最近見始めた韓国ドラマ。
恋人に浮気されて、別れた後に妊娠が発覚した女性と、
財閥一家でおばあちゃんの決めた人との結婚を避けたい男性が偽装結婚するお話。
ぱっと見ドタバタコメディっぽくて、興味はなかったのだけど、
いつもランキングに上がっているので、気になって見始めました。
コメディではあるけど、主人公が未婚で子どもを産むことへの風当たりがきついのにびっくり。
これまで見てきた韓国ドラマでも婚前交渉はタブーっぽい雰囲気はあったので、
珍しいなぁと思ったけど、ドラマでは仕事を辞めさせられて、
家族は産むことに反対で、母親には産むなら親子の縁を切るとまで言われ、家からも追い出されます。
もちろんフィクションで、実際はそこまで世間の目は厳しくないと思いたいけど、
つい自分と重ねてしまって、そんなにダメなのかい!?
いくらドラマとはいえ、ここまであからさまに否定するのもよくないんじゃないの!?
と腹立たしくもありました。
自分が決めた時も不安で、泣いたこともあったけど、
幸い家族が反対することはなかったし、あからさまに批判を受けたこともなく、
おまけに鈍感なもんで、周囲のそういう声もあまり耳に入ってこなかったんです。
でもあの状況だったら自分もためらったかも。
日本より儒教の教えが残っているのか、家族(血)のつながりも強い気もします。
日本の方が性的価規範は緩やかで、個人主義的な考えが広まりつつあるのかも。
いずれにしても、周囲のサポートさえあれば一人でも産もうと思う女性が増えるのは確か。
日本も韓国も少子化なんだし、結婚しててもしてなくても子どもを産みやすい、育てやすい社会になってほしいもんです。
ドラマはベタな感じはするものの、全部で50話もあるので、これからもいろいろありそう。
春休みの楽しみが一つ増えてよかったです。
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