ウェネトさまの館

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「桑原聖美日本画展 春風桃季のフローラ」(あらかわ画廊)

2018年10月20日 05時48分40秒 | 展覧会・美術関連

前回の日記の続きでございます。

この日はまず、あらかわ画廊「桑原聖美 日本画展 / 春風桃季のフローラ」を観ましたのじゃ。
http://あらかわ.jp/kyobashi/?p=669
(写真撮影は許可を得ておりまする)


 

桑原聖美の日本画は、特に人物が繊細な美しさで気品があってツボなのでございます。
フローラをテーマに、新作旧作合わせて20点の展示で、旧作にも手を加えたそうな。


 

《春風桃季のフローラ》絹本・彩色
本展のDMの作品。足元の花々も綺麗。


 

女性がたいそう美しいゆえ、アップも載せちゃいます。 

《閉ざされし園 ホルトゥス・コンクルスス》画布・彩色
お気に入り作品。額も素敵。


 

《雨の百合》絹本・彩色


 

《始まりの歌 -テ・デウム-》画布・彩色


 

《歌姫》絹本・彩色
天井から天使が覗いちょる。


 

《椿姫》絹本・彩色
可愛い椿姫。もう1点、墨色の椿姫もございました。


 

《アナスタシア(夢野久作「死後の恋」より)》板
板の木目も生かされた、騙し絵チックな作品。


 

《はじめての、やさしい諧謔》画布・彩色
真珠に囲まれたガラスを描いた部分が不思議な透明感があると思うたら、水晶末なる天然岩絵具を塗っておるそうな。


 

《レディ・リザード》絹本・彩色
今年の5月に「乱歩先生とわたし」展で観て、お気に入りだった作品。
再会できて嬉しゅうござりますが、今回で見納めじゃ。


 

作家ご本人にもお会いでき、作品や技法についてもお話をお伺いできて、たいそう楽しゅうござりました。
会期は10月27日まで。