マーベル好きの息子くんのおかげで、マーベル映画はそこそこ見てきました。
『シャン・チー』も見たしね。
高校受験を控えているのに、見たい映画を全部見るわけにはいかんだろうということで、
ヴェノムは諦めてもらう代わりに『エターナルズ』を見てきました。
いろんなヒーローがいて、その1人がアンジェリーナ・ジョリーで、彼女が主役なのかと思ったら…
いい意味で裏切られたというか、これまでのマーベル映画とは一味も二味も違う感じ。
メインキャストはいろんな人種からなってるだけでなく、ゲイと聴覚障がい者もいるんです。
ストーリーも紀元前から始まって、ところどころに各地の歴史が織り込まれてて、被爆された広島もちょこっとだけど、大事な意味を持たせてでてきます。
アメリカ中心じゃないんですわ。
リーダーも今までとは違うタイプで、フィジカルな強さだけでなく、優しくて控えめな女性。
彼女の持つ力はすごいのに、その凄さを自分でもうまく表現できず、前面にもださないんです。
ブラックパンサーも衝撃的だったけど、その次かも。
エンドロールを見るとクロエ・ジャオの名前が出てきて、誰だっけかなぁと帰って検索すると『ノマドランド』の人。
実は『ノマドランド』も先月見て、単純で物欲まみれの自分にはあまりささらなかったけど、自然の美しさと厳しさには感動しました。
『ライフ』を見た時も思ったけど、大きなスクリーンで見たかったです。
なるほど…とも思ったし、彼女を監督として迎えたマーベルにも驚き。
日本でもこんな風に女性の監督を超大作に使わないかねぇ。
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