代の登山者は、六甲でしか見かけたことがない。
若者の多くは高い山へ向かうのかもしれない。
とにかく、山にいる年配の方々は強い。
バスの中ではよぼよぼに見えても、山に入ると断然ボクなどより早く登る。
まったく恐ろしい。

トイレ前
ここのトイレで気合いを入れて出すものを出しておかなければならない。
今回のコースにトイレは無い。

うめ子
うめ子が来ているのは、
フェニックス社(マーベルピーク)のウィンドストッパーパーカ。

車止め
地図に「車止め」とあり、その先が登山口になっていたのだが、
頭の中で車止めというものが正確に認識されておらず、
というよりも、
「坂道で車が後ろに行かないようにタイヤにかますやつ」
という誤ったイメージを抱いたまま道を探す。
結局ロープウェイ乗り場の方まで行ってしまい、どう探しても道が無いので地図をよく見る。
車が進入できないようにしてあるから、車止めだということに気付き、
そそくさと車止めがあるところへ戻る。

登山道開始
コンクリートと砂利の道から始まる。

階段よりはましだが、はなはだ急な坂道。
おもわずS字S字に登ってしまう。ヨチヨチ歩く。
前方にはまっすぐ直登しているうめ子。
おいてきぼりで寂しい。
それにしても、今までで一番キツイ坂道。

階段よりはましな坂道の次は、目も暗みそうな階段が出現した。
あまりにも強烈なので脇に生えている植物などに気を逸らしてみる。
やっぱりしんどかった。

8:57 久留野峠
階段を上りきると久留野峠(休憩場所あり)にたどり着く。
先に見えていると思うが、
ここから中葛城山までがまた強烈だ。
今来た道もなかなかにハードだったこともあり辟易する。

振り返って見て、そのキツさが再認識される。

ダイヤモンドトレール
ダイヤモンドトレールを歩く。
ここまでの強烈な急坂を思うと、ダイヤモンドトレールが大好きになりそうだ。

9:00 中葛城山三角点入り口
久留野峠から少ししてクマザサの原っぱが見え始めたところの左手、
中葛城山三角点への入り口がある。
「葛城山三角点」の小さな手書き道標が木にぶらさがっている。

いちめんクマザサ。みごとな景色。

三角点を目指し、まよわずに直進すること。
気を強く持たなければならない。必ず三角点はある。

ササの原が途切れ、雑木林の奥に三角点を見ることができる。
山の最高点にばかり三角点があると思ってはいけないということを勉強させられた。
直進の得意なうめ子について行って良かった。

中葛城山三角点
なんとなく地図とコンパスを手に持っているが、
この三角点を探すのには役にたっていない。

山頂の奇麗な尾根道。
みごとな山道。山道ベストテンに入るんじゃないだろうか。
整然として美しい。

三角点を見つけられなかった人が掛けていった札。
「三角点がない~」と書いてあるが、
誰かに「有る」と誤りを訂正されている。
まあこの人も、こんなところに札をつるすくらいだから、
こうやってボクにさらしものにされても文句は言うまい。

中葛城山看板
937m。今までで一番高い山。
六甲山931m。
岩湧山897.3m。
ダイヤモンドトレールをひたすら進む。


スギ、ヒノキが続く。
とくにヒノキが多く目に付く。日当たりの良い尾根にはヒノキ。
美しい植林地だ。
強風のため、パラパラと小枝が落ちてくる。
こういうことも考えて帽子は必須。
たまに手のひらよりも大きな枝なども落下してきて地面にささったりしている。
次回からはしっかりと帽子をかぶろう。

9:44 高谷山看板
934.8m。ただの通りすがりの山なのに、すでに六甲山最高峰を超えている。

丸太の階段を下る。


10:05 千早峠
「天誅組が駆けた道」看板などがある。
※天誅組:幕末の尊攘過激派。公家の中山忠光を主将に土佐脱藩浪士などで構成される。討幕の先駆けとして大和国で挙兵するが、幕府軍に討滅される。
天誅組総裁、吉村寅太郎の辞世の句・・
「吉野山 風に乱るる もみじ葉は 我が打つ太刀の 血煙と見よ」
善し悪しは別として、その生々しさ、熱さがボクの心を強く刺激する。

来た道をそのまま直進するような感じで神福山方向を目指す。

道標
葛城二十八宿経塚というものがあるらしい。

地図には無い道への分岐。
これまでの経験から、階段がある方を正解として進む。
右の道がどこへ通じているのか気になるところだけれど、気になるだけで調べていない。


神福山への登り道。
ルートどおりならば神福山山頂へは行かず、迂回路になってしまう。
やはりここは登っておくべきだろう。

祠

10:15 笹尾神社
神福山(じんぷくやま)山頂。
このサイズでも神社と言っていいのだろうか。
人は見た目じゃ無いというが、神社もしかりか。
ちょっとした広場になっているので、人目を気にせず休憩することができる。
笹尾神社を横に見、そのまま反対側へと下るともとのルートにもどることができる。

10:25 神福山看板

道標
ひたすら紀見峠方面を目指す。
金剛山への道標を見るたびに、いつか行くのだろうかと考える。
たった5.2km歩くと金剛山なのだが・・・なかなか遠い。

10:33 金剛トンネル看板
金剛トンネルへと下る分岐がある。
トンネルマニアなら行かずにはいられない。ボクはマニアではないので行かない。
それじゃ、今日はここまで。其の二もお楽しみに!まったね~。
●其の二
●其の三
南海河内長野駅より南海バスで金剛山ロープウェイ前へ。
コース(其の一)
金剛山ロープウェイバス停~久留野峠~中葛城山~神福山~千早峠~金剛トンネル標識

