ウェネトさまの館

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ビスうさ・ウェネトと申します。
どうぞごゆるりとおくつろぎ下さいまし。

「書架に棲むもの -江村あるめ小品展-」(古書ドリス)

2015年08月16日 22時09分48秒 | 展覧会・美術関連

本日は、古書ドリス「書架に棲むもの -江村あるめ小品展-」へ行ったのでございます。
http://www.kosyo-doris.com/

本当は昨日の初日一番乗りで行きとうございましたが、お伴のEが昼から仕事で行けなかったのじゃ。しくしく

(写真は許可を得て撮っております。
「ビスうさ越しの写真ならアップしてもよい」とのお許しも頂きましたぞ。
個々の作品のお写真は、古書ドリスのInstagramなどでご覧下さいまし。)

13人の小さな《ひなドール》、どの子も個性的で可愛いですのぅ。
なんたらいう粘土(お伺いしたのですが、シロウトゆえ記憶になく…)を土台に一部和紙を貼っており、質感の違いもよろしゅうございます。


殆どのひなドールの足に赤い糸が結ばれておりますが、これは既に行先が決まった印。
昨日は開廊前から行列だったそうな。

わたくし、迦陵頻伽めいた《おだんごちゃん》(向かって左側の子)に一目惚れするも、やはり右足に赤い糸が(号泣)
おだんご2つの髪型、お顔のメイクと羽先の華やかな彩色に赤い靴、可愛かったのでございます。


シャチ、ヨウム、ハヤブサの《たまごドール》がめっちゃツボ。
こちらもなんたらいう粘土に和紙を貼って、アクリル絵具で彩色しておるそうな。

上半身が動くようになっており、お辞儀やお座りも出来るのでございます。
特にシャチらしからぬシャチ、尻尾が進化?した足といい、スナメリの如きすっとぼけた表情といい、面白過ぎじゃ。


なれどハヤブサ好きゆえ、こちらを連れ帰ったのでございます。

命名!「ホルスさま」


たまごドールよりもっと小さいねこドールは、色も色々。
どの猫も羽が生えており、メタボ体型と表情も面白可愛うございます。
小さな目は、描き目、グラスアイ、キャッツアイと3種類あり、見比べると違いが。

作家ご本人もいらっしゃっており、色々お話をお伺いする事ができて、たいそう嬉しく楽しゅうございました。

会期は28日まで。
ひなドールは最終日まで展示されておりますが、たまごドール、ねこドール、謎の果物ドール(?)は購入するとそのまま連れ帰られますゆえ、ご覧になりたい方はお早目に!

本日は深川神明宮例大祭の最終日とかで、古書ドリスの前もお神輿が練り歩いたのでございます。
深川神明宮にも寄りとうございましたが、本日もこの後Eが仕事へ行かねばならず、諦めて森下を後にしたのでございます。