Japan’s Mitsui E&S Launches ‘Kumano’ 「くまの」 New 30FFM Frigate For JMSDF
排水量約3000tの小型艦ではあるが、欧州的な艦艇は初めてである。
上はフランス海軍のラフイエット級フリゲート艦であるが、ステレス装備には負けない護衛艦が、12月に進水した護衛艦「くまの」である。自衛隊の護衛艦といえば、4000tクラスであるが、今回は、3000tクラスの小型護衛艦である。建造したのは三井造船玉野艦船工場である。
新護衛艦は、新しいコンセプトの「多機能護衛艦(FFM)」である。果たして、新コンセプトとはなにか。
諸外国海軍での例を見てもこのタイプの艦船は比較的小型で多目的性を盛り込んだ艦艇を指す場合が多いようだ。海自では従来にない新コンセプトの護衛艦は「掃海機能」もある。
沿岸警備を行ないながら機雷戦(機雷の敷設)や除去等を実行、対機雷戦機能を持つ護衛艦を建造した事である。諸外国のコメントでは中国が毎回の事であるが、「たいした事でない」と言明。
★主兵装等 全長133m、全幅16.3m、排水量3900トン
最大速力は約30ノット(約55.6km/h)以上。主機関となるガスタービンエンジンは英ロールス・ロイス社製を川崎重工 兼ドイツ製だ。最大速力時は2基のエンジンが稼動する仕組だ。
兵装は127mm砲1基は当然、対空ミサイル等は図面で確認してほしい。ただ、この艦のステレス製は素晴らしい。