8:20 金剛山ロープウェイ前バス停
河内長野から全席がうまる程度の乗員。
やはり年配の方が多い。
20代~30代の登山者は、六甲でしか見かけたことがない。
若者の多くは高い山へ向かうのかもしれない。
とにかく、山にいる年配の方々は強い。
バスの中ではよぼよぼに見えても、山に入ると断然ボクなどより早く登る。
まったく恐ろしい。

トイレ前
ここのトイレで気合いを入れて出すものを出しておかなければならない。
今回のコースにトイレは無い。

うめ子
うめ子が来ているのは、
フェニックス社(マーベルピーク)のウィンドストッパーパーカ。

車止め
地図に「車止め」とあり、その先が登山口になっていたのだが、
頭の中で車止めというものが正確に認識されておらず、
というよりも、
「坂道で車が後ろに行かないようにタイヤにかますやつ」
という誤ったイメージを抱いたまま道を探す。
結局ロープウェイ乗り場の方まで行ってしまい、どう探しても道が無いので地図をよく見る。
車が進入できないようにしてあるから、車止めだということに気付き、
そそくさと車止めがあるところへ戻る。

登山道開始
コンクリートと砂利の道から始まる。

階段よりはましだが、はなはだ急な坂道。
おもわずS字S字に登ってしまう。ヨチヨチ歩く。
前方にはまっすぐ直登しているうめ子。
おいてきぼりで寂しい。
それにしても、今までで一番キツイ坂道。

階段よりはましな坂道の次は、目も暗みそうな階段が出現した。
あまりにも強烈なので脇に生えている植物などに気を逸らしてみる。
やっぱりしんどかった。

8:57 久留野峠
階段を上りきると久留野峠(休憩場所あり)にたどり着く。
先に見えていると思うが、
ここから中葛城山までがまた強烈だ。
今来た道もなかなかにハードだったこともあり辟易する。

振り返って見て、そのキツさが再認識される。

ダイヤモンドトレール
ダイヤモンドトレールを歩く。
ここまでの強烈な急坂を思うと、ダイヤモンドトレールが大好きになりそうだ。

9:00 中葛城山三角点入り口
久留野峠から少ししてクマザサの原っぱが見え始めたところの左手、
中葛城山三角点への入り口がある。
「葛城山三角点」の小さな手書き道標が木にぶらさがっている。

いちめんクマザサ。みごとな景色。

三角点を目指し、まよわずに直進すること。
気を強く持たなければならない。必ず三角点はある。

ササの原が途切れ、雑木林の奥に三角点を見ることができる。
山の最高点にばかり三角点があると思ってはいけないということを勉強させられた。
直進の得意なうめ子について行って良かった。

中葛城山三角点
なんとなく地図とコンパスを手に持っているが、
この三角点を探すのには役にたっていない。

山頂の奇麗な尾根道。
みごとな山道。山道ベストテンに入るんじゃないだろうか。
整然として美しい。

三角点を見つけられなかった人が掛けていった札。
「三角点がない~」と書いてあるが、
誰かに「有る」と誤りを訂正されている。
まあこの人も、こんなところに札をつるすくらいだから、
こうやってボクにさらしものにされても文句は言うまい。

中葛城山看板
937m。今までで一番高い山。
六甲山931m。
岩湧山897.3m。
ダイヤモンドトレールをひたすら進む。


スギ、ヒノキが続く。
とくにヒノキが多く目に付く。日当たりの良い尾根にはヒノキ。
美しい植林地だ。
強風のため、パラパラと小枝が落ちてくる。
こういうことも考えて帽子は必須。
たまに手のひらよりも大きな枝なども落下してきて地面にささったりしている。
次回からはしっかりと帽子をかぶろう。

9:44 高谷山看板
934.8m。ただの通りすがりの山なのに、すでに六甲山最高峰を超えている。

丸太の階段を下る。


10:05 千早峠
「天誅組が駆けた道」看板などがある。
※天誅組:幕末の尊攘過激派。公家の中山忠光を主将に土佐脱藩浪士などで構成される。討幕の先駆けとして大和国で挙兵するが、幕府軍に討滅される。
天誅組総裁、吉村寅太郎の辞世の句・・
「吉野山 風に乱るる もみじ葉は 我が打つ太刀の 血煙と見よ」
善し悪しは別として、その生々しさ、熱さがボクの心を強く刺激する。

来た道をそのまま直進するような感じで神福山方向を目指す。

道標
葛城二十八宿経塚というものがあるらしい。

地図には無い道への分岐。
これまでの経験から、階段がある方を正解として進む。
右の道がどこへ通じているのか気になるところだけれど、気になるだけで調べていない。


神福山への登り道。
ルートどおりならば神福山山頂へは行かず、迂回路になってしまう。
やはりここは登っておくべきだろう。

祠

10:15 笹尾神社
神福山(じんぷくやま)山頂。
このサイズでも神社と言っていいのだろうか。
人は見た目じゃ無いというが、神社もしかりか。
ちょっとした広場になっているので、人目を気にせず休憩することができる。
笹尾神社を横に見、そのまま反対側へと下るともとのルートにもどることができる。

10:25 神福山看板

道標
ひたすら紀見峠方面を目指す。
金剛山への道標を見るたびに、いつか行くのだろうかと考える。
たった5.2km歩くと金剛山なのだが・・・なかなか遠い。

10:33 金剛トンネル看板
金剛トンネルへと下る分岐がある。
トンネルマニアなら行かずにはいられない。ボクはマニアではないので行かない。
それじゃ、今日はここまで。其の二もお楽しみに!まったね~。
●其の二
●其の三