時間はたっぷりあるので、韓国ドラマをたくさん見ています。
おもしろいやないの!!と思ったのが『ハンムラビ法廷』。
新米判事が主人公でまだちょっとしか見てないけど、セクハラを取り上げていて、主人公自身も被害を受けた経験を持ってます。
最初に見たのは正社員ではなく立場の更に弱いインターンを狙ってセクハラする上司の事件。
次に見たのは同僚の女性判事が女性嫌いの上司からのプレッシャーに負けそうになるもの。
韓国も日本に負けず劣らず長時間労働や年功序列が主流のようで、
立場の弱い側の声はかき消されてしまいます。
でも主人公はその声にきちんと耳を傾けて、それを周囲にも聞かせるんです。
もちろん自分からも言うし、行動するのもかっこいい。
女性にとって働きやすい職場は男性にとっても働きやすいはず。
ゼロサムじゃないのに、なぜかその構造を変えようとはしないのはどこも同じなのかもしれないけど、
こうやってドラマで取り上げられると、おかしいよねと思う人も増えるはず。
これからどんな事件が取り上げられていくのかとても楽しみなんだけど、
一つ残念なのが日本版のポスター。
なんでこんなにピンクいっぱいで、余計な副題までつけるのか…
たしかにこの二人の恋愛もストーリーの柱になってるんだろうけど、
なんだかなぁという気がしてなりません。
韓国版にいるおじさんは二人の上司で、彼も主人公に影響されてか変わっていきます。
きっとこの3人でいろんな事件を解決していくんだろうに、
なんでこんなに恋愛モード全開にするのか、
ちょっとバカにされてるようでちょっと不快です。
ともあれ、毎朝の楽しみが一つ増えたのはうれしいこと。
このドラマで韓国の社会問題も学べそうです。
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