楽善な日々

新社会人となった楽と、大学生善、おとん、そしておかんの日々を綴ります。新しい街に引っ越して、新しいスタートを切りました。

怒涛のごとく過ぎた一週間~いつの間に夏休みに突入

2019年07月27日 | 2019年日記
怒涛のごとく一週間が過ぎた。
そして、ふと我に返ると、夏休みに突入していた。
いつの間に!!!
何がなんだかわからないまま、夏休みになっていた。
この一週間、何が起きていたのだろうか。
少し思い出してみたい。

おかんはというと、
勉強合宿の引率で、120分授業を一日2回こなした日々があった。
そんな日々を二日間がんばった。
「高2特進クラスが受験に向かうためのきっかけとなる授業」
コンセプトはこんな感じだった。
きっかけをどう作ってあげよう?
期末テスト後、悩みに悩みつつ用意に励んだ。
結果、全部英語で授業してみたけど、どうだったかな?
きっかけになるような、インパクトあったかな?
なにはともあれ、準備が間に合ってよかったよかった。
ぎりぎりセーフとは、このことだ。

生徒のみんなは2泊3日お泊りだけど、私は通いでOKとのこと。
少し気が楽。
しかも同じく通いの英語科主任が、車で家の近くまで送ってくれるという。
なんともありがたいお話。
「送っていってあげるから、付き合ってほしいところあるんだよね」
「え~!もちろん!どこです?」
「親戚がやっているたい焼き屋さんがあって、せっかくこっちに来てるから、寄って買っていこうと思って」
「え~!それなら、私も楽と善にお土産買いたいです!」
商店街の中ほどにある、こじんまりとしたたい焼き屋さんに到着。
主任が作った英語のメニュー、米軍の方たちをターゲットにしたものですか?
カレー味まであるのは、海軍カレーからの発想かしら?
すごーく美味しそうなたい焼きを、4個購入。
と思いきや、主任がおごってくれたうえ、
主任の親戚の店長さんが、2個おまけでゴマ味のたい焼きを入れてくれた。
ということは、全部で6個。
ありがたい!しかし食べきれるかな?

心配は無用だった。
帰宅してみると、善の部屋には、ぎゅうぎゅう詰めに友達が集っていた。
みんなで善のベッドに並んで座って、何をしていたのやら。
みんなにたい焼きをふるまう。
「ごちそうになりまーす!!」
「お!俺、この店知ってます!」
お土産あってよかった。主任ありがとうございます。

そんな日もあり。
お土産にプリンを買った日もあり。
合宿をやり遂げた安心感で、おかんが疲れて寝てばかりだった日もあり。
善が成績表をもらってきて、ショックやら予想通りやらの日もあり。
楽がスペイン語のテスト勉強をしてた日もあり。

私は中学のとき第二外国語がスペイン語だった。
アメリカに住んでいたから、第二外国語はスペイン語、ドイツ語、フランス語等々から、選べた。
スペイン語を選んだのは、幼稚園のときにカナリア諸島に住んでいて、
そこの公用語がスペイン語だったから。
幼稚園はインターナショナルだったので、私は英語しか話せないけど、
スペイン語はなじみ深かった。
中学のときのスペイン語の先生は、大好きだった。
大好きな先生にアピールしたくて、いつもクラス一番の成績を取った。
だからなのか、楽の勉強を横で聞いていると、意外とたくさん覚えていた。
二人で、スペイン語で話したり。
「今は何時ですか?」「8時より15分前です」「ミルク入りコーヒー」
「私は東京出身です」「おはようございます」「たくさん勉強します」「朝食を8時に食べます」
なんのこっちゃ?言えることを言ってみる遊び。

そうそう、おとんが一日だけ帰ってきた。
帰ってきたらすぐさま動くおとん。
たくさん買い出しをしまくり、たくさん洗濯をしまくり、
たくさんお惣菜を作りまくり…
そして、夕飯はみんなでスシローに食べに行った。
お寿司を頬張る楽と善の写真を撮りまくり、
おとんは怒涛のごとく単身赴任先に帰っていった。

本日は善は部活からの小学生時代の友達と祭りへ。
楽は山登り前の山登りメンバー顔合わせへ。
台風が心配されるなか、精力的に外で過ごす二人です。

この一週間は、たくさんのことが起きすぎて、付いていけず、
もう夏休みなのねとつぶやきつつもペースと実感がつかめていない。
本日は台風に備えていろいろ家の周りを片付けて、
一見テキパキ動いているけれど、
この怒涛の日々を手中につかみそこなっている。

私の身体と心の動きより、世間の動きのほうが盛沢山だったため
何か記憶喪失に似た、付いていけない感を感じる一週間でした。
                             おかん