なんとかなるさ~

山とか、映画とか、子どもとか、仕事とか

1月の読書

2018-01-28 17:13:20 | 
今年から月に一冊は本を読みたいと思っておるのですが、今月は3冊読めました。
とはいっても、うち二冊は2時間ほどあれば読めるような本でして…

『君たちはどう生きるか』は、息子くんへのクリスマスプレゼントとして買ったもの。
残念ながら当の本人にはほとんど響かなかったようですが、評判にもなっているように、自分には考えさせられるものはありました。
そうだったのか、と思ったのがニュートンの話。
りんごが落ちてっていうのは有名だけど、そこで月や星が落ちてこないこととの違いから重力の発見につながっておったのですね。

『命の底が抜けタァ』は勉強会をしている先輩から借りた本です。
家を出て製紙工場で働いた読書好きの女の子の話。
とはいってもノンフィクションで、その女の子が著者です。
戦争中だったとはいえ、反戦的な本を読んでたことから、捕まってひどい目に。
貧しさと戦争から、多くの人が仕方ないと諦めてた中で、彼女は本をたくさん読んで、いろんな困難に立ち向かっていきます。
ここまで強く生きていける人もそうそういないだろうけど、戦時中の日本のひどさには呆れました。

図書館で借りたのが『101個目のレモン』。
俵万智のエッセイです。
同じような立場にあるのと、田舎暮らしもしてて、憧れの人でもあります。
このエッセイの時はまだ親にはなっていなかったようだけど、
恋愛の短歌も出てきたりして、想像してたより、恋愛経験も豊富そうでした。
短歌もちょこちょこ紹介されていて、改めて短い言葉でもいろんなことを想像させることができるってすごいよなぁと思いました。

月一の読書記録はいつまで続くか分からないけど、
正直活字を読むのは面倒くさいなぁと感じることも増えてきたけど、
読んでみたいなと思う本はたくさん。
とりあえず2月はジェーン・スーの本にしてみようかな。


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