苦楽の彼岸 山あるき 森あるき

こんにちは!umebocです。
主に近畿の山々をうめ子と2人で歩いています。

2011年10月23日(日)【観音峯~みたらい遊歩道(奈良県天川村)】 其の二

2011-11-15 | 大和・吉野・赤目エリア
【観音峯~みたらい遊歩道(奈良県天川村) 其の一】






8時18分 観音峯展望台

観音平の標高は1208mある。普段ボクたちの歩く山の中ではわりと高いほうだ。






それにしても、ここの見晴らしの良さはなかなかのものだ。
ぐるりと囲う山々を、視界を遮られる事無く見渡す事が出来る。





石碑の足下にはそれぞれの山の名前が記されていて、
円上に配置されているので大変見やすい。




ぴょこんと飛び出しているのが大日山で・・その右横が稲村ヶ岳(1726m)か。
左に目をやると山上ヶ岳だ。











画像の右側が方角で南になる。少し尖っている山が頂仙岳(1717m)。
ほぼ真ん中に見えている高い山が弥山(1895m)だ。

あれらの山々にも、いずれはお邪魔するのかなあ。









南西にはみたらい渓谷がある。
あたり一面ススキの原。気軽なピクニックに、ここでのんびりするなんてのも良いだろうなあ。



後ろ髪を引かれながらも、観音峯山頂を目指して出発。
北方向、正面に見える急坂を上る。



観音峯展望台から正面に見えるピークが観音峯山頂だと思い込んでいたのだけれど、まだ先だった。
愕然としつつ先へと進む。





葉っぱ



ムラサキシメジ










ブナの林の中、大きな木が倒れている。
こういった倒木にはキノコが生えているものだ。









ザトウムシ(節足動物門鋏角亜門クモ綱ザトウムシ目)/画像中央

ときたま、山で見かけるこの変なクモ。名前はどうやら「ザトウムシ」。
丸い体から出ている8本の足が極端に細長くて、その姿は虫というよりエイリアン。















ようやく山頂に到着する。






8時58分 観音峯山頂(1347.4m)

これといって特徴の無い山頂。展望もあまりよくない。
そそくさと退散する。





いったん下り、三ツ塚(1380m)へと向かう。








やがて植林帯の中を歩くようになる。





道標

あと200mで三ツ塚とある。






9時25分 三ツ塚





ここも展望は無く、あっさりと退散する。









三ツ塚から法力峠へと稜線を歩きつつ下るのだけれど、
そろそろ空腹を覚え始めた。
どこか良い場所は無いかと探しながら歩く。



木々の隙間から奇麗な緑に覆われた山肌が見えていた。





日の当たる平坦な場所を見つけてお昼休憩突入。



9時51分~10時31分 昼休憩

VARGOの風防、アルミ製の薄い板で出来ていてとても軽い。
トランギアのアルコールバーナーにはちょうど良い高さだ。
ガスバーナーに使っていた風防は火に炙られると溶けてしまうのでアルコールの時はこちらを使用する。




今回から導入、macpacのゲイター(ショート)

登山靴が長靴に早変わり。















10時53分 法力峠





法力峠の分岐にある道標には、観音峯へ2.5km、稲村ヶ岳へ3.7km、稲村ヶ岳登山口へ2.9kmとある。
いずれは稲村ヶ岳へ行ってみたいものだ。
この日も、頑張って行ってみようか?なんて思ったけれど、さすがによしておいた。
Vの字に道を折れて「稲村ヶ岳登山口」へと向かう。





この辺りからは整備された山道をのんびりと下るようになる。








なっ何かいるっ!!







ヒキガエルだった













途中、橋のかかった渓流には岩がごろごろ。
なにか金になりそうなものでも落ちてないかな。と、わりと本気でのぞきこんでみる。




パンダ石・・・いやバクだなこれは。余裕があれば欲しいくらい見応えのある石だ。
となりの白いのは晶質石灰岩かな。
このあたりには面白い岩がたくさんあるようだ。





道標のある所まで来た。
あと900mで稲村ヶ岳登山口だ。法力峠から2km歩いてきたのだ。



それでは次回、洞川温泉街、みたらい遊歩道を歩く【其の三 完】でお会いしましょう。まったねー。


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